宿屋にて
ものすごく短いです。
「ベイリー。首尾よく進んだのかしら?」
「はい。ボディーガードたちはすべて捕らえましてございます。」
「でかしたわ。あとであの方に真意を問いたいの。だからこちらまで連れてきてちょうだい。」
「畏まりました。」
ひょろりとした男が階段を上っていった。
執事の報告を聞いた後、まだ泣きやまないカテリーナの隣にシャーロットが座った。
ロビーでフリードリヒはそっとカテリーナをおろし、フランツとともに着替えにいってしまった。
フリードリヒの顔は恍惚とした様子で顔が真っ赤であった。
着替えのほかに少しクールダウンをしに行くらしい。
「あらあら・・・ショックが強すぎたのね。」
「シャーロットのばかぁ!!!」
「人に向かって馬鹿とは何よ。助けてあげたでしょ?」
「人質を巻き込むなんてどうかしてるわよ。」
「多少の犠牲は仕方ないとはいわないけれど、女神フィリー様のご加護のあるあなたがみすみす傷つくことはないとわかっての策だったのよ?」
「とんだ掛けね。」
「殿方の胸を借りていたようだけれど?」
「殿下が見えられたときに謝ろうと思うわ。
それよりも、水着のままはちょっと・・・どこに目をやればいいと言うのかしら?」
「あーら?ひどい顔ね。髪までぼさぼさじゃない。」
「一度部屋に帰りましょう。」
「そうね。身なりはきっちりしなくてはね。やっとお目当ての方から話を聞けるのだから。」
二人は連れだって宿泊している部屋に戻った。
すでに二人の侍女たちは部屋で主が来るのを待ちかまえていた。
シャーロットとカテリーナが1階のロビーに戻ると3人の男たちが互いに、にらみ合っているところに遭遇した。




