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欠片小話  作者: 鏡野ゆう
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甘さ控えめ - 僕の人魚姫 より -

「田宮さん、明日はちょっと付き合って欲しいところがあるんですけど、良いですか?」


 夜、珍しくマコさんの方から電話をしてきた。おりしも明日はバレンタイン。まだお試し期間だけれど何となく期待してしまうのは俺が男だから?


「何か予定を入れているならまた今度にしますけど・・・?」

「いや、マコさんとのデート以外は予定に入れてないから大丈夫だよ」

「良かった。だったらいつもの場所で待ってますね」


 二人の待ち合わせ場所はオフィス街にあるカフェ。アイドルがこんな場所で待ち合わせをしてと最初は驚いたのだが、意外と灯台もと暗しなのか今のところ誰かに気付かれたということはない。マスターが心得ている人なのか、たまに出る時は裏口を利用させてもらったりとなかなかスリルを感じる時もある。


 俺が店に着いた時にはまだマコさんは来ていなかった。マスターは俺の顔を覚えてくれているようで、いつもの指定席につくと何も注文していないのにコーヒーが出てきた。コーヒーと一緒に出てきたのはチョコレートチップの入ったクッキーだ。


「別に他意はありませんよ。バレンタインデーで妻が今日の為に作ったものなのでサービスです」


 俺の考えを先読みしたのか、マスターが苦笑いしながら言った。甘いクッキーとコーヒーを口にしながらまったりと時間を過ごす。マコさんは今日は朝一の収録が終わればオフの筈だった。こんな感じに俺の休暇に合わせてオフれるようになったのは、新しい事務所に移籍したお陰だ。本来ならばこういう日にアイドルがオフというのはなかなか無いらしい。それもこれも水嶋・松下夫婦のお陰なのだろう。


 そうこうしているうちに店の前に車が止まり、そこからマコさんが降りてきた。車を運転しているのは新しいマネージャーの斎藤さん。とても落ち着きある女性で、数年前までは日和さんの付き人をしていたらしい。


「お待たせしました。ちょっと収録が長引いちゃって」

「大丈夫だよ。今日が仕事だって分かってるんだから気にしないで。で、珍しくマコさんから連絡してくれたのには何か理由でも?」

「行ってからのお楽しみです♪ でもその前にここでケーキセット頼んでも良いですか? ちょっとお腹すいちゃった」


 席に座ると同時にメニューを手にした。


「いいけど、ケーキでいいの? 何か普通に食べたら?」

「甘いモノが食べたい気分なんですよん。えーと、イチゴのショートケーキと温かい紅茶をお願いします」


 マコさんは注文をすると、持っていたカバンの中からギフト用の小さな紙袋と可愛い包装紙とリボンでラッピングした箱を俺の方に差し出した。


「えっと迷ったんですけど先ずはチョコレート。やっぱりバレンタインはチョコを貰わないと始まらないですよね?」

「ありがとう」

「えへへ、斎藤さんに教えてもらったトリュフを作ったんです。手作りなのでちょっと形がバラけてるんですけど、味は大丈夫なのでお家で食べて下さいね」

「忙しいのに作ってくれたんだ、嬉しいな。なんだかファンの子達に嫉妬されそうだね」


 市販のチョコレートのバレンタインバージョンのCMにマコさんが登用され、それが今年のバレンタインにはバカ売れしているとか。それを口にしたらマコさんは苦笑いしながら、“せっかくのチョコレートなんですから味わって食べてあげてほしいんですけどね”と言っていた。


「世界でたった一つですからね、私の手作りチョコ。ちょっと自慢しても良いですよ?」

「お父さん達にはあげてないの? あげたら喜ぶと思うんだけどなあ」

「二人にはお母さん達がいるからいいんです。私があげたかったのは田宮さんなんですから」


 さりげなく嬉しいことを言ってくれるよね、マコさん。もうお試し期間は打ち切っても大丈夫じゃないかなと思う。ケーキを頬張っている彼女を見守りながらそんなことを思った。



++++++++++



「うふふ」


 移動中の車の中で出来上がったチョコレートトリュフを眺めていると自然と笑みがこぼれてくる。今日はバレンタイン。仕事で色々と忙しかったけれど何とか間に合った。これもマネージャの里美さんのお陰。里美さんは元々は日和さんの付き人さんだった人で、私がこっちの事務所に移籍した時にマネージャーになってくれた人だ。


 そしてチョコの他にもプレゼントを考えている。バレンタインってチョコに拘る必要はないって何処かのホームページで見かけて、それからずっと贈りたいって思っていたものがあったんだ。気に入ってくれるかな、田宮さん。


「じゃあマコちゃん、明日は朝8時迎えに行くから寝坊しないようにね」

「はい。お疲れ様でした」

「がんばって♪」


 いつものカフェの前で車を停めてもらって車を降りる時、里美さんにガッツポーズで見送られてしまった。んー・・・まだお試し期間中なんだけどね。最近では田宮さんとデートするのが楽しくて、そんなこと忘れちゃてるけど。


 お店に入ると、いつもの席に田宮さんは座っていた。こちらを見てニッコリと笑ってくれる。田宮さんのこの笑顔を見るとドキドキしちゃうんだ。もしかして私、本当に恋してるのかも。


「お待たせしました。ちょっと収録が長引いちゃって」

「大丈夫だよ。今日が仕事だって分かってるんだから気にしないで。で、珍しくマコさんから連絡してくれたのには何か理由でも?」


 知りたがっているのは分かってるけどまだ教えてあげない。


「行ってからのお楽しみです♪ でもその前にここでケーキセット頼んでも良いですか? ちょっとお腹すいちゃった」

「いいけど、ケーキでいいの? 何か普通に食べたら?」


 一度、仕事が忙し過ぎる時は移動中にカロリーメイトで済ませちゃうって話をしたら、凄く渋い顔をしていたことがある、女の子はそんな過激ダイエットみたいことをしてたら駄目だよって。それから会うたびにちゃんと食べた?痩せた気がするけど大丈夫?って言われるようになった。田宮さんって意外と心配性なんだよね。


「甘いモノが食べたい気分なんですよん。えーと、イチゴのショートケーキと温かい紅茶をお願いします」


 実のところ、ロケ弁があまり美味しくなくて残しちゃったんだ。移動中お腹の虫が騒いでちょっと後悔したけど。注文をしてから待ている時間を利用して、チョコレートを渡すことにする。


「えっと迷ったんですけど先ずはチョコレート。やっぱりバレンタインはチョコを貰わないと始まらないですよね?」


 そう言ってラッピングした箱を差し出した。ラッピングも自分でしたんだよ? マコってまだ天然オバカキャラで通しているけど実のところ手先は器用だって知ってた?


「ありがとう」

「えへへ、斎藤さんに教えてもらったトリュフを作ったんです。手作りなのでちょっと形がバラけてるんですけど、味は大丈夫なのでお家で食べて下さいね」

「忙しいのに作ってくれたんだ、嬉しいな。なんだかファンの子達に嫉妬されそうだね」

「世界でたった一つですからね、私の手作りチョコ。ちょっと自慢しても良いですよ?」


 確かに一部のファンの子達に知れたら大変なことになるかも。だから田宮さんはきっとお友達の宮原君ぐらいにしか自慢しないと思う。私が芸能人だってことを私以上に分かっていて気を遣ってくれているのだ。


「お父さん達にはあげてないの? あげたら喜ぶと思うんだけどなあ」

「二人にはお母さん達がいるからいいんです。私があげたかったのは田宮さんなんですから」


 まあ確かに彼方さんも聡司お父さんも欲しそうな顔はしてたんだけどね。“彼氏”には勝てないよねとか言って二人で慰め合っていた。あの二人って何であんなに気が合うんだろ、全然違うタイプなのに。


 ケーキを食べる間、田宮さんは洋上訓練に出ている間にあった宮原君達との笑えるエピソードを話してくれた。機密扱いが多いから無理に話してくれなくて良いですよ?って言ったら、他の乗組員さん達はロケ以降、マコちゃんを船の一員だって認めているから少しぐらい大丈夫だよって。ま、本当に話しちゃいけないことは話していないと思うんだけどね。


「ところでさ、マコさん」

「はい?」

「なんで宮原のことは“宮原君”で僕は“田宮さん”なの?」

「え・・・特に意識はしてなかったんですど何となく?」

「そう」


 なんだか釈然としない、という顔をしている。


「多分、初めてロケで会った時に“田宮さん”って呼んだせいだと思います」

「でも宮原はさん付けじゃなくて君付けだよね・・・俺とあいつ、同い年なんだけど、その差は何?」


 田宮さんに言われるまで気がつかなかった。そう言えばどうして宮原君のことは君付けで呼ぶようになったんだろう、年上なのに。


「でも、田宮さんのことを今更“田宮君”って呼べませんよ?」

「名前で呼んでくれても良いよ、秀一って」

「秀一、さんってこと?」

「そう」

「・・・お試し期間中に名前で呼ぶって変じゃないですか?」

「ああ、お試し期間。それってまだ続けたい? こうやってチョコレートもくれたのにお試しってそれも変だよね。これが義理チョコじゃない限りは」


 それ義理チョコだって思われてた? 違うよ、義理チョコだったら高級チョコを買って渡すもの。何とも思ってない人に手作りのチョコなんて渡さないよ。なんだか急に悲しくなってポロッて涙が零れてしまった。それを見て慌てたのは田宮さんの方。


「ああ、ごめんっ! 別に怒ってるとかそういうのじゃなくて、マコさんを泣かせるつもりはなかったんだよ?」

「田宮さんは怒ってもいいです。だってお試し期間の提案を受け入れたのは私の方だし、それに付き合ってくれているのは田宮さんの方だから。こんな中途半端な状態ってやっぱ嫌ですよね、ごめんなさい、私、今まで男の人とお付き合いしたことがないから良く分からなくて・・・」


 目をごしごし擦ったらハンカチが差し出された。けどそれには手をつけず自分の持っていたバッグからお気に入りのハンドタオルを出した。


「こっちこそゴメン。今日こうやってマコさんと会えて、しかもチョコレート貰って凄く嬉しかったんだ。なのにお試しとか言われちゃって何だか現実を突きつけられたみいで、ガッカリしちゃったんだよ。大人げないよね俺・・・」

「あの・・・チョコレートは・・・」

「駄目だよ、返さないからね。これは俺のだから。例え義理チョコでもマコさんが仕事の合間に俺だけの為に作ってくれたものだろ? だったら絶対に返さない」


 子供みたいな言い分に少しだけ笑みが浮かんだ。


「そうじゃなくて、そのチョコレート、義理じゃないです・・・よ?」

「え?」

「何とも思ってない人の為にマコは手作りチョコなんて作らないですもん・・・」

「え? ってことは本気チョコって解釈でいいの?」


 満面の笑みを浮かべている田宮さん。なんだか凄いプレゼントをもらった子供みたい。


「今ならまだ前言撤回できるけど?」

「撤回、ですか・・・」

「いやいやいやいやいや、しなくいい! しちゃ駄目! 絶対に駄目!! しないで下さい、お願いだから!!」


 周りで他のお客さんの噴き出す声が聞こえて、お互いに二人っきりじゃないことに改めて気がついた。芸能リポーターさんからすれば物凄いスクープなんだし、ここの常連さん達は絶対にそんなことはしないのは分かっているけど、やっぱり人に聞かれているのって恥ずかしいよね。


「あの田宮さん、出ませんか? 行きたいところがあるし・・・」


 更にoh...という残念がる溜息が聞こえてきた。自分が芸能人であることがちょっと恨めしい。


「ああ、そうだね。俺も人格崩壊したところを他の人に見られるのは恥ずかしいよ」


 田宮さんも苦笑いしながら席を立った。



++++++++++



「ところでね、マコさん」

「はい?」


 お店を出て、オフィス街の裏通りを歩きながら田宮さんがこちらを見下ろした。


「さっき、俺が差し出したハンカチ、使ってくれなかったでしょ?」

「え・・・ああ、あれはファンデとかついたら申し訳ないから・・・」


 それは分かってるよと頷く。それから、でもねって言葉をつないだ。


「でもね、自分が差し出したハンカチをマコさんが使ってくれないとか、そういう些細なことが実はとっても堪えるんだよ」

「そうなんですか? 私、そんなこと考えもしなかった・・・」

「俺、きっとマコさんをめちゃくちゃ甘やかしたいんだろうなあ・・・いわゆる溺愛願望っていうのか」

「で、できあい・・・」


 ふっと笑う田宮さん。


「だから、いつもとは言わないけどたまには俺に甘えてくれると嬉しいな」

「・・・難しそうだけど、頑張ります」

「とりあえず、お試し期間終了の記念に・・・」

「こんな所でキスは駄目ですよ?」

「しないしない、手を繋ごうって言おうとしただけ」

「ああ、それならいいです」


 ちょっと赤くなりながら指を絡めて手をつなぐ。いわゆる世に言う恋人つなぎってやつ。時々、田宮さんの親指が手の甲を撫でるのが心地良いやらくすぐったいやらで心ここに在らずな状態になちゃって、危うく目的の場所を通り過ぎてしまうところだった。


「ここ?」

「はい、アンティークのお店なんですけど、ここの御主人、スイスで修行した時計職人さんなんですよ。オーダーメイドの時計をお手頃な値段で作ってくれるんです」

「へえ・・・」

「田宮さんの腕時計はどこの?」

「これはケンテックスの海自仕様のやつ。うちの兄貴が任官祝いにくれたんだ。少しでも早くそれらしく見えるようにって。酷いだろ?」

「お兄さんって幕僚本部にいるっていう?」

「そう」


 ふむ、と考え込んじゃう。


「どうして?」

「その時計、当然、気に入ってますよね」

「兄貴からのプレゼントだしね」


 お店に入ると奥にある工房の方へと向かう。お店の御主人の伊織さんが奥から顔を出した。


「こんにちは、伊織さん」

「やあ、来たね。頼まれたもの完成してるよ」

「良かった、間に合って」


 伊織さんが奥の棚から持ってきたのは寄木細工の箱。フタを開けると腕時計が現れた。文字盤の大きさからして男物だってことは一目瞭然。


「あのね田宮さん。バレンタインデーってチョコレートに拘る必要はないって何処かのサイトで読んだことがあって、私、田宮さんにチョコレート以外に何か贈れる物がないかなって探したんです。で、思いついたのがここの時計だったの」


 自分がしている腕時計を田宮さんに見せる。


「これも、ここで作ってもらったやつ」

「あれ・・・これって?」


 直ぐに気がついてくれたみたいで箱の中の時計と見比べている。そう、私が今している腕時計と同じデザインなんだ、これ。


「チョコは食べたらそれで終わりだけど、これなら誰も持ってないし使ってもらえるかなって。でも、お兄さんがプレゼントしてくれた時計も大事だから、こっちはたまにつけてくれれば良いかな・・・」

「一応ね、船乗りさんだって聞いていたからダイバー用並の防水仕様にはしておきましたよ。それとね、マコさん、なかなか会えない人だから、せめてお揃いの時計でもしてたら寂しくないかなだって。ほんと、女の子の発想って可愛いよね」

「いやぁぁぁ、言わないでぇぇぇぇ!!」


 その時は真面目にそう思っていたんだけれど、改めて他人から言われるとのた打ち回りたくなるぐらい恥ずかしいよ! 伊織さんもそんなことバラさなくてもいいのにっっ!! 穴! 穴は何処ですか?! 穴があったら入りたいです!


「マコさん?」

「はいぃぃ?」


 顔を両手で隠してのた打ち回りながら指の隙間から田宮さんの顔を見上げた。田宮さんは自分がしていたお兄さんから貰った腕時計を外すと、その手をこちらに差し出した。


「その時計、マコさんがはめてくれる?」

「ふぇえ?」

「マコさんの手で」

「でも・・・」

「頼む」


 そんな顔して頼まれたら拒めないよ・・・。


「・・・はい」


 時計を箱から取り出して、田宮さんの手をくぐらせてパチンと留めた。ちょっとゆるいかな、標準サイズにしてもらったんだけど。


「ゆるくないですか?」

「全然大丈夫だよ。このぐらいの方が良い」

「デザインとかは気に入ってもらえました? 一応、お仕事の時にすること考えて派手にならないようにって考えはしてたんだけど」

「凄くカッコイイよ。けど手作りの一点モノってのが凄いよね、しかもマコさんとお揃いで」


 時計をはめている方の私の手を取って時計が並ぶようにすると、満足そうに笑った。


「これで寂しくない?」

「・・・離れていたらきっと寂しいと思うけど、この時計を見たら少しは元気になれると思います」

「僕は逆にこれを見てマコさんに会いたくてなりそうだよ」

「逆効果・・・?」

「海に出ている時は、これをマコさんだと思って大事にするよ。ありがとう」

「良かった、気に入ってもらえて」


 お店を出てから田宮さんがこちらを見た。


「今から予約しておく。きちんとお返ししたいから3月14日は必ず開けておいてくれる?」

「田宮さんは大丈夫?」

「多分ね。当日、来て欲しい場所をメールするから、そこに来てくれるかな」

「分かりました。楽しみにしてますね」



++++++++++



 3月14日の約束を取り付けた俺は、宮原曰く気持ち悪いぐらいニヤニヤしていたらしい。ドラマで海自隊員の妹役をやっていた時に色々と勉強したらしく、マコさんはこちらの事情を良く分かってくれていて助かった。それでも詳しい日程を話せないのは申し訳ないと思うのだが。


 それから数日後、とあるサイトでマコさんのしている腕時計が素敵だから何処のメーカーのものか知りたいという話題が出ていたらしい。伊織さんは限られた人からしか受注を取らないので口コミにも出ない人だ。そんな話を聞いて優越感に浸ってしまったのは俺だけの秘密。


 世間のマコさんファンの人、ごめんね、彼女は俺のものだから。



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