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昔々のお話。
大地には3つの種類がおりました。
魔の力を司る「ノーブル」
癒しと平和の象徴「エルフ」
そのどちらでもない「ペスカ」
長い長い間、それぞれの種族が交わることはありませんでした。
しかしある夜、1人のエルフの女とペスカの男は出会い、惹かれ合い
やがて一つの命が芽吹いたのです。
それを知ったノーブル王はエルフとペスカが手を組み、ノーブルの絶対王政に反逆しようとしているのだと思い込み、やがて彼らの間で酷い争いが起きました。
争いの原因となったこどもは「禁忌の子」
と呼ばれ、人々はこう誓いました。
「二度と生まれてはならない。」と ー・・・