表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この銀河を救いなさい。  作者: 自然発火
第一章 この少女を救いなさい。
9/42

第九話 「デヴォン」の成長

第一天空島に着いた。結局飛行船でヒカリとは話すことはできなかった。

「うへー今回のも強そうっすね~」

「そうだね...倒せるかな...」

「大丈夫っすよ!今回は燐さんが最初っからいますし。」

「うん。できる限り力になるよ。」

本当に力になりたい。少しでもヒカリに生きていてもらうためにも。昔のことも調べた。できるだけ長く生きてもらうためにたくさん調べた。その結果一つだけ長く生きてもらうための方法を見つけた。それは「祈りの第十七怪物(デヴォン)」を殺す。呪いの元凶を殺せば呪いも断ち切ることができる。だからそれまで僕が戦い続ける。そうするしかなかった。

飛行船を出ると、前回よりも大きく、資料にあった「祈りの第十七怪物(デヴォン)」の姿に似ていた。「祈りの第十七怪物(デヴォン)」も段々成長しているのだろう。

「燐!来たか。やばいことになっている。『祈りの第十七怪物(デヴォン)』の複製体が()()を始めている!」

「そんなこと過去にあったんですか!?」

「いや、なかった。おそらく前回のように段々強くなっているのだろう。」

「とりあえず討伐しに行きます。」

「待て。もう『祈りの第十七怪物(デヴォン)』は第一天空島にいない。第八天空島に飛んで行った。」

「それではすぐに向かいます。」

「ああ。任せた。」

もう一度飛行船に乗り込む。そして第八天空島に飛び立った。


「うわ。本当にいた。」

第八天空島に着いた。第一天空島にいた「祈りの第十七怪物(デヴォン)」と同じだった。

「よし。倒そう。」

資料で調べた限り、コアの場所も形も変わらないだろう。だからまた一撃で「祈りの第十七怪物(デヴォン)」の体を切り裂く。

「な!?硬い...!」

刃は「デヴォン」の体に入ってすぐに止められてしまった。次にヒカリが飛び出してくる。

「おい、バカ!お前は戦うな!」

ヒカリの腕を強く引く。自分の体を「デヴォン」とヒカリの間にねじ込み、「デヴォン」を切りつける。

「やっぱり、知ってたんですね。燐さん。」

「ああ。ファラムから聞いた。だからお前は戦うな!」

「嫌です。私はこの天空諸島を守るためにあります。だから戦わないと...」

「おい、ヒカリ!」

ヒカリは聞かずに「デヴォン」に向かっていった。

よければコメントなどもお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ