序章1:ヨドバシ カズキは夢を見たい。
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世間では、人生の事を良く『人生山あり谷あり』と言われる事が多い。これは人生は良いこともあれば、悪い事もあるという意味である。
しかし、ヨドバシ カズキ この男の前世は山など稀にしか無く、それ以外はもはや傾斜と言い表せるほどに
不幸で満ち溢れており、最終的には高校二年生にしてなかなか悲惨で、愉快な死を遂げた悲しい奴である。
そして死んだ後の世界にて、神はまるで嘲笑うかのように告げた。
「わり、お前の人生の調整ミスっちまったぜ⭐︎」
「は?」
神はカズキの怒りを聞き入れる事なく、立て続けに言う。
「いやさぁw、たまにこんな感じでミスっちゃうことってあるでしょ〜?だからさ、君には特別に、
転生の権利をあげちゃうよ!もちろん記憶はそのままで場所は日本とは違うとこさ⭐︎」
「…で、俺は転生した後何すればいいんだ?魔王討伐とかか?そんなん命令されたら俺は地獄にでも行ってやる」
カズキは溢れんばかりの怒りを抑え、声を少し震わせながら言う。
「まぁさぁかwそんなことはさせないよ〜!目的は何もない。君の好きなように生きるといいさ。
『すろうらいふ』なるものをやるのだって構わないよ。あと、この世界確か魔王いないし、さてはあれかな?
きみは『らのべ』の読みすぎなのかな?」
(ああ、なるほど。この神人をいじるのが好きなんだな。)
カズキは怒りを超えもはや軽蔑に入った頃。
「まあなんでもいいよ。とりま君の好きなように生きてね⭐︎年代は赤子から!
あ、翻訳は自動でなるから言語は問題ないよ〜。やっぱオレっち神がかってるね♪」
「ちょっと待ったまだ聞きたいことが…」
「ほんじゃらオレっち結構忙しいからこれで⭐︎ばいび〜!」
そう言った瞬間神(笑)は光の粒子となって去っていった。その瞬間目の前にデカい門が現れる。
おそらくこれが転生できる門か何かなのだろう。
「いっそ粒子のまま消えちまえばよかったのにな…。にしても、次の人生、か。何考えたらいいかサッパリわからんぞ。」
神と会話は約1分というとても短い時間カズキにとってよくわからない話が一気に来たことに加え、
カズキはまだ死んでから数時間も経っていないのと同時に、まだまだショック等は消えておらず満身創痍のため
次の人生を直ぐ考えるのは無理があった。
そのため、カズキはなかなか門をくぐることができず数時間過ごし、とある考えを思いついた。
(とりあえず、来世の目標を作ってみよっかな。)
数時間経ったこともあって、カズキは少しずつ怒りが引き、本来の調子が戻ってきた。
(そうだな〜折角の転生だから夢あるものに…あっ、夢!そう夢に満ちた人生がいいな!それがいい!)
やっと目的が決まったことでカズキはついに門をくぐる覚悟がついた。
「よし、じゃあ…くぐりますか!スゥー…ほいっ!」
カズキはとび込むよに門をくぐった。
『次こそ夢に満ちた人生を送る』という目標を掲げた今、カズキの夢あるファンタジーライフは始まる!
そう思いくぐった日から27年がたった国歴30XX年。カズキは見事なまでに現実主義者になっていた。




