No.09 ヘルヘイムでの襲撃
皆さん1日遅れですがメリークリスマス。皆さんはクリスマスどう過ごされましたか。僕は、彼女なんかいないので、家族と過ごした後は自分の部屋でダラけてました。もう少しで今年も終わりますが、しばらくはなるべく毎日投稿できるようにしたいと思っています。
まだアヴァロンに朝がこないうちに僕は家を出た。父さんと母さんには、もしかしたらしばらくは戻らないかもしれないと伝えてはある。僕は龍の眼を使いヘルヘイムに繋がる転移門まで来た。そして転移門の前で武器と防具をしっかりと身につけ、門をくぐった。一瞬白い光に包まれて次の瞬間には、紅い月に包まれた世界ヘルヘイムに到着した。僕は事前に知らされていた場所に向かって歩いていたが、何者かに尾行されているのに気づいた為わざと裏路地に入り尾行していた奴らを誘き出した。そこには何体かのワータイガーやワーウルフがいた。
「何の用事かな。僕は忙しいから手短に済ませてくれないかな」
僕は尾行していた連中に質問をしたら。
「何故アヴァロンの奴がいる」
「それにその鎧お前、龍騎士だな」
「なら殺されてもらう」
ぞろぞろとワータイガーやワーウルフが剣やらナイフやらを取り出していやらしい笑みを浮かべながら此方にむかって来た。
僕も双剣を取り出そうとして途中でやめた。直後に大量の蛇がワータイガーとワーウルフに巻きついた。それを躱した奴らもいつのまにか倒れていた。
「随分と手荒い歓迎ですね」
僕は蛇が来た方向に向かって声を掛けた。其処にはメデューサの女性とかなり大きなハルバードを持ったレギオンの青年がいた。