逃げられない運命
投稿できなかった分、書きためておいた小説が十話以上あります…ww
でも、一気にやったら「ダメかな…?」と思っているので、三話ずつぐらいに分けて投稿しようと思っている…(時間がある日に)
鷹取が、プリントを置いていって四時間後…、鷹取の親から電話が来た…
鷹取は、まだ家に帰ってないらしい…
(確かに、おかしい…まさか…!)
心当たりはあった。
(俺を殺そうとした、あの女…!?)
俺は、上着を着て捜しに行こうとした…が、郵便受けに手紙があった…
『今宵、十時に学校の校庭にて待つ』
「…うわぁ~、今宵を使う人珍しい~…てか今、時間…!」
すぐさま、家の時計を見た…
「ワッホ~イ!九時四十分!」
(やべぇ、急がねぇと)
俺は、学校に向かって走り出した…。その時、例の男が現れた…
「何だよ!今、話を聞いてる暇なんてねぇんだよ!!」
俺は、男の横を通り過ぎようとした…その時、
「待て、何故わたしが神出鬼没なのか、知りたくないか」
走り出した足が止まる…
「教えてくれ!!」
すぐさま、滑り込み土☆下☆座をした…
「その前に、俺の質問に答えろ…。何故だ?何故、あの女のため」
「俺が…俺が、学校を早退しなければ…鷹取は、俺の家に来ることはなかったんだ!!」
「…お前は、その鷹取とやらの為に命を投げ出すのか?」
俺は、ゆっくりと立ち上がり…
「死にに行く気はねぇ…これから先、後悔しないために行くんだ…」
俺は男に向かって言った
「そうか…それを聞いて、安心した…てっきり俺は、逃げ出すんじゃないかと思っていた…」
「男には、絶対に逃げれないことがあんだよ…」
「フッ…」
「てめ…!何が可笑しいんだよ!」
「言い争っている場合か?」
時計を見た、
「あ!!あと、五分!」
「これを使え…」
男はその場を動き、後ろにある靄を見せた…。
「…?コレは?」
「空間転移の-つまりはテレポーターだ」
「一瞬で、目的地に行けるってことか?」
「まぁ、そうだな」
俺は、一瞬だけ-
※(闇の回廊?)
と、思った…
俺は靄に入る前に思い出した…
「そういや、あんたの名前はなんて言うんだ?」
「…アテム…と、言っておこう」
「何だよ、それ」
俺は笑いながら言った…そして、
「じゃ、行ってくらあ」
その時、俺はあることに気づいた…
(俺の質問の答え、聞いてねぇ…)
午後十時
学校の校庭にやってきた…。
校庭の真ん中で立っているのは、あの女の子だ…。両手には、例の拳銃を手にしている…
「約束通り、俺はここに来た!ココロを、家に帰らせろ!」
俺に用があるのだから、ココロは無事に家に帰ることができるだろうと期待していた。だが-
「それは、できない…」
その期待を裏切る言葉が胸に突き刺さる。
「今更、ココロに何の用があるんだよ!!」
俺は、女の子の方に走っていった…だが、
ダァァァァァン
銃声が夜空に響いた。
俺は、吹っ飛んだ…
「がはっ…!」
生きている。どうやら、相手は本当に異能を使う人のようだ…
じゃなければ、俺は死んでいた…。
口に広がる血の味。その衝撃はあまりにも強く、肺が潰れたように息ができない…。
(いてぇ…)
「鷹取ココロは、大事な人質…この校舎内のどこかにいます…」
俺はその時、彼女の悲しい目を見た…。
(こいつも、嫌なんだ…。)
人を傷つけることが…
彼女は校舎の中に入っていった…。
俺も、ココロを捜すべく、痛む体を引きずり校舎の中に入っていった…。
書きためておいて正解だったな~www
かなり、楽ですww
ちなみに、これから本文に※がある場合は元ネタがわからない人のため下に書いておきます。
m(_ _)m
※キングダムハーツの13機関が移動用に使うものです。