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この銀河を救いなさい。  作者: 自然発火
第二章 クラミア星を救いなさい。
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第二十七話 会議

あの第五部隊の隊長が何か仕事をしてくれるとは思っていないので、自分たちで作戦を立てる。

「さて、もしここ第十二天空島にファム王国が攻めてきたときの兵器の攻略法を考えよう。まずはどうやって破壊するかだな。」

「燐くん、何か案があるって言ってなかった?」

「あるにはあるが...うまくいく気がしないし、最悪第十二天空島が墜ちる。」

「駄目じゃないっすか、それ。」

「うっ...」

「とりあえず聞くだけ聞いてみますか...?」

「まあ聞くだけ...」

「簡単に言うと『デヴォン』のコアを強制的に暴走させて、『デヴォン』を殺す。」

「無理ですね。」

「無理だな。」

「無理じゃないっすか。」

めちゃめちゃ反対された。しょうがない。だって本当に無理だと思うもん。

「ということで三人にも知恵を分けてほしいんだ。」

「ん~」

頭を抱えて悩む。するとヒカリが手を挙げた。

「ん?ヒカリ、何か思いついたか?」

「うん。燐くんくらいおかしいこと言ってると思うけど、兵器を壊さなくていいんじゃないかな?」

「は?」

「いや、ヒカリ、何言ってるんすか?兵器を壊さないと根本的な解決にはならないんすよ?」

「うん。だけど、壊さなくても第十二天空島を守ることはできる。最初の目的は『ファム王国から第十二天空島を守る』、でしょ?だからファム王国の人さえ倒せば兵器を壊さずに勝てる。『デヴォン』が暴走する可能性も下がるしね!」

「確かに...それでいいのか。『デヴォン』のコアは後でどうにかなるだろうし。みんなはこの案でいい?」

「つまり兵器使ってる人をボコボコにしてやればいいんだね!よし。その策、乗った!」

「いいんじゃない?リスクも少ないし。」

他の二人も賛成する。

「それじゃあこれで決定だな。明日に向けて今日はしっかり休んでおこう。じゃあまた明日。」

「おやすみ~」

そこでヒカリ達とは解散した。

「僕も寝るか。」

部屋について少しして僕は寝た。


次の日、

「おい。燐。起きろ!」

某第五部隊の隊長が起こしてくる。

「おはようございます...急にどうしましたか?」

「急にどうした、じゃねえよ。今日の早朝ファム王国に宣戦布告されたんだぞ!」

「マジっすか。それじゃあすぐに前線のほうに向かいます。」

「おう。早くしろ。急げよ。一分以内に来なかったら腕立てな。」

「流石にひどくないですか!?ちなみにあなたは今回の戦いで何をするんですか?」

「あー。うん。えっとー、そうだ!軍隊の管理や指令をやるぞ。ちゃんと俺の指示に従えよ。」

「いや、階級同じなんで従う必要ないんですが...」

「なんか言ったか?」

「いや何も。ちゃんと仕事してて偉いなーって。」

「はっはっは、そうだろう、そうだろう。偉いだろう。」

「それじゃあヒカリ達迎えに行ってくるんで。また後で。」

「おう。また後でな。」

部屋を出てヒカリたちの部屋に向かう。

二十七話、読んでいただきありがとうございました!

二十六話の会議?がちゃんと会議になりました(笑)ということで某第五部隊の隊長は仕事をしているのでしょうか。そんなことは話に関係ないのですが。ということでファム王国が暴れだ(宣戦布告)してきました。こっちは話で重要です。某第五部隊の隊長はただのネタなので関係ないです。燐たち四人はどう戦っていくのか。そもそもファム王国が第十二天空島に来るのか。楽しみにしていてください!

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