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神様のひまつぶし  作者: 天津影蘭々
1/1

プロローグ


「ねぇ、美沙鬼みさき?」

地球の神__アンナリーザがつぶやく。


「はい、なんでしょう?アン様。」

その神のお世話役的存在__美沙鬼がアンに問う。


「ヒマすぎるわ!地球ができてから...ずっと、ヒマ。」


「わかったので、その顔ヤメてください。殺しますよ。」


「冗談がヒドイ。」


美沙鬼は変顔をしていたアンにそう言った。


「だってさー。ここのところ、なにもしてないじゃん?」


「いえ、死者との面会。死者の天国、地獄行きの仕分け、生まれ変わりする者との対話...スケジュール的にヒマではないはずでs」


「そーいうことじゃなくてさ!ほらー、人間たちがやっているようなゲームがしたいのよ!あのー、あれ!PF4とか!」


「はぁ、そうですか。」


美沙鬼は呆れたように返事をする。


「でしたら...ご自身の魔法で出せばどうです?あるいは、人間界へ行くのも手かと。」


「まぁ、そうね。」


「自業自得ですよ。」


「へ、へいへい...」


苦笑いをしながらアンは返事を返す。


「ま、たまには人間界に行くのも気分転換にはいいかも......ね??」


「私は、仕事があるんで行きたくないです。」


「まぁ、いいじゃない!?」


と、説得して美沙鬼を連れ出すアンだった。


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