真実
えー、更新遅れました…
理由はあとがきで…m(_ _)m
「ん…ここは…?」
春日が目を覚ました…そして-
「テメェの墓場だ」
俺は、本気で春日を殴ろうとした…
しかし、春日は俺の拳に当たる前に、握っていた鉄パイプを俺の顔に近づけた…
「…やっぱり、異能者だったんだな…?」
「…あぁ、一年前の夏休みの初日からな…」
「そうなのか…とりあえず、死んどけぇ!」
いきなりの不意打ちに、春日は対応しきれず、俺の本気の拳をくらった…
「…いってぇ…」
「お前…『師匠の教えをまた守れなかった』って、言ったよな…?」
「あぁ、言ったよ…」
「自分だけに責任を感じて、一人で行って…そしてテメェは、人を傷つけたんだ…お前は、馬鹿なのか?」
「…ごめん…」
それから、沈黙が続いた…
「とりあえず、家に帰ろう?」
ココロが言った
「…そうだな…」
翌日
午前11時半
今日は、休日…
(あぁ、ヒマだ…何もやることねぇ…)
ただ、家で布団でごろごろしていると、二度寝をしそうになるが、やることがないので仕方がない…
(ちょっと、散歩に行きますか…)
俺は、服を着替えて外に出た
いつも通りに道場に行って、家に帰ろうとした…が、
(帰ってもやることないし、どうしようかな…)
その時、前方に啓一君がいた
「ヤッホー」
わたしは啓一君に声をかけた…
今日もいつも通りに剣道に行き…家に帰るところだった…
暇なので、遊びに行きたいところだったが、昨日のことを引きずってしまう…
「ハァ~」
軽く、ため息をついた…
すると、後ろから
「よぉ…」
聞き慣れた声がした…
「ハァ~」
ため息が出た…
家の中が退屈だからだ…
「百合花~!ちょっと、買い物に行ってきて頂戴~」
親が叫んだ…
「はーい」
(まぁ、家にいても退屈だし…ま、いっか)
買い物しようと、街にある八百屋まで歩いた
八百屋についた途端に―
「へい、らっしゃい!」
そこには、青い帽子をかぶり、たまに、奥から聞こえてくる声に『薫』という単語が聞こえてくる…
※「わーったよ、かーちゃん!」「え~と…トマトとキュウリを下さい」
「どうも~!」
私は、代金を渡した…
その時、他の客たちが入ってきた…なんか、ス○夫の髪を丸坊主にしたような人だった…
「ブタゴ○ラ-!」
これ以上いたら、色々と危ない気がしたので、その八百屋を後にした…
「よぉ…藤枝」
突然、聞いたことのある声が私の足を止めた
気がついたら、全員が揃った
これは、偶然なのかと聞きたくなる…
ココロは、道場の帰り
春日は、剣道の帰り
藤枝は、買い物の帰り
ただ、俺だけ目的も持たずに歩いている俺が悲しくなってきた…
「高崎啓一…」
突然、しばらく聞いてない声が俺の足を止めた…
アテムだった…
「話がある…ついて来い…」
歩いて三分程歩いた…
そこは、人気のない道だった…
「…ここら辺で、いいだろう…」
アテムは、言った…
「で?俺らを人気のないところに連れてきて何なんだよ?」
「…一つ聞こう…」
「また、質問かよ」
「啓一、お前はそいつらを仲間と言えるか?」
(そいつら…?)
「テメェ、言葉に気をつけろよ?俺の仲間に『そいつら』なんて次いってみろ…?どうなるか、俺すらわかんねぇぞ…?」
「わかった…では、真実を聞かせよう…」
「は?」
「高崎啓一…鷹取ココロ…おまえらは、姉弟なのだ…」
「……………は?」
しばらくは、こいつの嘘かと思った…現に、この前ニュータイプだかなんだかほざいていた奴だったから…
三十秒ほど沈黙が続いた…
「確かに…雰囲気、似てます…」
藤枝が沈黙をやぶった
「いやいやいや!雰囲気だけだろ!?」
「生年月日は?」
「…2月29日…」
二人一緒に答えた…
「うわ…四年に一度の誕生日…」
春日は、なんか可哀相な目で俺とココロを見た…
「ともかく!これでもまだ、決定的証拠にはならねぇ!」
「…ならば、お前の家の人に聞いてみろ…」
「あぁ!言われなくたって、聞いてみるさ!」
俺は、一直線に家に走り帰った…
「叔父さん!俺は双子だったのか?」
禁煙グッズをふかしている、叔父さんに単刀直入に聞いた…
「…どこから、その話を?」
「…………っ!」
期待したくなかった答えだった…
俺は、すぐさまにみんなのところに向かった…
家をでる瞬間-
「啓一!」
叔父さんの呼ぶ声が、俺の耳に届いた…
「…おかえり…」
みんな、気まずい空気を漂わせていた…
「…ただいま…」
ココロの方も、同じ答えだったのだろう…目が、地面を向いてる…
「これで、わかっただろう…おまえたちは、姉弟なのだ…」
「…ぇ…!」
「前に言うべきだったな…異能は-」
「るせぇ!なんで、今なんだよ!」
「では、この戦いが終わってから言えばよかったのか?」
「そんなんじゃねぇ!なんで…何でなんだよちくしょー!」
俺は、その場を走り去った…
1キロほど走って、疲れて休んだ…
いつの間にか、雨も降っている…
(なんて、憂鬱で暇で最悪な日なんだ…)
「啓一君…」
啓一君が走り去って、二分ぐらいが経っただろうか…雨も降っている…
しばらくして、フードの男が急に、口を開いた…
「…異能は、双子で顔が似ているというのが多くだろう…だがそれは、異能も同じだ…だが今回は、珍しい方だったがな…」
今のセリフを聞いて、怒りがこみ上げてきた私は、男をひっぱたこうと近づいた…が-
ドォォォォォン
「がふっ!」
ココロさんの、蹴りを受けて壁に貼り付けられていた…
「もう二度と、人を実験対象みたいに言わないで…じゃないと、再起不能にするから…」
ココロさんがそういった直後-
ジャリ
後ろから、誰かが来る足音がした…
(啓一君!?)
と、思い振り返った…だが、別人だった…むしろ、警察だった…
「君たち、ちょっと署にご同行願おうか…?」
※まぁ、読者の方は知ってますよねw
そうです…「キテレツ大百科」ですww
実際、いろいろ迷いました…青いネコ型ロボットと…w
今日の、夕方らへんに更新しようかな?と、思っていたのですが…
なんせ今日、面接がありましたから…(-_-;)