第六幕 その二
只今仕事で出張中。
ワープロの画面をスマホのカメラで撮ってパソコンに入れることを学んだが、どうも抜けてたみたいで入ってなかった……。
来週の週末で帰れない。しばらく『フォーチュン・スター』をやります。
すみません……。
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前方に海賊島が見えてきた。
世に海賊島は数あるが、空賊率が多いのはセセレア海の海賊島だけだろう。
〈これ程の浮遊岩を見るのは初めてだ〉
海賊島を覆うように浮いている岩を見て天騎が感嘆と呟いた。
200年前、ここには翼人族が住む浮遊島があったが、なんらかね事故で島は砕け散り、落ちることなく浮いているという。
「落とすことも振り払うこともできずに浮かぶこと200年、か~。そりゃ、悪党の巣になるわな~」
〈ロリーナ。前方でなにか光ってるぞ?〉
奪った空賊船の船首に立つ天騎が報告してきた。
50メローグ級の飛空船(空賊船)がこの海賊島に入る回廊は2箇所。どちらも監視員がいて普通の港のように運営しているそうだ。
「海賊島に入るための合言葉を求めてるのよ」
捕獲した空賊船を停止させる。
「風騎、雷騎。甲殻兵の配置はできてる?」
〈万全です〉
〈ばっちりお任せよっ!
頷き、船長席の肘あてにある発光灯器釦を叩いて合言葉を送った。
記録と照合して船籍を確認。黙視で船体を確認して入港許可が下りる。と、この空賊船に乗っていたバカどもが教えてくれたわ。
海賊島からまた光が点滅した。
〈なんだって?〉
「第1港は使用不能。第2港に回れってさ。いったいなんなのかしらね?」
〈覚えてないのかよ?〉
「なんのこと?」
〈いや、なんでもないよ。ったく、蒼騎がいないといまいちだな……〉
……なんなのよ、いったい……?
なにやらとんでもない爆発で壊滅した第1港を横目に第2港へと向かった。
天女たちの訓練で犠牲になった船が多いのか、第2港には風速船が6隻に飛空船が4隻しか停泊してなかった。
「不景気ね」
〈ロリーナがいうセリフじゃないな〉
はい。ごもっともです。
水進機の舵を操り桟橋に接舷させた。
「さて。雷騎は好き勝手に暴れなさい。風騎は捕まっている人がいるなら救出。天騎は金目のものをいただいて」
んじゃ、やりますか。
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