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128話……クリードの悩み

ちょっと短いです。

 ソイソスで軽くギルドマスターに挨拶をして通過、ベラの存在がある以上辺境伯に会うのはよろしくない。


 最悪ガイ……アス? の持っていた戦斧をプレゼントすればなんとかなりそうな気もするが会わないに越したことはないだろう。


 ソイソスを出発して南西方向に舵を取り村や街があれば迂回、ひたすら進んでいく。


 女性陣はなにやら隅で固まって話している。

 近寄り難い雰囲気なので俺は運転席に座ってボーッと景色を眺めていた。


 嫁取り……嫁取りなぁ……

 可愛らしい子だし嫌という訳では無いんだけど、本当に欲しかったものは手に入らないと思い知らされてイマイチ前向きに考えられない。


 日本が一夫一妻制だったから俺はそうしたいと言う気持ちは一切無い。

 そういうものだと受け入れているし、リン、ソフィア、アンナは確定してるもんな。


 そうだ、サーシャにも伝えないと……

 断られたらちょっと辛すぎるけど仲間はずれもな……

 いや、そんな言い訳みたいな事じゃなくて俺自身がサーシャも欲しいと思っているのだから。


 こう考えているとケイトを失った隙間をサーシャたちで埋めているような気になって自己嫌悪に陥ってしまいそうだ。


 決して穴埋めとかそんなので求めている訳では無い。

 リンだって、ソフィアだってアンナだって好きだ。

 パーティとして活動していた間はそういうことでパーティの輪を乱すことはしたくなかったし、誰か1人を選ぶなんてと考えていた。


 まぁ1人を選ばないといけなくなったのなら俺はケイトを選んでいただろうけど……


 でも一夫多妻制だと聞いたし、もっとわがままになっていいとも言われた今なら全員欲しいと思う。

 我ながら浅ましいと思わなくもないが正直なところこうなんだから誤魔化しても仕方ない。


 今はベラとイリアーナも居るからサーシャに伝えることは難しいけど教国に戻ったらしっかり伝えよう。

 リンたちの時のように流されてというのはよろしくない。


 サーシャの件はそれでいいとして、問題はあの2人か……


 サーシャたち4人のことは女性として、妻として、家族として愛することは出来ると思う。

 そこまで長い期間では無いがある意味命を預けあった仲、信用も信頼もしている。


 けれどあの2人は?


 ベラに関しては2度目だがイリアーナは初対面、好きとか愛してるとかの話では無い。


 正直2人を妻にしろと言われても全くピンと来ない。


 どうしたもんかね……



 ウルトにはのんびり帰ろうと伝えてある。


 王国と教国の国境は山をぬけてこっそりと越境するため迂回するが明後日には教国に到着するだろう。


 それまでにある程度の答えは用意しておかないといけないだろう。


 はぁ……

 魔王を倒したら倒したで面倒くさいな……



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