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11・カペラ博士

「そういえばカペラさんがクラスタ・スミス・ソーサラ3国の交わる深き森で、研究所をやりたいとかいっていなかったか?」

「レアメタルが取れるって言ってましたよ、気づかれないようにスミス国をしらっと出ていく」って言ってましたね。


「まぁ、彼女の事だからそこだな、研究所なんて彼女の魔法なら作れるからな」

「じゃあお砂糖とか持って行きますね」

「お菓子好きだからな」


荷台の大型の車を買い。アナベルを寝かせカペラ博士の元に向かった。


森の入り口付近を探して3日ほどたったころ、デイジーが魔法結果の兆しを見つけた。

入り口らしき場所を張って居るとカペラ博士が出て来た。

「カペラさん!」

名前を呼ばれたカペラ博士は結界に戻ろうとする。

「ザジです!」

止まってこっちを向いた。


「あら!?、やだーどうしたの?」

「カペラさんは何処かにお出かけですか?」

「お菓子とお茶を買いに行こうかと思ってね」

「お茶はいっぱい持って来てますよ。砂糖もあるのでデイジーが作りますよ?」

「あら!じゃレモンパウンドケーキいいかしら?」

「はい、お安いご用です!」

4人は結界の中に戻った。


*****


アナベルとデイジーがレモンとオレンジの2種類のパウンドケーキを焼いた。

さすがにそこら辺の店以上にうまい。

「このオレンジも良いわね!チョコオレンジパウンドって最高に美味しいわ!」


「それは良かったです」

「ところで何しに来たのかしら?旦那の法事?そんな面倒なのなんかやんないわよ?」

「いえ、そうじゃないです」

俺はアナベルの話をした。


カペラさんは厳しい顔をして聞いている。

「まぁ、思い当たる事があるから、ちょっと検査するわね。何日かかるけど、のんびり待ってなさい。


この後、検査で2ヶ月かかった。


◾️◾️◾️◾️


「原因がわかったわよ」

リビングで4人でお茶をしている時に、突然カペラさんが口を開いた。

「思ってた通りだったけどね、まぁだから確認だけだったんだけど」


「何の病気ですか?」

「病気で無いわよ?」


『?』


「寿命よ」


『えっ!!』


「あんた達外見が変わらないから分からないんだけど、老化はしているのよ。クラウンはあんた達が最初だから、まだどのくらいの寿命かが分からないのよね。あんた達がクラウンの中でも短命なのか、長寿なのかも分からない訳だけどね300歳超えると高齢になるのかしら?」


「カペラさん、俺も300歳超えてるけど?」

「あんたは一番よく分からないのよ。うちの旦那がやらかし過ぎてるしね。ほんとにごめんねザジ。まぁあんたは相当の長寿だと思うけどね」


「いえ・・」


俺は別の世界からこの世界に来た。

食うのに困っていた所、カペラさんに助けてもらった。訳を話し半信半疑なカペラさんが色々検査したところ確かに違う人類だと判明した。

強靭な筋力や内臓。いや、とにかく身体全体的が強い。


何万人か調べたところ同じような因子を持つ者が少数いる事が分かった。遺伝子的にザジと親戚関係があったので、過去にザジの先祖の1人がこっちの世界に来たて子供を作ったのかもしれない。


ここも謎なのだ。

ザジとこっちの人間とは子供が作る事が出来ない。

行為は出来るが絶対に子は出来ない。


では前に来ているザジの先祖はどうやって子供を作ったのか?


カペラ先生の旦那ガーデン・フレーム博士は研究にのめり込んだ。

その結構俺の身体は遺伝子レベルでいじられている。俺の方はどうに進まなかったので、じゃあ俺の子を残す為のパートナーを開発しようとした。

その途中過程で、アナベルとデイジーの生体コンピューターが出来た。


遺伝子を改造するガーデン・フレーム博士、身体に機械や人工の身体を埋め込んでパートナーの身体能力を高める。と言うカペラ博士と意見がぶつかり、それぞれの研究に進む事になった。

で、カペラ博士は表舞台から去ってコツコツ自分のペースでやっていた。


「で、アナベル・デイジーあんた達どうするの?いやどうしたいの?」


「ザジ様と添い遂げたいです」

アナベルが即答する。

「私も」

デイジーうなづく。

「アナベルあんたはもう身体はもたないわね。ただあんたは複数のコピー情報を持つ“(”なのよ、まああなたの名前の紫陽花みたいね。なので別の身体に入っても、今の記憶を引き継げるわよ」


「えっ!そんな事出来るんですか?」

「あんた達はとにかく特殊なのよ、でデイジーはその記憶をアナベルとだけなら繋げられるから繋げとくわね。今の身体が死んだらアナベルの新しい身体に所に飛んで行くわよ」


「おっ、お願いします!」


「ただねぇ・・・」


『ただ??』


「記憶が混ざってしまうかもしれないのよ。“かも”じゃないわね最終的には混ざるわね。2人の記憶が混ざって1つになるわ。アナベルデイジーになっちゃうのよ」


「はい?構いませんよ?」

「問題ありませんが?」

「あら?そうなの?じゃあいいわね」


アナベルはカペラ先生に任せる事になった。

「脳死した女の子の身体買ったからその子を使うわね」

「その子名前はあるの?」

「無いわね、オークション番号999番ね」













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