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兆兆発止  作者: ぱんろう
最終決戦編
149/150

149話:大脱出

「!まだ意識があったのか!」

秀助はダストメイカーを発動しようとする。


「無駄だ!ここはあと一分で爆発する!そうなるように、「意味」を付与した!少なくともお前らは助からない!」


「!なんて野郎だ!」

「地獄で会おう!」

そう言って、オーベルハウザーは意識を失った。

「まずいぞ!早く脱出しなければ!」

「私はワイルド・スピードで逃げられる!2人なら乗せられるけど…」

「よし!とっしーと雄康を乗せて逃げろ!」

「秀助はどうするんだ!」

「俺なら、塵芥雲をいくつか生成することができる!これでじーさんやクリントンも運べる!」

「!それなら、僕も塵芥雲に乗せてくれ!」

「なぜだ!」

「お兄様も連れていく!向こうに寝かせてある!」

「わかった!時間がない!みっちゃんは、一足先に雄康と一緒に脱出してくれ!」

「絶対に脱出してね!」

「みつね!お姫様抱っこだけは勘弁してくれ!」

「…よし!俺たちも脱出の準備だ!塵芥雲を生成するから、善治を連れてきてくれ!」

「ああ!すぐそこだ!」

「生成するのは5つ…生成しながらじーさんやクリントンを一点に集めよう…これでよし!あとは、とっしーが善治を連れてくれればOKなのだが…やけに遅いな…とっしー!」

「緊急事態だ!来てくれ!」

「!なんだ!」

「お兄様が瓦礫の下敷きになっている!激しい戦いでこの辺りが崩れたんだ!抜け出せない!」

「落ち着け!壱極集中を使え!」

「ダメだ!こんなときに限って、力が出ない!」

「どけ。俺が壊す。」

「そういえば、お前もいたな!意識が戻ったのか!」

「さあ、壊したぞ。そいつらを俺が念写したヘリコプターに乗せろ。リードたちも乗せてある。雲なんかより遠くに逃げられるだろう。」

「!助かる!さあ、とっしー!早く行くぞ!時間がない!」

「ああ!」

「さあ、こんなところ、さっさとおさらばしちまおう。」


こうして、4人とフェルナンド伯爵、3人の遺体は、城を脱出することができた。フェルナンド伯爵が念写したヘリコプターで脱出して数秒後、激しい大爆発が起こった。その爆発音の中に、オーベルハウザーの断末魔も聞こえた…ような気がした。秀助はヘリコプターから城の様子を眺める。

「本当の本当に、これで終わったんだな…」


(ああ、そうだ。よくやった。秀助。)


「!」

秀助はばっと振り返り、安らかに眠る十兵衛を見る。気のせいか、と秀助は呟いた。

(…じーさん、ありがとうな…)

秀助は涙を流しながら、強く思念するのであった。


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