表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/21

15・団員登録

スミス国のセントラル地区は国の有力者達の住居になっている。

その中でも更に金持ちは高台に住居を構えている。

ガーデン・デイ博士の研究室兼自宅はここにある。

さすがにVIPの地区なので護衛が多い。

アポを取ろうとしたら、こっちが名前を言う前に断られた

(まぁそうだろうと思ったけどな)


「ザシ様、サーカスに出てみますか?カペラ様のミートパイシステムが使われているかも知れないのですよね?」

「あぁ、じゃあ団員登録するか。団員協会に行くぞ」


****


「はい、なんでしょう?」

「新規団員登録2名だ」

「そちらはあなたのクラウンですか?」

「いえ、妻です!」

ヨツバが即答した。

「えーっと“人”ですね。大変失礼致しました。お二人はベアで闘いますか?」

「はい!死が二人を分かつまで!」

(こっ、コイツは・・・)

俺が黙っているうちにヨツバが前のめりで突っ走っている。絶賛暴走中だ。

名前登録・ペア登録されてしまった・・・


「ではこちらへ、飛び級はどうされますか?」

「受験する」

「級は?」

「Aで」

「!?、え?、Aですか!ちょっとお時間2時間ほど頂きます」


最初の登録の時1度だけ希望の級の受験ができる。

これに受かればその級からのスタートとなる。これは騎士団を退団した者などが団員になり、初期の段階からのスタートして対戦相手が大怪我をする事例が多数発生し、サーカスの興行に影響してしまった為にこの新ルールが出来た。


まぁ、普通は高くてもC級までだ。B級を受験する者はまず居ない。ましてA級など自殺行為に等しい。

Aの試合では相手を殺しても可だ。


聞いていた周りの職員もザワついている。

(とにかく目立って行くスタンスだ。そうすれば向こうから寄ってくるだろう)


「すみませんお二人がA登録される人でしょうか?」

「はいそうです」

「私協会長のコレクタ・メイルと申します」

「こちらこそ初めまして」

(四大マイスターのコレクタ博士ですよ…)

ヨツバが俺に囁く。

「Aと言う事ですが?冗談ですかな?それとも本気なのですかな?」

「もちろん本気ですよ?」

コレクタ博士は俺の顔をじっと見る。

「・・・分かりました、契約書にサインして下さい」


別室に案内され契約書にサインをした。内容は簡単だ、死んでも自分が望んだ試合なので、一切の文句はありませんという内容だ。


そのあと闘技場に移った。

地上のサーカスの本番用の場所では無く地下の稽古場だ。

「何でコレクタ博士が理事やってるんだ?」

「サーカスプロモーター協会会長はガーデン・デイ博士で副会長はリング・バック博士です。団員協会副会長はジョイント・スリーブ博士ですね」

「なんで四大マイスターがサーカス仕切ってるんだ?」

「さぁ?30年ほど前からですね。それ以前は全く別の者でしたから。サーカス興行していたグループから選出されていたようです」

「まぁそれが自然な流れだよな。そこら辺何か香ばしいな」

「そうですね。不自然ですね」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ