第一話 魔女という制度
時はいつか先、或いは過去のこと、犯罪が目まぐるしく増え、それを裁くことが困難になってきた時代に「中等度犯罪赦免制度」が成立した。
これを機に犯罪は、明確に重度、中等度、軽度の3つに分かれ、重度の犯罪は「殺人及び殺人未遂」のみに、軽度は「人に害を与えない全ての犯罪」に、それ以外を中等度にした。
極論を言えば、暴行を働いても、誰かを犯しても、窃盗をしても「中等度犯罪であれば国の法で裁かない」とした。
それが中等度犯罪赦免制度である。
しかし、そんな犯罪者を野放しにするわけでない。国は、中等度犯罪者の『情報の全てを開示』し、また、中等度犯罪者に対する「重度犯罪以外の罪を全て黙認する」政策を打ち立てた。
これにより、中等度犯罪者は如何なる犯罪を受けても全て自己責任のうちにあるとされた。
法は中等度犯罪者を守らない。事実上の人権放棄に値する。
そして、いつからか中等度犯罪者は、魔女と呼ばれ始めるようになった。
お疲れ様です。洋梨です。
元々R-18に置いてある「悪魔がいた約束」って作品を書き換えます。なんでかというと、今見ても私がおもしろいと思うからです。
なんでタイトルを変えてるかというと、人物と設定だけ持ち越して(大筋はそのままに)展開を変えようかと思いまして。例えば、ネタバレなんですが(前の作品の展開としては)光水ちゃんは死ぬんですが、今回は死なないようにするみたいな感じです。
元々R-18なのに今回はR-15に落とす理由は、エロを書かないようにしようと思ったからです。陰描写とかはしようと思いますが、ダイレクトなのは避けます。
以上、よろしくお願いしますね。




