13 戦いは終わらず
GM:では事件の後ほのかさんは検査の結果後遺症なども見られず、数日後には皆さんがモックアップに揃う日常が戻ってきているってとこからエンディングを開始します。
一同:「はーい」
GM(浩三):では浩三さんが、集まっているあなた達の方へやってきて「ふぅ、しっかしまさかあんな事件に巻き込まれることになるとはなぁ、ガーディアンなんてこんなコロニーには縁がないもんだと思ってたんだがなぁ」とぼやいて。
ナユタ:「まぁ、流石にあんな事態は想定していなかったがな」
GM(浩三):「それもそうか、だがお前たちもほのかも無事に帰ってきてくれたわけだし、これで万事一件落着って感じだな」と言った後に全く他の客がいなかった以前と比べて数人客の入った店内の方を見て「お前たちの優勝のおかげで客足も増えたしな、終わってみれば良いことずくめだったさ」
ナユタ:「宣伝してこれだけってそもそも才能ないんじゃないのか?」
アジュウタ:「そうだよな、俺達アレだぞ大会で優勝して、さらにこのコロニー救った英雄だぞ!? それが宣伝してるのにこれって……」
GM(浩三):「大会優勝はともかく、英雄の方は他の人に言う訳にもいかねぇだろうが!」とワイワイやってると、ガランガランとドアのベルが鳴って誰か来たことが分かって。
アナン:「ん? お客さんかな」とドアの方を見るけど。
GM(久蛸):「やっと見つけたでぇ! 今度はリベンジや! 究極無敵アルティメットフウライガーで今度こそぼこぼこにしたる!」と声がして(一同笑)。
ナユタ:やっと見つけた、の所で振り向いて見るんですけど「誰だ?」って顔をして(笑)。
アジュウタ:「那由多、知り合いか?」と言ってこっちも覚えてない風で(笑)。
ナユタ:「何言ってんだお前たちの知り合いじゃないのか?」
アナン:「いやー私の知り合いでもないかなぁ? ずっと病院だったからバトブレ部のみんなくらいだし」とこっちも覚えてないかな(笑)。
GM(久蛸):こいつら(笑) 「なんやて! ワイの事忘れたとは言わせんぞ! ワイやワイ! 決勝で戦った久蛸や!」
GM:そんな風に騒いでいると奥にいたほのかが出てきて「はぁ……また騒がしいのが来たわね、まぁいいわ軽くのしてやんなさい、勝利者の宿命ってやつよ」
一同:「了解!」と全員の声がそろって。
GM:ではその声と共に新たなファイトが始まった、といったところでこのシナリオを終了しますでは皆さん、お疲れさまでした。
一同:お疲れさまでした!
こうしてコロニー「ワグナー」へと立ち込めた暗雲は振り払われた、小さな守護者は役目を終えて再び箱庭へと戻る、ここで起きた小さな戦争を知るものは少ないが、少年少女の青春の一ページとして確かに記憶されていく事だろう。




