表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/15

眠りからの魔法


帰りの挨拶も簡単に済ませ、春子おばちゃんは自宅へと帰っていった


「はやせー、ちょっと巻きこまないでよ」


確かに久しぶりに、彩華ちゃんには会いたい気はしなくもなけど

春子おばちゃんは、名前同様に一年中春みたいな人だから

変な勘違いされちゃったのは、確実


「母さんが勝手にした事だから、俺も被害者

 俺だって散々花に巻き込まれてますが」


あー言えば、こー言ってくる口の減らない奴

最後には見合いが当分断われるとか、喜ぶなんて


「この話春子おばちゃんの所で止まると思う?

 私のお母さんの所へ話しは筒抜けになっちゃうじゃん」


「そうだろうね」


「あのね、私は恭介の事だってまだ残ってるわけ 

 これ以上複雑な事は抱えたくないの」


「だろうね」


さっきから聞いていれば、分かってるのか分かってないのか

朝起きて二日酔いだった私は最悪な気分が最骨頂に達していた


「いいの、もう逃げられなくなっちゃうのよ?」


「俺は逃げようとか考えてないけど」


「もう話す気がうせた

 今度こそ帰るから、時間になったら向かえにきて」


早瀬は、いったい何を考えているのか私には一切分からない

話しをしてると頭がまた疼いてくる

今日の事は行きたくないけど、約束をしたからにはスッポカスのも無理で

というかスッポカス勇気がなくて


「車で送ろうか」


「いいです、ごあいにく電車で帰りますから」



鞄を手にとり、もう冷め切った紅茶を一気飲みして私は早瀬の家を出た

春子おばちゃんに、かなりの量の紅茶を勧められて飲んだからお腹は水樽の様

今にも、ぽちゃぽちゃいっている









あまり自信はありませんが;;

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ