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過去の清算、二次覚醒者

技があった方が、おもしろいと思えるのは自分だけでしょうか…ww

「なぜか、教えてあげようか」

認めた-警察の頂点に立つ奴が自分の犯した罪を、堂々と認めた…

藤枝ふじえだ りんは俺の出世に邪魔だったのさ…」

藤枝 燐とは、藤枝の父だろう…話の流れ的に…

「そんな事で…そんな自分勝手な考えのために人を殺したってことなの…?」

ココロは言った

「テメェ…!再起不能にしてやん-」

俺がそう言い掛けたとき、藤枝の手によって遮られた…

「叔父さんは-いや…この人は…私が倒す!!」

藤枝は正面から突っ込んでいった…


「そんな、銃の使い方じゃ…この俺には、一発もあたらねぇ…よ!」

「そんなの…やってみなくちゃわからないよ?署長さん!!」

だが、実質…藤枝の異能はあのクソ野郎には当たってない…

さすが、現署長にまで上がった男…関係ないと思うが…

だが、負けじと藤枝も撃つ

「無駄無駄無駄無駄ぁ!」

マトリックス世界にいるようだ…

「落ち着け!藤枝!異能を…」

そうだ…!この手があった…

「異能をキープしろ!」

「………?」

藤枝は首を傾げた…

そして、気づいたようだ…藤枝は頷いた


戦闘開始から十分後-

署長の動きが鈍くなり始めた…それでも、藤枝は容赦なく撃ち続ける…

「くそ…!疲れてきた…」

案の定、署長は疲れてきている…署長なのだから異能者との戦いはあまりしてないのだろう…

一方、藤枝の方も満身創痍のようだ…それもそうだ…ここに来る前に、藤枝は多勢の警官を相手してきたのだから…

「くそっ!切り札を使うしかないな…!」

「負け惜しみは恥ずかしいよ?」



「ツインショット!!」

私は今、覚えている技を撃った…

終わった…

そう思った…だが-

「フッ、甘いよ…」

署長は自信たっぷりだった…

次の瞬間-

署長の姿が消えた…

そして、気がつくと-

「百合花ちゃん…?どこを見てるのかな~?」

「えっ…?」

私の背後にいた…


ダァァァァァァン



一発の銃弾が、藤枝を貫いた…


「藤枝ぁーーーー!!」


啓一君の叫ぶ声が聞こえた…

私は、床に倒れ…かけ、踏みとどまった…

「負けたくない…お父さんの為にも、負けられない…!」

「おやおや、満身創痍で何を言ってるんだ?」

私はすぐに、机に向かった…そして-

「エアリアルショット!!」

私は机を踏み台にして、天井高く飛び上がり、銃を署長に向けて連射した…

「遅い…遅すぎる…」

すべて、壁の方にかわされた…

(これもダメ…?)

その時、ある考えがうかんだ…

(避けれるなら、避けれなくすればいいんだ…)

そろそろ、異能が撃てなくなってしまう…

(これに、賭けるしかない!)

「お父さん…、私に力を!」

私は、息を落ち着かせた…

そして-


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ


部屋中に響く発砲音…

オレは、自暴自棄になったと思った

「フンッ!今さら、何をしようと…!……!?なんだこれは!?」


署長の目の前には、無数の異能の弾丸がういていた…

遠くで見ていた俺たちには、はっきりと見えた…

署長が速かったのは、最初だけ…後半は、署長じゃなく藤枝が逆に遅くなっていたのだ…



「全部、避けれるのなら避けることができなくなればいい…でしょ?署長さん?」

「ま…待て!百合花ちゃん…お…叔父さんと仲直りしないか?…ん?」

「え?おじさん、誰ですか?」

「ゆ…百合花ちゃん!?」

「今まで、罪を隠し…私利私欲しりしよくのために、生きていた署長さんは許せない…!」

「ま…待て!」

「さよなら…」


「ブレッド・ウォール!!」

(弾 丸 の 壁)


無数の異能の弾丸が、署長に当たっていく…

「ゴハァ!!」

ドサッ

署長は床に沈んだ…

「お父さん…ありがとう」

私は、父があの時に持ってきたモデルガンを見た…目の錯覚か、モデルガンのまわりをうっすらと、淡い光が包んでいるのを見た…



「…なぁ、藤枝…これは、やりすぎじゃね?頭から出血しても、こんなに出ることはないぜ?」

署長の白髪のまじった頭が、どんどんと赤く染まっていく…

「だ…誰か、包帯ある?」

「いや、みんなそれなりの用事があったから持ってないだろ…」

「じゃあ…」

私は、銃口を署長に向けた

「いっそのこと、楽に…」

「さすがに、そこまではお前の父さんは望ん-」

ダァァァァァン

「ちょい!マジで撃ちやがった…!!」

その時、俺たちは目を疑った…

署長の傷が、ふさがっていく…

「すげぇ…!」

「何で…!?」

「ありえねぇ…!!」

傷がほとんどふさがってしまった…

そういえば…あの時-

「藤枝、今やった異能…自分にもやっとけよ?」


署長の傷がほとんど治って、数分後…

「うっ…」

署長が目を覚ました…

すかさず、俺と藤枝は銃口を署長の額に押し付けた…

「おはよう~」

「お…おはよう…」

「ちょっと、聞きたいことがあるんだが…?」

「は…はい…?」

「あんた、なんで異能を二種類、持ってんだ?」

「そ…それは…二次覚醒者だから…」

「二次覚醒者?」

「過去に起きたトラウマとかを克服…受け入れることで、得られる力…」

(藤枝のトラウマが藤枝の父さんが死んだこと…だったってわけか…そして、心のどこかで藤枝の父さんの死を受け入れれなかったってことか…)

「よし、わかった…あんた、もういらね」

「あ…の~?自分はどうなるんでしょうか…?」

「じゃあ…斬られるか、撃たれるか、殴られるか…そのうちのどれで壊されたい?」

「え…?」

「答えは~…全部!」


ダァァァァァン

スパッ

ドォォォォォン


「床をな…」

署長は、床の上で二度寝していた…

後書きって、何を書けばいいのか困るものです…w


ついでに、敵の一人称は

男=オレ

女=ワタシ

ですm(_ _)m


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