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少しの思いと小さな心

楽しんで頂けたらなによりです

「よし決まった」


私は化粧室の鏡を前にして、携帯を思いっきり閉じた

鏡に映るのはいつも代り映えのしない自分だが、これから気が重い事を行わなくてはいけなくなってしまったのだ


ここは町の中心部にあるオフィス街のど真ん中

私は大学時代の友達と会社を立ち上げて今に至っていたりする

昔は数人だった仲間達も年々増え、それと比例する様に売り上げも結構上がっている

今日私のテンションが一気に下がった問題はそこではない

むしろ会社や仕事に関係ない私生活の部分で大きな問題を抱えてる


「今日はちょっと顔色さえないみたいだな」


オフィスに戻るといきなり声をかけられた

正直誰にも今は会いたくないのよっとも思いつつ話かけられたのだから返事をしない訳にもいかない


「そうかなー

 そっちはお昼外で食べないの」


「まぁな、ちょっと急ぎがあるからコンビニで」


疲れた顔で私にコンビニの袋をかかげた

テンション急降下中に声をかけている厄介者は、仲間で会社を立ち上げたからもちろん大学時代の友達

繊細な顔立ちからは想像できない男気っぷりで社内で人気だったりする

そんな事を知ってか知らずか結構とっかえひっかえ遊んでるみたいと噂なんだよね

まぁ、そこら辺りは個人の自由だから詳しく本人に聞いたりなんかしなけど

でも、実は彼とは高校時代からだから一番信用できる仲


「手を動かしながら、私の話聞いてね」


うん、いいよと器用にパンを食べながら彼はこっちを向いた


「早瀬、この間言ってたけど日曜暇だったよね」


確かに暇だけどと言いたそうに大きく頷いた


「じゃあ、私の野暮な用事に付き合ってくれるよね」


「暇だけど彼氏がいるだろ花には

 その自慢の彼氏に付き合ってもらえば話は早くないか」


食事と仕事で忙しいみたいだけど間髪いれずに言葉が返ってくる


「いるよ、今時点では

 でも解消しようと思って日曜日に」


「またか・・・・」


私の言葉にかなり驚いたのか咥えていたパンを思わずパソコンのキボードに落していた





真面目に連載するのは初めてだったり

まぁ、気楽に更新していくので

よければ感想・アドバイス等を頂けたらなと思っていたりします

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