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四面楚歌

約束通り(時間的に書けなかった前書き)更新しますm(_ _)m


もうすでに読んでくれた人は、わかっているでしょう…

今回は、色々とネタが多いです(^_^;)

2年ぐらい前に放送してたドラマの名前やらなんやらw

あと、修正すべきところも見つけたので修正しときましたm(_ _)m

「署にご同行願おうか…?」


予想外だった

なぜ、警察がここへ来たのか…

(私たちは悪いことなんてやってないのに…啓一君は、今何処にいるのだろう…)

私は、警察署に向かう前に空を見上げた

(この空の続く場所にいるのだろうか…)



冗談じゃない!

今更、あんなことを言われてもすぐに、受け入れれることなんてできるはずがない…

クソッ!

「冗談じゃない!」

俺がそういい、石を蹴った瞬間-

パスッ

石が粉々になった…

それを見た瞬間に、俺は物陰に隠れた…

(敵!?銃を使う奴は藤枝しかいない…だけど、音が無い…まさか、本物の銃!?)

そう思った瞬間、

ターン、ターン…

(今更、銃声!?そういや、シ○ィーハ○ターで読んだことがある…1キロ以上離れたところから銃を撃つと、銃声より実弾が先に到達する場面があった…だが、今のは1キロなんてもんじゃねぇ…実弾が石に到達してから十秒は経っていた…つまり、狙撃ポイントはここから…3キロ離れてるってことか…!!正確に、俺を狙える目…『見』の異能か…)

だが、それがわかっても倒せなきゃ意味がない…

わかっていても、動けない…

(くっ!どうすれば…!)

困り果てていた時、ある策が思いついた

(あ…この手なら…!)



オレは狙撃選手権全国一位の男だ…だれも、オレからは逃げられないのさ…まぁ、恨みなんてないが上からの命令でね…死んでもらうぜ…

そう思いながら、オレはあの餓鬼ガキを見張っていた

だが、目を開けっぱだと目が乾燥してしまう…オレは、まばたきをした…その瞬間-

「…?あれ?あの餓鬼がいねぇ…だと?」

なにが起きたんだ?

しかし、オレの『見』の異能なら、すぐに見つけられる…そう、思っていた…だが-

「いない、いない、いない!?」

なんだ?加速装置か?

そう、思った瞬間-

「チェックメイト…だな」

背後から声が聞こえた…

オレは、すぐさま振り返った…


男はすぐに振り返った…

どうやら、警察の特殊部隊…らしい…青い防護服、青いヘルメット、そして長銃…

(警察まで敵かよ!?)

「…フッ」

男は不意に鼻で笑った

「どうやってこちらに来たのかわからないが…この銃が見えないのかな~?」

男は、リボルバー式拳銃を取り出した…

俺は、男の方に走り出していた…



「死ねぇ!」

オレは、リボルバーの引き金を引こうとした…しかし-

「させっかよ、バーカ」

餓鬼は、リボルバーの弾を込めてるところを押さえていた…

しかも、引き金が動かないのだ…

「な…なんで!?」

「ほんとに馬鹿なんだな…ほとんどの銃でもできるんだが、弾を込めてる所を押さえれば弾は撃てなくなるんだぜ?」

「そ…そんな…!!」

「勉強しろよな…」

俺は、『速』の異能で男の首に手刀をかました…


「ふぅ、警察相手はキツいし、戦いずれぇな…」

法的な意味で…



なんでだろう…何でアレがこんな所に?

おれは、取調室にあるでかい鏡の存在に疑問に思っていた…

『ジョシ○カ』のある場面にあったけど…とりあえず、不審な行動はしない方が良さそうだな…



「クックックッ…後悔するなよ…俺を倒してもまだ第二第三のスナイパーが一人一殺するだろう…」

「ふ~ん、テメェは魔王になりたいのか?小学生か!!」

ドカッ

自称魔王を殴り倒した

経験値なぞ1で十分だ

だが、気になる単語がある

一人一殺…

(まさか…!!)

俺は、すぐにみんながいた場所に戻った…だが、誰もいなかった…

壁にめり込んでいるアテムだけを残して…

「………あんた、何やってんだ…?」

「…何、気に-」

即座に拳を今までの怒りを込めてアテムに当てた…


「ハァ!?警察に連れてかれたぁ!?」

「あ…あぁ…『署にご同行願おう』とか、言ってたからな」

「じゃあ、あんたは連れて行かれるのを阻止しようとしたらさっきの感じにされた…ってわけか?」

「あ…あれは、鷹取ココロに蹴り飛ばされて…」

「…殺す…」

「ちょ…ちょっと待て連れて行かれた場所知ってるぞ…?」

アテムは、あせっている…今まで、見たことない姿だった…

「え、そうなのか?」

「そ…そうだ…」

「奇遇だな…俺も知ってるんだ~」

ニヤリと俺は笑った

ぐぁぁぁぁぁ!

人気のない道に、叫び声が響いた…


アテムは、闇の回廊を出現させた

「行く前に、一つだけアドバイスをしよう…」

「アドバイス?」



「は~い、痛い目に遭いたくなかったら本当のことを言いましょうね~」

そういうと、婦警さんはウソ発見器とか生ぬるい段階をとばしてナイフを取り出した…

「高崎啓一君は何処にいるのかな~?」

「いや、本当に知りません…走り去っていっ-」

シュオン

突然、黒い靄が発生した…

そして、啓一君が現れた



「おろ?」

空気は硬直していた…

それもそうだろう、人が突如として現れたのだから…

そして、よく見ると藤枝の手にナイフがたてられそうになっていた…

しかし、婦警さんが先に我に返った…

「餓鬼がぁ!」

婦警さんは手に持っていたナイフをこちらに向けて、振り回している…


※「戦迅狼破せんじんろうは!!」


ガォォォォォン

『柔』の異能の一部の形をオオカミの形に変えて、『剛』の異能を使って婦警さんに当てた…

狼の形をした異能をくらった婦警は、壁に叩きつけられて気を失っていた…

「おぉ!こんなことできたのか~…アテムに感謝だな…」

あの時、殴っといて言うもんじゃないが、そこは気にしない…


今から五分前-

「お前は良い異能を持っているのに、組み合わせないのか?」

「く…組み合わせ?」

「例えば、『柔』の異能で異能の一部の形を変えて『剛』の異能で強くして攻撃するとかな…」

「へー、そーなのかー…もっと前に言ってくれや!!」

俺は、怒りを込めた拳でアテムを殴った…


(まぁ、今回は応用をしたが大丈夫だろう…)

「藤枝ぁ!行くぞ!」

「え?あ、うん!でも…」

「『でも?』」

「こんな所で、騒ぎを起こしたらマズいかなぁ~…なんて…」

他の取り調べ室から、無数の警官が現れてしまった…

「うわ…、絶体絶命…」

「四面楚歌でも意味は通じるはずだけど…」

とりあえず、言えることは一つ…


「生きて帰れるかなぁ…」

※テイルズオブヴェスペリア(通称「TOV」)の主人公が使う技です。


リボルバーの弾を込める部品のことを「バレル」だっけ?と、思いましたが、うろ覚えなので、やめました…(-_-;)


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