番外編 専門用語名鑑
第1章完結記念!!番外編です!
足りない部分があれば、また追加します!
第1章終了記念!
《追憶のアビス》専門用語集!
(専門用語と舞台設定)
・ATS(特殊生物殲滅部隊)
国際魔法管理協会、通称KMCに所属しているアビスを駆逐することを専門とした魔法師の組織。所属しているのは、有名な新島鎮雄や冴島夜十の姉である《戦場の歌姫》の異名を持つ、冴島美香。
過去に名家と何か事件があったらしい。
・KMC(国際魔法管理協会)
現在の人類に備わっている魔法を管理することを主体としている組織。
幼少期の頃から一年に一度の定期検診で魔力の尖った人物が居ないか、人類に危険を及ぼす魔法が無いかなどの情報入手に全力を注いでいる。
昔は魔法に関する組織でしかなかったが、今はKMC主催で建てた学園等も存在している。
・魔法
人類の持つ生命力とは違ったもう一つの力。
個体其々が持つ魔法は違い、KMCの定期検診によってどんな力なのかを知ることが出来る。
また、魔法の回数には上限が決められており、一般的な数なら50〜60。それ以上に才能を持っているならば、100を超えるとされている。
異例の十回未満は今の所検出されていない。
・定期検診
KMCが主催で行う人類の持つ魔力を診るモノ。一般的に特別な事情がない限り、強制参加とされている。
・名家
各属性の魔法提唱者の一族。
炎の朝日奈。
水の天海。
風の夜風。
雷の鳴神。
光の眩耀。
闇の影山。
地の緑野。
計七つの名家が有名であり、其々のトップに名を連ねる者達は魔法師界でも顔が広い。
朝日奈燈火の家は、火の朝日奈家。
・KMC魔法学園。
KMCが主催して建てた魔法師を育てるための学園。未だ世界の脅威と恐れられているアビスを駆逐する為、数々の優秀な魔法師を輩出している学園でもある。
ただ、校則や秩序が一切無い。無法地帯。
本編では、何度も学園の中で死人が出てきている。また、死人が出た時の隠蔽な対応は頭一つ飛び出るほどに上手い。
・アビス
いつの時代から生まれたのか、何処から来たのか、どうやって増えるのか。
まだまだ原因も弱点も公表されていない未知の生物。現在の人類に強く怨念があるのか、姿を見ると100%襲いかかってくる。
・魔術師
アビスを生み出す魔法を使用したり、現代の人間が必要な上限回数も一切使用しないで魔力を発動出来る魔力の祖。
過去に滅んだとされていたが、《祈願派編》で登場した。
現在の人類を《未完成》と呼び、人類を根絶やしにするアビスに忠誠を誓っている。
・《未完成》
現在の人類の名前。
魔力に上限回数が無い魔術師と比較されて呼ばれた名前。
アビスが狙うのは魔術師ではなく、《未完成》だけという噂もある。
・《魔力渡》
その名の通り、自分の魔力を相手に渡すこと。例えを挙げるなら、具現化で魔力を剣にしたならば、それを武器として使ってもらう為に渡すといった形。
ただ、《魔力渡》は渡された方に多大な影響を与えてしまう。渡す方よりも渡された方の人物の魔力が弱いと、最悪の場合、死をもたらす可能性だってある。
・魔法武器
魔力を封じ込めた武器。その魔法の特性を武器として使うことが出来る。
《魔源の首飾り》のように、所持者に影響を与えるモノも存在している。
・《魔源の首飾り》
世界に10個存在すると禁じられた魔法武器。
7つはKMCが管理しており、残りの3つは何処かへ散らばっている。
KMCは《魔源の首飾り》所持者を探しており、見つかれば命はない。
《魔源の首飾り》の特性は、冴島夜十の《願いの十字架》や、星咲嶺王の《制御の宝玉》のように使用者の上限回数を10回未満にする代わりに、《魔源の首飾り》で使用可能となる魔法以外の魔法に関する上限を無限にする。
その為、冴島夜十は記憶魔法を無限に、星咲嶺王は星魔法を無限に使うことが出来た。
所持者が決まった段階で、所持者の前の上限回数は無意味となる。夜十は65回の上限回数を有していたが、無限に昇格した。
・《願いの十字架》
冴島夜十の持つ、銀色の十字架のネックレス。禁じられた魔法武器、《魔源の首飾り》の一つで、"世界を意のままに操る"魔法を十回使うことが出来る。
また、朝日奈火炎に行った《蘇生魔法》のように、夜十の一回消費で行えない程、莫大な魔力を使う魔法は回数を大きく消費することになってしまう。
・《制御の宝玉》
KMC魔法学園の生徒会長にして、《戦闘派》の統率者、星咲嶺王の持つ、《魔源の首飾り》の一つ。
所持者は一回消費につき、100個の臓器分、生物を操ることが出来る。
また、命令を下す場合、その人物の臓器を手にしている状態にあることが絶対条件であり、臓器を手にしている時は、臓器の持ち主の魔法を無制限に使用できる。
《制御の宝玉》の特性により、触れた相手の臓器を意図的に抜くことが出来る。
抜かれた本人は痛みも感じない。
・《平和派》
KMC魔法学園にある四つの派閥の内の一つ。
其々の平和を思い描く少年少女を主体とし、個々の平和を守る為に日々努力している。
また、アビス討伐任務なども積極的に受けることから、世界平和に繋がる努力もしていると言える。
量より質を考え、新入生で派閥に欲しいと考える場合に、魔力量や運動量を見て判断している。
・《戦闘派》
第1章では、星咲嶺王に操られていた。
平和を掲げ、それを守る《平和派》とは違い、壊す、殺す、などの野蛮な衝動を秘めている少年少女が所属しやすい派閥。
主に、戦闘が得意な人物が率先して入る可能性が高い。
・《祈願派》
アビスと共存する世界を願う派閥。
拠点を校舎裏の森林にある教会とし、中々謎の多い派閥ではある。
第1章では、魔術師が生徒として紛れ込んでいた為に間違った情報が夜十に流れたが、本来の活動内容はアビスとの共存を目的とした活動。
統率者の八城朋也は、黒龍、白龍の友達を持っている。
どうやって和解したのかは不明。
・《巨大烏賊》
体長100メートルの巨大な烏賊。無数に何メートルでも伸縮自在の足を持ち、敵とみなした標的には当たるまで無限に追尾する。
鋭く尖った足は光の速度で動くことが可能な為、夜十が行った引き付ける行為は自爆特攻と同意。
弱点は足ではなく頭。
・《世界蛇》
KMC魔法学園の校舎を優に超える体長にして、太さも尋常ではない。
主に攻撃方法は、普通の蛇と何ら変わらないが、その特性は魔法師を殺す力を持つ。
《世界蛇》は魔法で殺すことは出来ない。
出来るとしても、世界を揺るがす魔法や新島鎮雄クラスが使う究極魔法などでしか倒せない。
夜十は《願いの十字架》で極大魔法を願った為に倒すことが出来た。
《世界蛇》の大きな特性は、魔法でダメージを負った時、その魔法が体質に変化する。
素早い体質変化が武器。
炎魔法を喰らえば、炎の体になり、氷の魔法を喰らえば、氷の体になる。といったモノ。
・武器生成
魔力を具現化して武器に変化させたモノ。
魔力をミリ単位で消費する。
今日の投稿は以上です^^
明日は本編を投稿して、人物名鑑の推敲を行います!!




