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第17話 境界の手

 大会予選トーナメントは大盛況のまま夜を迎え、王宮敷地内に急ごしらえで創られたロマネスク建築の屋敷、各国の王族を招き入れる時用の宿泊施設である。そしてここはカターノート共和国迎賓館の一室にて、老人アーサー=カターノートは自身の周りに集結した”王都の守護者”達の中心に座り口を開いた。


「クロード殿、会場内に不穏な動きはなかったですかな?」


「はい今日の所は問題なく……明日も引き続き、私とセドリック以外のミスティネイル十六名は会場の監視を続けます」


「あとセドリック君には悪かったの……お友達の応援に行きたかったろうに」


「いいえ、王都とアンリエッタ姫殿下の守護は僕達の天命ですから」


 アーサーの言葉に、セドリック=ブラーヌ=カターノートは静かに頭を下げる。その横で甲高い声で話し出したのは、昨日の件で少々機嫌の悪いルイズ=カターノートである。


「でもお爺様? 確かに大きな大会ですが、王都の守護者ミスティネイル達全員を引っ張りだす必要がありましたか? トロンリネージュの警備兵も十分におりますし任せておけばいいではないですか」


 ”王都の守護者ミスティネイル”

 ”王都の闇ルシアンネイル”


 カターノート共和国の莫大な出資により主にゼノン王国特殊部隊で成り立つ、アーサーの保有する専用部隊である。ミスティネイルは王都と皇女の守護を、ルシアンネイルは王都に仇なす者共を秘密裏に始末する部隊である。現在後者の部隊は内部暴走を起こしアーサーとの契約を犯した為、ゼノン本国で謹慎中である。


「全くその通りじゃルイズ、思い過ごしなら越したことはない」


「え?」


 アーサーの周りを本が重力に逆らってくるくる回る。


「王都に入ってから違和感を感じるのじゃ……ワシのデバイス”ロンゴミアント”も同意見での」


 アーサー=カタ―ノート専用辞典型DOSデバイスは、器用に自らページをめくって喋り出した。


『思い過ごしはないで! 何らかの術式の気配はあるんや、だがそれが何なのかが分からんのよ』


『解らない事が問題なのです。真理の本である我らが解らない事が……です』


「あらヘキト、ヘカテー。お久しぶりね」


『おぅルイズやないけ、われ相変わらず貧乳やなぁおい。ちょっと揉んだろか? つーか揉まれてないやろ自分』


「ちょっとは成長してるわよ! ってゆーか揉ませるかぁ!」


『そうですよヘキト。貧乳に貧乳と言っても大きくなる訳ではありませんし』


「貧乳貧乳って貴方等ねぇ……」


「まぁちょっと落ち着くのじゃルイズ」


 仲裁に入ったアーサーは孫娘にキッ! 視線で刺され後ずさる。 


「これこれお前達、ルイズに胸の話は禁句じゃ。ワシはちっちゃい胸も好きじゃよ? ルイズ」


『嘘つくなや自分、貧乳はステータスの意味分からんゆーとったやんけ』

『アーサー様は巨乳派です』


「このデバイス……だんだんお爺様に似ていく気がするわセクハラ的な意味で」


 いつまでも続きそうなので執事クロードが一歩前へ出て口を開きかけるが、先に話しを始めた者がいた。

 右半身のみを覆う銀の鎧を身につけた聖騎士――フォルスティーヌ=ヴィンセント、ミスティネイル十八人の中でその実力はゼノンの錆びた釘ラスティネイルであるクロードに匹敵する女性であり、リョウの母親である。


「アーサー様、我が夫……ジン=ヴィンセントの鷹が先程私の元へ、恐らく緊急事態かと」


白銀しろがね殿の鷹じゃと? 間違いないのかの」


 フォルスティーヌは昨日の酒場で楽しんでいた女と同一人物とは思えない豹変ぶりだった。まるで鋭利な刃物――その表情にルイズとアーサーは事の重大性を感じ取る。


錆びた釘ラスティネイル専用の伝書鷹じゃな……内容は?」


「まだ全ては解読出来ておりませんが……ただ”黄金に気を付けろ”と」


「黄金じゃと……」


「フォル、そんな謎掛けみたいな暗号文少し不自然じゃない? 貴方の旦那さんのいつものオフザケって事はないの?」


「ルイズ、私の宿六は馬鹿でスケベで金にダラシない甲斐性無しですが……仕事で冗談をやる人間ではありません。そしてこの(フミ)は血で刻印されています。これは私達の間での取り決めなのですが”敗北”を意味します」


 その言葉にクロードは眼光を鋭く細める。その隣りに居た同じく隻腕のミスティネイル、ゼノンの傭兵イワン=アルベルトは叫ぶように。


「馬鹿な! あの天才……最強の錆びた釘ラスティネイル白銀しろがね”がられたというのか!? いったい何者が」


「キツい事を言うようじゃがフォルスティーヌ、ゼノンへ行く事は許さん」


「理解していますアーサー様、恐らくジンがクワイガン王にでは無く私に連絡をよこしたと言うことは”あちらよりこちら”に危機が迫っているという事でしょう」


「フォルぅ……」


 ファルスティーヌは自分の顔を下から心配そうに見上げるルイズに気付き、いつものふんわり笑顔を作る。


「あらあらルイズそんな心配そうな顔しないで? ウチのバカ亭主はあれでも地上最強とか言われてたんだから。負けたとしても上手い事逃げると思うわ? 逃げ足が最強だからあの人」


 ルイズを心配させないた為に優しく笑う。


「黄金に気をつけろ……とは。ジン殿は一体何を言いたかったのか」


「イワン殿、解らん事は深く追求せず……じゃ。暗号の解読は別の者に任せるとして、クロード殿……アヤノはまだ見つからんか」


「それに関しては私が率先して足取りを追っていますが未だ」


「クロード殿の索敵武装気アスディックを持ってしても掛からんとは……うむ」


アーサーは昨晩から行方知らずとなっているアヤノを一刻も早く見つける事を最優先事項としている。理由は”違和感”――王都を覆う違和感の正体を知るのは彼女の力添えが絶対不可欠出会ったからだ。


「私の索敵武装気アスディック300メートルをもって王都全てを探して掛からないとなりますと、通常ならば此処を離れられたと考えるのが普通、しかしジン殿の件といい不可解な事が重なり過ぎております。この一連の流れ裏で糸を引くは恐らく同一人物の可能性が出てきましたな」


「流石はクロード殿じゃ。昨晩の件と良い……解せんの」


 クロードとアーサーの会話にルイズは小首を傾げる。


「ねぇフォル、昨日の晩何かあったの?」


「そうね、私達は酒場に居たから見なかったんだけど、昨晩王都上空でで何者かと交戦するアヤノ様が目撃されたらしいの」


「交戦? そう言えば昨晩は私達も色々あったわね……城下にいたのに気付かなかったなんて最悪……アヤノ様ってあのイザナミ様よね」


 その問いにはクロードが答える。


「さようでございます。ルイズ様、創世記の紅い魔女殿イザナミ=アヤノ=マクスウェル様です。昨晩お部屋を出たきり戻られていないのです」


「その交戦していた相手に……やられちゃったって事なの?」


 パチッ アーサーの周囲で何かが弾ける。彼の周囲に浮遊する辞典が勢い良く開いた。


『お、おいアーサー落ち着け! 圧縮魔法ラプラスが解ける! 全員黒焦げになるぞ』


『そうですアーサー様、気持ちは解りますが焦っては元も子もありません』


「……お祖父様?」


 バチン! 今度の音はアーサーは禿げ上がった自分の額を叩いて天井を見上げた音である。電撃を発していた体が収まり、そしてあぁ何たることか、そんな表情でシワだらけの顔を歪める。


「いやすまんのぉ失態じゃ、長い事生きようとワシはまだまだケツの青い餓鬼のようじゃ……」


(?……お祖父様はもしかしてイザナミ様の事を……)


 祖父の気配にルイズは思ったが口には出さなかった。気を取り直したアーサーは皆に向き直る。


「胸騒ぎが確実なモノとなりうるかもしれぬ。この王都全体を覆う違和感……恐らくは”術式”の正体を解読出来るのは紅い魔女の持つ能力のみ――そして予定変更を通達する。アリーナの警護はクロード殿とフォルスティーヌ、セドリック君に、後の十五名は総力を持ってアヤノを探しだすのじゃ」


「「――はっ!」」


 先に呼ばれた三名以下のミスティネイルは既に深夜だというのに顔色一つ変えず、即座に部屋、迎賓館から飛び出し王都の闇夜へ向かい疾走する。ミスティネイルは王都の守護者――しかし彼らの能力は拳の強さだけにあらず。ゼノンの傭兵精鋭陣で構成されたその実力は魔人族を凌駕し、様々な特殊訓練を受け、盗み、潜入、破壊工作もこなす一流のスパイである。


「……アーサー様」


「ん……どうしたセドリック君」


 残された4人の内ルイズに次いで年の若い好青年セドリック。多くをゼノン人で構成されているミスティネイルには珍しく純血のトロンリネージュ人である。


「この度は老いた父の代わりに未熟な我が身が出しゃばった事……お許し下さい」


「っほっほっほ、そんな事気にする必要はない。セドリック君は確かにまだ学生の上未熟じゃ、だが先日その未熟ながら”ルシアン”のサギ……カルヴィン=クラインと戦い生き延びたと聞いておる。彼と対峙して五体満足で生き残ったのは運では無いじゃろう。ワシは期待しておるよ?」


「あ、ありがとうございます。しかしあの時はユウィン先生の助けがありましたので……」


「ん……ユウィン君とな?」


「アーサー様、セドリックは魔法学園でユウィン殿に教えを請うているのです」


 ユウィン=リバーエンドの名に反応したアーサーにクロードは直ぐ様嫌味にならない程度の回答を場に落とした。流石は一流の執事と言う所か。


「何とあのユウィン君が先生とな? ほっほっほ! アヤノが聞いたらさぞ笑ったじゃろうて」


「はい、少々女癖は悪いですが良い先生です」


 セドリックの言葉に彼の暗黒面ハラグロメンが乗った。


「なんとなんとユウィン君も中々どうして男じゃったか」


「ククク……セドリックその位にしなさい。誰が聞いているか解りません」


「失言でしたクロード様」


 下らない下世話な話ではあったが、先程まで張り詰めていた空気が緩やかに広がる。アーサーは昨晩アヤノが失踪してから一睡もしておらず、装ってはいたが年老いた精神は疲弊していた。そんな主人を心配していた二冊のデバイスは、この空気を造り出したセドリックに小声で『ナイスやで少年!』と囁くのだった。


「へ~そうなんだ。あのユウィンって人本当にあれで先生だったんだ」


「あらあらルイズ失礼ですよ? 教師と言っても人間です」


「でもあの人アンリエッタ殿下にもデイオールさんにもゼノン代表の黒髪さんにも何かやらしい事言ってなかった?」


「殿方ってそういうモノよルイズ、貴方も気をつけなさい? 酒場で女の一人や二人や三人は口説いてもオカシくわないわよ」


「ちょちょちょちょっと待って下さいルイズ様! 今シャルロットさんの名前が出たと思うのですが?」


「ん、どうしたの? え~っと……セドリック」


 急に「ちょっと待った―」のポーズで会話に入ってきたセドリックにカターノートの姫は怪訝な眼差しで応える。この青年は女子から見れば9割はカッコイイと言わしめる知的イケメンなのだが、どうやらルイズの趣味では無いらしく名前を思い出すのに少し掛かった。


「そ、その話はいつの事ですか」

「昨日の晩だけど?」

「シャルロットさんとユウィン氏が酒場に?」


「あら貴方の友達なの? 代表皆でお祭り行ってからちょっと社会見学にね。トロンリネージュの子達も他にいたわよ? 確か……アベル君とテッサさん? だっけ」


「なん……ですと」


 セドリックは思う。

「イヤラシイ事」とは? 一体シャルロット嬢にユウィン氏は何を言ったのか。自分は男を上げる為、今回ミスティネイル招集に無理を言って参加させてもらった。しかし、男を上げる前に麗しのシャルロット嬢が既にあの不良教師の毒牙に掛かってしまっていたら? だって酒場ですよ! いやいやいや。そこまで考えて頭を振る。例え毒牙にかかってしまっていたとしても愛すのが真の男という者、女の過去には拘らない! それがセドリック=ブラーヌという男だったはずだ、そう強く思う。だから例え中古でも……いやいやいやセドリックよお前は何を言ってる。女というものは父親にオシメを取り替えてもらった時に既に中古に……ん? ちょっと待て僕は何を考えているんだ。


 ここまで考えて結局答えは出ず――最後に思ったのは男友達の事だった。


(祭り。僕は呼ばれてませんよ……アベル)


 一人で頭を抱えて急に笑みを浮かべだしたセドリックを何か嫌なものを見る目……というか哀れなものを見る眼差しでルイズは隣にいるフォルスティーヌに小声で囁いた。


「この男子……顔は良いのに本命にはフラれるタイプよね」


「哀しいポジションよね~ウチのバカ息子もこうならなきゃ良いけど」


 ルイズは同じカターノート一族らしい青年に少し同情し、肩にポンと手を置いた。


「ル、ルイズ様、僕は男として――」

「えっと、ちょっと怖いから黙って?」

「あ、はい……」


 急にシュンとなったセドリックにルイズは内心「弱っ」と思ったが、それは心にしまい用意していた言葉を掛ける。


「……ユウィンとかいう人は酒場で倒れて運ばれちゃったからデイオールさんは無事よ? でも諦めた方が良いと思うわ」


 セドリックは頭を抱えて両膝を突いた。あれ? 何で泣いてるんだろう。ルイズは思ったが、予想外の所から声が掛かり振り返る。


「ユウィン君が?」

「ほぉ……」


 声を発したのはアーサーとクロードである。特にクロードの笑みは何か面白い事を聞いた子供のように歪んで見えた。


「それは異な事じゃな……彼程の男が酒に呑まれるとは考えにくいの」


「昨晩はアンリエッタお嬢様とこっそり出て行かれましたからな……興味深いですな」


 何で知ってるんだこの執事、そして何故自分の主人がこっそり夜の酒場に連れ出されるのを止めないんだ? ルイズはこの執事の楽しそうな表情に底知れぬ恐怖を感じる……嫌味的な意味で。このままでは自分達が密告したみたいに思われそうで後味が悪い、ルイズは概要を説明しようと思う。


「私も酔っ払っちゃったのかと思ったけど違うみたいよ? デイオール……シャルロットさんがすっごいベソかいて……先生のチャクラがどうとか魔力がどうとかって騒いでたわ」


「な、何じゃと!?」

「わ! ビックリした」


 急に声を上げるアーサーにルイズは飛び上がった。空中を浮遊する2冊のロンゴミアントがパラパラページをめくり主人アーサーの脳に情報を送る。


「シャルロットちゃんとはユウィン君の後ろにくっついている娘じゃったか?」


「そうだけど……どうしたのお爺様?」


 アーサーのただならぬ気配にルイズは萎縮して後ずさる。「まさか黄金とは……」呟く自分の祖父、見れば先程薄ら笑いを浮かべていたクロードからも一切の笑みが消え、鋭い目つきで何か考え込んでいる気配だった。ロンゴミアントが一冊、ヘカテーが自らを開いて肯定の異を唱えた。


『アーサー様、その情報が正しければ憶測の適合率は99.6%です』


「うむ……人体のチャクラが目視出来るのは特型と呼ばれる特殊な武装気……それも”境界の手ホライゾン”という能力を持つ者のみ……そうでしたな! クロード殿」


おっしゃる通りですアーサー様、そして理解致しました。その能力は我が娘……絃葉=神無木が持つ特型能力」


 頭を抱えるアーサーの焦りは尋常ではなかった。


「まさかシャルロットちゃんは……もしや知っておったのかアヤノ……揃ったのか”権限者”が……時が来たというのか、始まるのかルナティック=アンブラが、現れるのか光皇と閻王が!?」


「どういうことですかお爺様、さっぱり解りません」


 頭を抱えてブツブツ呟く祖父に心配の眼差しを向けるルイズ。問いに応じられそうにないアーサーの代わりにクロードが答える。


「ルイズ様、武装気には特型と申しまして個人専用の能力を持つものが居るのです」


 ルイズはまだ解らない、小首を傾げる。


「絃葉さんとシャルロットが同じ能力を持ってるってだけでしょ?」


 クロードの首は横に振られる。


「それはありえないのです。先程も言った通り特型能力は個人専用……同じ世代に同能力者は絶対に現れないのです」


「じゃあどういう事なの?」


 その問いにクロードは一度アーサーに向き直る。


「アーサー様、お察しの通り我が娘の能力は正真正銘”境界の手ホライゾン”です。絃葉の血族には過去……神無木楓という境界の手ホライゾンを使う錆びた釘ラスティネイルが居ました……直系の遺伝のようです」


 頭を抱え俯いていたアーサーは顔を上げる。何かしらの決意を秘めた鋭い表情であった。


「同じ能力でないとすれば考えられるのは一つじゃ……シャルロットちゃんは自分でも気付いておらんだろうが、恐らく現存する全ての特型武装気を操れるのじゃろう」


「はい、にわかに信じ難い事ですがそんな事が出来る人間は過去1人しか確認されておりません」


「え? それってゼノンの……」


「そうですルイズ様、我がゼノン王国で歴代最強と言われた”天涯”のあざなを持つ者――」


「黄金覇王マリア=アウローラ姫だた1人じゃ」


 アーサー=イザナギ=カターノートには確信があった。何故彼女がユウィン=リバーエンドと行動を共にするのか、何故彼女は彼に惹かれたのか、導かれる答えに確信があった。シャルロット=デイオール――彼女は恐らく生まれ変わった三人目の・・・ ”黄金オーバーロード”この時代に現れた最後の”権限者”であると。


 そして自分とアヤノだけが知っているこの世界の理ルナティック=アンブラ――遂にこの止まっていた”ゲーム”が動き出すと。


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― 新着の感想 ―
[良い点] アーサーがストーリーに絡んできたことで、より謎が明らかになりつつあり、読んでいてとても楽しかったです。蠢く脅威、というものの雰囲気が感ぜられて、こちらも身を乗り出して緊迫感をともに味わうこ…
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