表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この銀河を救いなさい。  作者: 自然発火
第二章 クラミア星を救いなさい。
41/42

第四十一話 How do you attack Devon?

無事に第七天空島に現れた「デヴォン:cell1822」(cellというのは『デヴォン』の複製体が何体目かということらしい。これで討伐記録を管理するようになった。)はヒカリと僕で討伐した。少し前の時のような異変は何もなく、ただただ「デヴォン」が攻めてきただけだった。

「ふ~今回も無事に終わったね!」

「本当によかったな~何もなくて。」

「これまで異常事態が多すぎて大変だったもんね!そうだ!私も『デヴォン』の本体の討伐に協力するよ!何か力になれることがあればいいけど...」

「それだったらヒカリも会議に参加してよ!役に立てることいっぱいあると思うよ~!」

「本当に!?それなら参加しようかな~」

「ぜひ頼むよ。みんなも歓迎してくれるよ。早速会議室に行こっか。第一天空島にあるから。ファラムたちもいるよ。」

「うん!行く!」


第一天空島に着いて。会議が始まった。

「今日からヒカリが協力してくれることになったからよろしく。」

「よろしくお願いします!」

「ヒカリも来てくれたか。よろしくな。」

「おーおー!この子が燐の彼女さんか~よろしくね!」

「紹介するね。この人は第二部隊の隊長のグレアさんだ。」

「よろしくお願いします!グレアさん。」

「グレアでいいよ~グレアで~あんまりさん付けは好きじゃないんだ~」

「そうですか...じゃあグレアちゃん、よろしく!」

「うんうん。それでもいいかも。よろしくね~」

「それじゃ本題に入るぞ。そろそろ兵器の案をまとめておきたい。最初の攻撃に使う兵器はとっても重要だ。何を使うかよく考えないと。」

「最初の案の砲撃じゃあダメなの~?」

「念には念をだ。砲撃だけで足りなかったら取り返しがつかない。というか計算したところ足りない。」

「最初っから燐たちを戦場に出させるのは~?」

「危険すぎる。初動で全員死んだら元も子もない。」

「燐くん...!案があるんだけど...言っていいかな?」

「いいよ。言ってみて。」

「ファム王国が使ってたみたいな兵器を作るのは?」

「いやいやダメでしょ~あんな危ない兵器使えないよ~」

「いや、アリかもしれない。」

「あれ!?」

「あれならかなりの威力が出るし、何よりソウ・ファムを捕まえているんだから製造法も聞けるはずだ。『デヴォン』を安定的に撃退できている今なら作れるし、制御できる。ファム王国は僕たち天空諸島軍と戦うために作ったから問題になったけど、『デヴォン』と戦うためだったら対して問題にもならないかも。ファラムさん、どう思います?」

「いいんじゃないか?上に聞いておく。」

「じゃあ上に許可をもらえたらそれで決定でいいかな?」

「いいと思う~」

「それじゃあそれで決定で。許可がもらえたら『デヴォン:cell1823』のコアを確保する。」

「了解」

「それじゃ今日のところは解散で。実行に移るのが一カ月後だろうからしばらくは会わないな。」

「じゃあね~」

「グレアちゃん、またね!」

「ヒカリちゃん、またね~!」

第六天空島に踵を返す。

四十一話、読んでいただきありがとうございました!

ファム王国がかつて行った禁忌に燐たちが片足を突っ込みます。燐たちもどうにかして「デヴォン」を倒したいから必死なのです。ということで次話もご期待ください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ