巻き添え
なんか、急激にこの小説を読んでくれている人が増えました^^
ありがとうございますm(_ _)m
ボウリング場に着いた3…4人。
「確かに、剣道は終わったけど…その直後に、ボウリングに誘うとか予想外すぎなんですけど…。そして、その人は誰?」
春日は、いろいろと困惑しているらしい…。
「え~と…、どれから答えればいいよ?」
「じゃあ、その人は誰?」
「藤枝百合花さんだ…」
「てか、え!?ナンパ?ナンパしたの!?」
「発端は…逆ナンかな…?」
「え?違いますよ!?」
藤枝は、顔を真っ赤にして慌てる。
※(実に面白い…)
心の中で、某ドラマのポーズをし、思った…。
でもまぁ、事実には近い…。
「まぁ、最初に会ったのは中学生の時かな?」
「つまり、知り合いと…?」
「そういうこった」
「シューズ代込みで、六百円だって~」
「りょーかい」
カウンターで、代金を払い靴を取って、入口から見て一番右側の方のレーンだった…。
「それ!」
ガラガラゴーン
「鷹取さん、ナイスストライク!」
鷹取&藤枝チームのスコアは、1019点…一方-
「ほっ!」
ガタン
ガーター…
「ど…ドンマーイ…」
「くっ!W○iスポーツの様にはいかねぇのかー!!」
「啓一君?実際にやってみないとコツはつかめないんですよ?」
と、言いながら藤枝はスペアを決めていた…。
「ゴフッ…!!」
藤枝の言葉が、胸に突き刺さり…軽く、吐血しかけた…。
高崎&春日チームのスコアは、1009点…ほとんど、春日のおかげ…。(たまに、奇跡のストライク)
その時、頭に頭痛が襲ってきた…。
ココロと藤枝にも頭痛が襲ったようだ…。
その時、ココロと藤枝の背後に柄の悪い奴らが入ってきたのが、見えた…。それぞれ、手には、武器らしきものが見えた…。
そして、ボウリングをやっていたお客にからんだのかと思った瞬間-
ガアァァァァン
ボールの様なものを機械に、投げつけた…。
そして、当たった機械は真っ二つに割れた…。
(真剣で斬ったような切れ口だった…。)
敵…!!
俺は、一瞬で判断した…。
そして、ココロと藤枝に目で合図した…。
「春日…、ここにいろよ」
「え!?まさか、あんな奴らと戦うの!?…なら、俺も行くよ。」
「やめとけ…、お前じゃ勝てない…」
「何でだよ!?目の前で困ってるやつを助けないで、俺が今まで剣道をやってた意味なんてあるかよ!!」
某ゲームで聞いたようなセリフだが、今はそれどころじゃない…。
だが、春日が大声を出したせいであっちにも気付かれた…。
男達が、こっちにやってきた。
「おい、兄ちゃん。『人が喋ってるときは静かに』って、教えられなかったのか?」
そして-
「おう、ねぇちゃん達。こんな、冴えねぇ男どもなんかほっといて俺らと楽しいことしようや…?」
(二人とも)「絶対、嫌です」
「そんなこといわねぇでよぉ…、こっちに来いよ~」
手下の男が1人、近寄ってきた…。その瞬間-
「やめろ!」
(ちょ、春日…!)
春日が、ココロと藤枝の前に出てきた…。
「うるせぇ!引っ込んでろ!!」
と、同時にボールを投げた…
刹那-
ドォォォォォン
藤枝が異能で、ボールを撃った…。ボールは弾かれ、ピンに一直線…
ガラガラゴーン…
ストライクだった…。
「ねぇちゃんも異能者だったのか…。こりゃ、驚いたぜ…!」
「え?異能者…?何だよそれ…おいし-」
「藤枝を連れて行くなら、俺らがさせねぇぞ?」
「ほぉ、テメェ等も異能者か…おもしれぇ、いっちょ肩揉んでやんよぉ!」
何も関係のない春日も巻き込んだ戦いが始まった…
※ガリレオのドラマの湯川教授がとるポーズ。
ここらで、登場人物の一人称を教えておきます…m(_ _)m
俺=高崎
わたし=鷹取
私=藤枝
おれ=春日
です。これで、誰がセリフを言っているのかわかりやすくなるはずです…m(_ _)m