神のミスだそうです。
俺の名前は、十六夜 明人
顔は、まぁまぁ身長もまぁまぁの高校二年生だ
(イケメンだが自覚なしby隼)
隣にいるのは、親友の疾風 隼
幼稚園からの腐れ縁だ
「なぁ明人」
「なんだよ」
「あのさぁ俺らもう学校遅刻だよな〜」
「そうだな」
そしてしばらくの間沈黙になる
「ってそうだな、じゃねぇよ!」
いきなり隼が明人に掴みかかる
「だからさっきからゴメンって言ってるじゃんか!」
「お前がいい奴ってことはしってるけどさ、自分が困ることないんだぜ?」
なぜこんなことになっているかと言うと時は、二時間前まで遡る。
「おばあちゃん大丈夫?」
明人達の目の前でおばあちゃんが転んでしまっていた。明人は、心配になりおばあちゃんに声を掛けた。
「あ、あぁ大丈夫だよ、痛っ!」
「どうしたの?」
「足を挫いたみたいだねぇ」
「そっか、う〜ん隼、先に学校行ってていいよ」
「ヤダ、お前のことだからどうせおぶって家まで送ってく〜、とか言うんだろ面倒いけど俺も付いてく」
「よくわかったな、流石 親友 兼 幼馴染」
「伊達に十五年間付き合ってねぇからな」
「ははっ、確かにじゃあ行こう」
おばあちゃんを家に送って行き御礼にとお小遣いをくれると言ったが断った。隼は、少し残念そうだったが、
だがその後にも狙ったように明人の目の前に困っている人が出てきて全てに明人は、手を貸した。
そして現在に至る
「なんで全員手伝うんだよ」
「困ってたんだからいいじゃないか」
「学校!もう四校時終わってんぞ!」
「はぁ〜、ごめん」
「今度、飯奢ってくれたら許す」
「えぇ〜しょうがないな」
「しょうがないは、こっちのセリフだ!」
その時
『間違っていた!?まずい、今すぐ戻れ!』
どこからか声が聴こえた
「今のって隼?」
「ちげぇよ明人じゃねぇの?」
「「??」」
二人で時、急に足下が光だした。
「「えっ?何!?」」
明人と隼は、パニックになった。
「「まぶしっ」」
目を瞑り再び目を開けたら
一面真っ白の空間だった。
「ここどこだ?」
「明人!」
「隼!無事だったか」
「あぁ、ところでここどこだ?」
「さぁ?」
その時白い空間がひときわ眩しくひかりそこから老人が出てきた。
『すまんかった!』
「「えっ?」」
いきなり老人が出てきたと思えば瞬く間に土下座をしてきた。
「えっと、どうしたんですか?」
明人は、戸惑いながらもいきない謝ってきた老人に質問した。
「え〜と、そのぉ わしのミスで君を地球のある所つまりアース・ガインと言う世界に誕生させてしまったのじゃ」
「?どうゆうことですか?今の話だと俺は、全く別の世界に産まれるはずだったと言うように聞こえたんですが」
「その聞き方で合っておるよ。
君は、本当は、シルディ・アポクリフォスと言う所に産まれるはずじゃった」
「ちょっと待てよ!」
「なんじゃ?隼とか言った少年よ」
「なんでじいさんが明人の産まれるはずの世界とかわかんだよ何者だよあんた!」
「わしか?わしは、神じゃよ」
((頭のおかしい人か?))
「二人揃って酷いのぉ、わしは、正常じゃよ」
「「心読まれた!」」
「まぁそりゃあ神じゃからのぉ、さてともう時間じゃよ。異世界に赤ん坊として産まれてきてもらう
特別に隼も一緒じゃ前世の記憶もあった方が再会しやすいじゃろう今回は、わしのミスなのでいわゆるチートをやろう
隼には数値的に言うと50のチートこれは、
異世界の魔王ですら片手で勝てるレベルじゃ
明人には、100のチートじゃこれは前例がないのでどのくらいの力かわからんさて、ばれて上級神に怒られたくないのでもう行け!さらばじゃ!」
「「結局あんたが怒られたくないだけかよ!」」
「あぁそうそう向こうの世界は、魔法があるから楽しんで来い。
あぁ、それといきなり力が増えるといろいろ不便だと思うから
ある試練をクリアしないと力は使えないようにしたからな
試練は全部で10ある、頑張るんじゃぞ
では、ほかの神に怒られる前に転生じゃ!」
この空間に来た時と同じように足下が光った。
「明人!」
「何?隼!」
「向こうに行ってもまた再会して絶対にもう一回親友になろうぜ!」
「!! あぁ!また来世で」
「「また会おうな!」」
こうして俺の異世界での生活が幕を開けた。