逆襲開始
サブタイトルの変更が予定されています…(^_^;)
ちなみに、一人称の使い方は
俺=高崎 啓一
「俺らの仲間になれ」
「…はっ!?」
何を行ってるんだろ、コイツは…。
「だから、俺らの仲間に-」
「お断りします」
「え…、じゃあ俺の-」
「嫌です」
「てんめぇ…、後で後悔してもしらねぇからな…!」
「どうぞ、ご勝手に」
「藤枝ぁ!やれぇ!!」
男が藤枝という子に命令した…。
だが、彼女は疲れ切っていた…。
「む…無理です…。もう、撃つことができません…!」
「てんめぇ…!」
男が近寄っていき、そして…
バチィィィィン
彼女を叩いた…
「やっぱ、カスなんだなぁテメェはよぉ!そんな奴は、もうイラネェんだよ!死ね!!」
男はいつの間にか持っていた鎖を、回し始めた…そして…
「オラァ!」
「ひゃっ!」
彼女は、とっさに身を低くし…鎖は、貯水タンクに当たった。
むしろ、貫通した…
鎖は、タンクを貫通したのだ…
人体に当たれば、貫通し、死んでしまうだろう…
「避けんじゃねぇよ…!クソが!!」
また、鎖が彼女に向かって行った…その時、わたしは走り出していた…。
俺は、生きていた…。
何故かは知らないが、生きていた…。
そして俺は、ある違和感に気づいた…。
落ちるときに異能に触れた手が、痛くないのだ…。
逆に、傷の大半がふさがっているのだ…
そこで、あのムカつく男が言っていた事を思い出した…。
(『剛の異能者だ!』)
てことは、人それぞれ能力が違う…ということだ…。
(俺の能力ってなんだろう?)
そう、考えながら屋上へ再び向かっていた…。
「とりあえず、アナタ達の組織の事を教えてもらおうかしら?」
「そうだなぁ、俺の彼女になったら教えてやるぜ?」
「それだったら、アナタを倒して洗いざらいはいてもらうわ!」
飛来する鎖を足で踏みつけて、止めた。
「倒すのは、簡単そうだしね!」
「言ってくれんじゃん…だが、俺をなめるなぁ!!」
持っていた鎖を投げつけてきた。それを、上体を反らしてかわし、そのまま回し蹴りをくり出し、相手の顔に当たった…。
「ほんとに、簡単で助かるわぁ…手間とらなくて」
「ふ…藤枝ぁ!こいつを撃てぇ!」
「は…はい…!」
藤枝は、おびえた声で返事をした…そして、銃を構え…引き金を引いた…。わたしに飛んでくる異能…
(当たる!)
と思い、目をつぶったがいつまでたっても当たらない…。
おそるおそる、目を開けてみると啓一君がわたしの前に、手を出していた…。
「待たせたな」
「け…啓一君!?え?なんで!?落ちていって、死んだはずじゃ…?」
「勝手に殺すなって…」
そして、俺は女の子の方を向き…
「おい、アンタ…休んでろ」
女の子は涙を流し、頷いた…
「さぁ~て?どうやって、コイツをいたぶろうか?」
「お、おい!攻撃したのはあっちだぞ!?なんで、オレなんだよ!?」
「うっせぇ…。てめぇがあの子にそうさせたんだろ」
俺の手には、異能で作られた銃があった…。
「え…、柔の能力…」
男は、そう答えた
「ふ~ん、俺の力って柔の能力なんだ~」
自分の口がニヤリと笑う
※「Jack pot」
ダァァァァァン
某ゲームの決め台詞をいい、俺は引き金を引いた…。
思ったより、この小説を読んでくれている人たちがいました^^
ありがとうございますm(_ _)m
あと、ところどころに修正すべき個所がありました…
後日、修正しますm(_ _)m
※デビルメイクライ3の後半でボスに向かっていうセリフ。