表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

誘拐されたその先は

1日2食昼寝付きガラスのドア越しの僕とそいつの日常生活!

よろしくお願いします!!

視界が滲む


…眩しい


目を開けたくないな…


そう思いながらも、僕はゆっくりと目を開けてみる。



…分かっていた。


早く死ねないかな、と思っていた。


「…」


駄目だった、今日も僕は生きている。


「今日、何日だろう」


いつの間にか日にちさえ曖昧に、時刻さえ揉み消されたように、分からなくなっていた。


僕がいるのは小さな部屋の中。


例え僕が死にたくても、自分の力では怖くて死ぬ事が出来ないから、


…だから誰かが僕を殺してくれて、起きたら死んでいたっていう展開を想像しては目を開けて落胆するんだ。



僕は一人で暮らしていない。同居人がいる。


といっても僕は全く好き好んでここにいる訳では無い。つまり、誘拐されたのだ。そして、この狭い部屋にずっと…閉じ込められている。


何のつもりで僕を誘拐したのかは知らないが、元々僕には親がいなかったので、別に寂しいだとか帰りたいだとかいう感情は湧いてこない。


「…来た。」


僕の部屋には毎日、朝と夜にそいつ(誘拐犯と呼ぶのは面倒なので、そいつだ。)がやって来る。


何をしに来るのかというと、ご飯を持ってくるんだ。っていってもやっぱり一緒に食べるとかではなくって、お皿に沢山のご飯を入れて帰っていく。そんな感じだ。


なんだよ。僕だって腹くらい空くさ。

生きてるんだもの。


朝の分のご飯を食べ終わった僕は、早速この部屋で一番居心地のよい所へ行く。

何をするかっていうと…


「……ねむ…」



寝るだけだ。


だってそいつは遊び道具すらくれないんだ。

つまらないんなら寝るしかないだろ?

見てくださった方、ありがとうございました!(*'▽'*)

これからゆっくり投稿していくと思いますが、のんびりと待っていて下さい!!(*´罒`*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ