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この銀河を救いなさい。  作者: 自然発火
第二章 クラミア星を救いなさい。
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第二十六話 会議?

「よし、みんな集まりましたね!それじゃあ第十二天空島に向かいますか!」

第十二天空島は兵人街のある第六天空島の隣の島だ。結構すぐに着く。みんな揃って飛行船に乗り込む。

「そんじゃ今のうちに聞いておきますか!ヒカリ、燐さんとはどこまでいって......」

「向こうでは何があったの?」

クラミアの話をサーシャが遮る。ありがたい。なんか嫌な予感がしたから。

「まあ僕たちは普通に戦っただけだよ。肉体のほうは殺しきったしね。ただファム王国に先を越されてその間にコアを奪われてただけだ。そう考えると利用されてただけかもしれないね。」

「なるほどっすね。つまり『助けて~』って言われてきたのに、向こうはやること終わって後片づけを任された感じっすね。」

「独特な例え方だな...まあ、間違っちゃいない。実際『デヴォン』の肉体の片づけを任されたしな。」

「そろそろ第十二天空島着きそうっすね。やーやっぱ早いな~隣の島近いっすもんね。」

「そうだな。一か月ちょこっと前に来た時もすぐだったな。」

「そういや『デヴォン』現れてましたもんね。」

「よし。みんな。行くか!」

「『うん!』」

第十二天空島に上陸した。噂で聞いた通り、一か月の間に第十二天空島は激変していた。建物は錆び付き、道は荒れ果て、あちらこちらにガラの悪そうな人たちがいた。

「うへー本当に変わりましたね~」

街の中を歩いていく。少し歩いて第十二天空島の天空諸島軍キャンプがあった。

「ここだ。」

中に入っていく。廊下を歩いていると、一人に話しかけられた。

「君が燐かい?」

「はい。そうですけど...」

「よかった。すぐに来てくれ!」

そう言って僕の腕を引っ張って連れていく。ヒカリたちも後ろからついてくる。そして一つの部屋の中に入った。

「燐くん、来たか!待っていたぞ!」

「どうも。それで僕は何でここに連れてこられたのでしょうか?」

「会議だ。これからファム王国が攻めてきたときにどう対処するのか考えないといけない。ああ。けど対兵器の部隊は燐たちの第四部隊な。」

「拒否権は?」

「ない。」

「そうっすか...まあどうにかします。」

「おう。任せたぞ。残りの残党はこっちで狩るから兵器を壊すことだけに集中してくれればいい。」

「分かりました。」

「ファム王国の兵器には『デヴォン』のコアが使われてるんだろ?一発で壊しっちまえ。」

「そう簡単にできたらいいんですけどね...たぶんガッチガチに装甲やらなんやらで固めてきますよ。暴走して『デヴォン』が現れる危険性もありますし。」

「じゃあそうならないように頑張ってくれ。」

とっても投げやりだなあって思った。

「何あの人。全部燐くんに兵器のこと投げやりにして。」

ヒカリも同じことを思っていた。ちょっと怒っている。

「まあまあ、少しだけだけど攻略法は見つけてるし。」

「そっか。燐くんがそういうなら安心だね!」

「ははは...すごい信頼だな。まあここに来るかもいつ来るかもわからないけどいっちょ頑張りますか!」

「うん!」

ヒカリとともに会議室を後にする。

二十六話、読んでいただきありがとうございました!

今日は日曜日なのでめちゃめちゃ投稿しているんですが明日分が尽きそうで困っております!それはそうとしてだんだんとファム王国との戦いの対策が出来上がってきました。某投げやり隊長はちゃんと仕事をするのでしょうか。書くつもりはありません。これからの話を読んでいただいて推測してください。次話もお楽しみに!

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