再会
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嬉しいです。もっと増やせるように頑張ろう。
俺が産まれて1年と数ヶ月が過ぎた。
えっ?飛ばし過ぎ?いや、考えてみろよ、精神年齢高校三年生だぞ?そんな俺が授乳とかオムツとか語れると思うか?喋ってるうちに精神が崩壊するわ!
まぁ前世のこともあったから喋るのは苦労しなかったな、まぁ 滑舌が悪くうまくは、喋れないんだけど
でも一歳未満の子供がいきなり喋ったから母親と父親は、びっくりしてたけどな。
天才だ!って父親は、喜んでた、親バカだな。
さてと唐突だが明日は、俺の二歳の誕生日だ。なんでも父親のお抱えの商人が居るんだとか、そしてその商人にも俺と同い年の子供が居るらしい、まさかな、でも少しくらいはあいつだって期待したい。
明日は、朝早いからもう寝よう おやすみ。
ふぁ〜、よく寝た
「坊ちゃん、お目覚めになりましたか?」
「メイド長しゃんおはようございましゅ。」
こんな感じでさしすせそがしゃ、し、しゅ、せ、しょになってしまう。
「坊ちゃんは、お目覚めが早いですね、もっと私達にお世話させて下さいまし。」
と、こんな感じで皆俺の世話をしたがる。
理由?簡単だなぜなら
俺が可愛いからだ!!
いや、俺が言ったんじゃないよ?親とかメイドが言ってるんだよ?だからそんな可哀想な人を見るような目しないでお願いだから!
今日から俺は二歳になったそして父親のお抱えの商人の息子と会う、あいつだといいなと思ってしまうな。
違ったらいつ再会できるだろうか、
「・・ちゃん、坊ちゃん、坊ちゃん!」
「はっ、な・なに?」
「どうしたんですか?そんなにぼーっとして体調でも悪いんですか?」
「ううん平気大丈夫だよ、それでなに?」
「もう時間ですよさっ早くもう向こうの息子さんは、会場にいますよ友達になりたいんでしょ?」
「もうしょんな時間?早く行かなきゃ」
どうやら考えているうちに時間が経ってしまったようだ。
所変わってパーティ会場
「おお、やっと来たかアキトこっちに来なさいお前の初めての友達だよ。」
「えっ?ア・キ・ト?」
「言ってなかったか?シュン、国王様の息子の名前は、アキトと言うんだよ」
知らない声も混ざっていたが自分と同じくらいの歳の少年の声は、聞き覚えがあった
向こうの世界で最後に聞いた声でもあり俺がこの世界に来てから最も聞きたかった声だ
「隼!!」
「やっぱり、明人!!」
「あっ、違うなこっちだとシュンか」
「しょうだなアキト!」
「二人は、知り合いだったかな?会わせた覚えは、ないんだがな」
あっ、あまりにもシュンとの再会が嬉しくて忘れてたこっちだと会ったことないんだった、やべぇかも
「まぁいいか、二人とも私達は、少し話をするから遊んで来なさい」
「「はーい!」」
俺たちは、中庭に移動した。
「やっと会えたな、シュン」
「しょうだな、まさかアキトが王族だとは、思わなかったよ」
「そう言えば俺、この世界でも苗字変わってないなイザヨイのままだし、シュンの方は?」
「俺の方もシュン=ハヤテ、だぜ?」
「「あのおっさんか、」」
まぁあの人のおかげでまたシュンと会えたからいいとするか。
「なぁシュン」
「なんだ?」
「俺しゃこの世界に来てから恥ずかしいことがすげぇあったんだよ」
「だよな!!オムツとか無理だろ!」
「やっぱり分かってくれるか!」
それから俺達は、仲良くずっとこの世界のことや家族のことなどを話していた
二人は、紛れもない二回目の親友になった。
だが傍から見たら一歳と数ヶ月の子どもが肩を組み合わせながら話しているのだから奇妙な光景である。