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兆兆発止  作者: ぱんろう
精鋭暗殺部隊来襲編
93/150

93話:秀助登場

過酷な修行に取り組んでいた秀助は、次第に本気で勝を倒しに行くようになった。

「そうだ!その調子だ!いいか!重要なのは、力を込めることだ!そうすれば、オーラが大きくなる!...はず!」

「師匠…全力の芥小町をぶつけるぜ!恨まないでくれよ!」

秀助は芥小町のために塵を集め始めた。

「馬鹿野郎!「恨まないでくれ」だと!?その甘さを捨てろと言っているんだ!お前は昔から聞き分けの悪いガキだった!」

勝は怒鳴った。秀助はかちんときた。

「なんだと!」

勝は続けた。

「大体、そんなゴミ能力で、仲間を守ることができるか!?」

この発言は、秀助を怒らせるのにうってつけだったようだ。

「なんだとぉぉぉぉ!」

秀助は塵を必死に集め始めた。すると、塵の塊だけでなく、オーラも肥大し始めた。そのオーラは化物のようにおぞましかった。

「!これは!」

「くらえ!芥小町!」

秀助から放たれた芥小町は、勝めがけてかなりの速さで飛んでいく。


「レベルΖ(ゼータ)!『雲泥分解』!」


勝は飛んできた塵の塊を一瞬で分解した。分解された塵は、木片や砂、雪の結晶などに変化している。レベルΖ(ゼータ)、雲泥分解は、分解したものを全く別のものに変化させる奥義...


「師匠!できたよ!」

秀助は表情を明るくさせながら、勝のもとに駆け寄る。

「つい、レベルΖ(ゼータ)を使ってしまった!」

勝は、近寄ってきた秀助の頭を撫でる。

「秀助!教えることはもうない!ていうか、できない!本当によくやった!」

「!師匠!ありがとう!」

秀助は勝に抱きつく。勝も秀助を抱きしめる。しばらく2人は抱き合っていたが、勝が口を開く。

「さあ、行くんだ!仲間を助けるんだろ?」

秀助は、顔の表情を引き締める。そして、急いだ様子で山小屋を後にするのであった。勝は、その姿が見えなくなるまで、秀助を見送っていた。

「本当に大きくなったな...秀助...」


そして、現在に至る。

「全く、探すのに苦労したぜ。こんなところまでに来ていたとはな。」

みつねや雄康が秀助に声をかける・

「しゅう君!いつまでどこに…!」

「…そうだぞ!」

「まあまあ、それはいいじゃないか…それより、かなり強い相手らしいな。」

七郎次が口を開いた。

「ああ、そうなんだ!完全催眠と拝聖水の使い手だよ!」

秀助は辺りを見回す。辺りには聖水によって炎があがっており、その合間にデュルケームやゲルフが見えた。

「君も暗殺対象の一人だな。No.2から聞いている。」

「そうかい…それじゃあ、これも知っているのかな?」

すると、秀助はダストメイカーを発動した。秀助は四次元ゴミ箱を出現させ、そこからいくつかのゴミを取り出す。そして、そのままゴミをゲルフとデュルケームめがけて発射した。

(!ゴミが炎の合間をくぐり抜けている!?)

炎の合間をくぐり抜けたゴミは、そのまま2人のもとに向かっていく。デュルケームはそれをかわしたものの、ゲルフはかわすことができない。ゴミはしばらくゲルフを蹂躙し、気絶するまで攻撃を続けた。

「なんて男だ…容赦ないな。」

デュルケームが呟くように言った。秀助は、それに反応した。

「当然だろ?こっちだって、殺されそうになってんだ。」

ついに、敵はデュルケーム一人となった。秀助は、デュルケームにじりじりと歩み寄る。

「私としては、このような手を使いたくはなかったが…」

デュルケームはため息をつくと、突然叫んだ。


「私よ!私は世界最強の男だ!世界三大兆能力者など相手にならないほどな!」


「!?」

デュルケームは、自身に催眠をかけ始めた。デュルケームの肉体が引き締まり、体の色が赤くなり始める。

「体への負担が尋常じゃない。体がアノミー状態だ。さっさと終わらせる!」

「そうだな。さっさと終わらせよう。」

秀助はにやっとして、オーラを肥大化させ始めた。

「な、なんだ!あのオーラは!」

七郎次が驚いていた。他のメンバーもそうであったが、声に出すことができなかった。

肥大していた秀助のオーラは徐々に、塵に変わっていった。


「見せてやるか、俺のΕ(イプシロン)技をな。」


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