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第20話 未熟な皇女のつがい星

「実に、じ、実に不本意ですが貴方の罪を免罪します」


「それは助かるな」


 ここは先日の魔人との戦いも癒えきらないトロンリネージュ城謁見の間である。高級な絨毯と床が爆砕したかのような跡がそのまま残っており、激戦の残り香を思わせた。


 玉座に座る皇女の横に臣下数人と後方に執事、更に周りには王都の復興の業務に追われる官僚達が慌ただしく走り回っている最中だが――ユウィンは先日の戦いが終わった直後に皇女の計らいで城に向かい入れられ、一晩休息の場を提供してもらって今に至る。


「ほ、本当に不本意ですが…‥」


 どうやら昨日の魔人騒ぎを収めた功績により、牢屋にブチ込まれた案件の方は、誰一人殺してなかった事もあり免罪してくれる事となったらしい。


 しかしどうも皇女の様子がおかしい。

 ワザワザ呼び出して目の前にいる自分に眼を合わそうとしない。緊張しているのか口調もぎこちないし、口元も煩っており、何故か嬉しそうにも見て取れる。


「アンタ良い顔になったな」


 口調や視線を合わせないのは謎だが、地下牢であった時とはまるで別人のようだ。表情に自信と愛らしさが際立っている。


「なっ…… 何をっ 」


 真っ赤になった。もしや調子悪いんじゃないだろうか。


「無礼な! 陛下に何て口の聞き方を」


 周りの者が騒ぎ出す。

 この臣下達は魔人の襲撃時真っ先に逃げた者達だが皇女は寛大な心で不問としたようだ。彼女にある条件を突きつけられたらしく頭が上がらない状態らしいので、自分の点数を取り返すために必至なのだろう。


 その横で執事クロードも護衛の為立っているが、どうやら笑いを堪えている。何なんだこの状態はと頭を掻く。


アンタ・・・はヤメて下さい。アンリエッタで構いません!」


「へ、陛下ぁ !?」


 周りの臣下の視線が皇女に集まる。

 アンリエッタは、え… 私何言った? といった様子で真っ赤な顔のまま咳き込んでいる。

 遂に隣の執事は噴き出し始めた。やれやれ何なんだコレはと嘆息する。


「ではアンリエッタ、悪い意味で言ったんじゃない気を悪くしないでくれよ」


「貴様、いい加減に ……」


 玉座横の貴族達が杖を取り出そうとする所をアンリエッタは手で制す。


「い、い、い、良いのです……彼は何処の国の住民権も持っていないのですから 」


 だから一個人同士の会話ですと言いたかったのだろうが俯いて何かに耐えている。これは動揺した時の彼女の癖のようだ。


 少しして……落ち着いたらしい彼女は顔を上げる


「国民からの申し立てでこの決定を下しました。あの時助けてくれた大太刀の剣士は誰なのかを教えてくれ、お礼をしたいから名前を教えてくれ、という質問がトリスタン……総務に届き大忙しです」


 このトロンリネージュは、王政に関わらず行政を一部大臣と市民にも分けており様々な部署がある。総務部財務課トリスタン大臣がこの件全てを受け持っているようだ。ユウィンの脳内で事務室でつまずいて転げ回る若者の映像が浮かぶ。


「それは奇特な。小太刀しか持たない俺をよくも許してくれたものだ。皇女の寛大な心に感謝する」


 随分と見られてしまった様だ。

 住民権を持たない蛮族……男は紳士を思わせる仕草で一礼する。


 ユウィンは腰に、東方に伝わる中途半端なサイズの刀――小太刀しか下げていない。ラグナロクは通常彼の影の中にあり滅多な事では出さない目立つからだ。


 先日の戦闘を知らない貴族達は何の事だという面持ちで眼を白黒させていたが。


「まぁいいです。今日貴方に来てもらったのは他でもありません」


 本題に入ります。

 彼女の瞳がそう言っていた。

 表情に影が刺す……何故だ。


「この国で私の臣下と――」

「それは出来ない」


 臣下として働いてくれませんか? と言うつもりだろう。皇女の言葉を遮った為に場が凍りつく。


「今回の件は、とある女性との約束で俺の気まぐれでやった事。本来俺は好きで流浪しているし、辺境に行く予定だったが、その約束の為、王都に寄ったにすぎない」


「…… その女性の約束とは?」


「それは答える責がない、アンリエッタ」


 この娘なら信じるかもしれないが、今は時期と場所が悪いかと思いシーラ姫の事は伏せた。もう少し彼女が落ち着いたら話してやろうかと考える。


「どうしてもですか 」


 逆にどうしてだろうか、彼女はとても哀しそうだ。

 ただ、彼女の瞳の奥には別のものも見える気もする。何かを抱え込んでいるかのような。


「…… しかし」


 ユウィンの言葉に彼女が顔を上げる。

 極々小さい声でディが主人の発言を静止しようとするが、そのまま続ける。


「一食一晩の恩義もある。王都にいる間は君の依頼なら受けるが?」


「…… え?」


 何で解るの?トボけた表情でアンリエッタはこちらを見る。


「俺に何か頼みがあるんだろ?」


 ディが言いたかったことは解っていた。

 大衆に近づき過ぎるな、自分の力は不幸を呼び込むと。しかし何だろうか、彼女の悲しそうな顔は俺をその気にさせる。


 好意とも違う。

 この感情は一体何なのだろうか ……



 ◆◇◆◇



 一週間後。


 ユウィンはトロンリネージュ城の一室でベットに横になっていた。


 アンリエッタは一週間考えさせてくれと何処かにこもっているらしい。彼女は城に部屋まで用意してくれ3食付き。快適だったが1つだけ不満があった。


 逃げられないように、あの執事が気配を周囲に張り巡らせているものだから気になって非常に気疲れする。本当に苦手だ……あの執事。


『快適そうで何よりですマスター』


 当分ここに居座るのも良いかもしれませんね。

 ディは俺の気まぐれに付き合う事を決めたようだ。どうもここのバランスの取れた食事と、規則正しい時間のある生活が気に入ったらしい。


「ひとまず彼女の頼みとやらを聞いてみるさ」


 コイツ俺と違って意外と細かい性格だからな。


 …… コンコンッ


 例の執事が呼びに来たようだ。

 彼女の所に案内される段取りとなる。


「彼女どうしているんだ……アンタのオーラが邪魔で探りにくいのだが 」


「古い文献で調べ物をされております…何かお探しのようですね」


 俺を監視するのは止めてくれないか? という意味で言ったのだが少しも気にせず返してくる執事。


「…友達の女の子の件……少しは落ち着いていたか? 」


「お嬢様は、まだシーラ様の事にふんぎりがついておられません。書籍の間で調べものをされながら、遠くを見つめている時間が非常に多く御座いました」


「そうか……それはそうか」


 先日の戦いで一回り成長したからと言っても、まだ自分からしてみれば少女といっても差し支えない年である。自分やこの執事の様に数え切れない多くの死を乗り越えてきた訳ではない。皇と言うだけで多くを求められ、それに応えられるように必至で努力してきた、若年18歳のアンリエッタ皇女…… 彼女の心の拠り所だった親友が死んだのだから。


 アンリエッタの待つ応接間に案内してもらっている途中、彼女の叔父であるシャルル公爵とすれ違うが。


「……っ」


 正面から歩いてくるクロードに気付くと、眼を反らし道を空けて壁側に沿って足早に通り過ぎていた。この執事に先日の騒ぎの件で何かされたのだろうかと目を細める。


「…… アンタの仕置なんて考えたくもないな」


「さて、何のことでございましょう? 麗しの陛下がお待ちですよ」


(……このじーさんは)


 何かしらこの男は俺が姫さんに好意を持っているようこじつけたがるようだが、俺は見た目はともかくとんでもない歳の差の子供に欲情する趣味はない。


 しかし本当に恐ろしい執事だ……王家の人間にも圧力をかけられるとは。出来うる限り絡むものかと心に刻む。



 この日は玉座のある間ではなく、客人を招待する応接室、居待月(いまちづき)の間という所に通された。

 中には彼女しかおらず、要するに今入ってきた自分と執事の3人と言う事になる。


随分と信用されたものだ。

地味でいて品のあるソファーに座っていた彼女は、こちらに気付くと眼鏡を外し、持っていた本を机に置いて笑顔を向けてくれる。


「よく眠れていますか? 」


「相棒が甚く気に入っている。特に此処のピクルスは良い味だな」


「気に入って頂けて嬉しいです。ピクルスはクロードが漬けているんですよ」


執事のじーさんが作っていたとは……何故か恐ろしい漬物に思えてきた。


「相棒さんというのは?」


長剣ながさおに宿っている竜だ……いつもは俺の影にいる」


「いつか、ご紹介頂ければ嬉しいです」


 妙な事を言ったのに、この皇女はすんなり受け入れ笑顔を向けてきた。だってよディ……この皇女様は真面目そうだから気が合うかもな。


「眼鏡かけるんだな」


「 いえ本を読む時位です……へ、変でしたか?」


 少女は上目遣いに聞いてくる。


「いや、イメージに無かっただけだ。いつもと別の魅力があると思うがどうした」


「そ、そうなんですか……」


 また俯いている、彼女の癖だ。

 扉の前で立っている執事の顔が緩んでいるのは見るまでもない。


「……あぁ、では要件を」


話題を切り出そう。


「はい……では」


 彼女は急に真剣な面持ちになり、意を決した様に語りだす。


「貴方に依頼したい事は、2つの錬金材料の採取をお願いしたいのです」


 眉がピクリと反応する。

 もしやこれは…… 予想と違う話になって欲しいものだが。

 

「エルフ領の火口に咲くというマンダラの花と、カターノート領にある精霊が守るとされるドルトレイクに沈む魔石、アクアライフという石の採取をお願いしたいのです」


 何とも人間は嫌な予感の方が当たる気がするというが、当たってしまった。俺はこの材料で造られる薬を知っている。


 …… この娘アンリエッタは ……


「使い道は? 」


「手配頂いた時に……でも宜しいでしょうか」


 彼女の表情は暗い。

 何でか解らないが嫌だなこの顔を見るのは。

 しかしこれは彼女の為にならないかもしれない。

 無表情男は一度目を伏せながら。


「わかった、手配しよう」


「ほ、本当ですか!?」


「あぁ」


「よ、良かった……ほ、本当は断られるんじゃないかって……そんな危ない所に行かすのかって、酷い女だって思われるんじゃないかって……怖かったんです」


 彼女は口元を抑えながら瞳に涙を浮かべた。

 でも恐らく、俺がこの2つを手配すれば君はまた泣くだろう。


「構わないさ、その辺りには行った事がある」


 君は調べたのだろう古い本を読みあさって ……


「はい ……はい 、本当にありがとうございます」


 君はまた泣くだろう……嬉しさでなく、哀しみで 。


「あぁ いいさ、では早速行って来るとする」


「い、今からですか? はい、ではクロードに馬の手配を」


 アンリエッタは手を上げ、執事に合図するがそれをユウィンは手で制した。


「あぁ馬は必要ない 、そしてあまり時間も取らせない」


「は、早馬で行っても往復1ヶ月かかる距離なんですよ? …… 何かあてがあるのですか? 」


 国境を2つ超えなければいけない。確かに普通に行けばそうだな。


「いいや…… 単身で行くさ、まぁ待っていてくれ」


「は、はい…ありがとうございます」


 足早に部屋を出ようとする。

 執事が慣れた手付きで扉を開けた時、アンリエッタは俺の背中に声を発した。


「あ、あの!…御免なさい … 私、あ、貴方にちゃんと …… ご挨拶出来てないんです」


 扉の前で止まって振りかえる。


「私は、アンリエッタ=トロンリネージュと申します……あ、あな……」


「ユウィン=リバーエンドです……改めて宜しくアンリエッタ」


 珍しく笑顔で返し。


「は……はい、気をつけてユウィン……様」


「ありがとう、行ってくる」


 彼女は笑顔を向けてくれている。

 しかし、瞳の奥には別のものも見える気がする。

 何かに縋り付こうとしているかのような。

 主人の心情を察して、周囲に誰もいなくなるのを見計らってから相棒が声を発した。


『マスター……彼女は恐らく』


「あぁよくないな、これは……」


 でも君の泣く姿は何故か俺の無い筈の感情を震わせる。アンリエッタの笑顔は俺の無い心を照らす。彼女は闇夜を照らす満月の様な娘だ……そして親友は太陽の様な娘だった。


 願わくばこの月の女神の笑顔が、永遠に続きますように。



 執事と皇女の会話が応接室に微かに響く――


「陛下……それは自然の摂理に逆らう事でございます」


「解っています …… でも …… でも、ユウィン様ほどの魔法使いなら、もしかしたら」


「お嬢様 …… 」


 今夜は月の出ない真っ暗な夜だ。

 俺はそんな暗闇の空を …… 感情もなく駆けていた 。



 ◆◇◆◇



 その日王都では、アンリエッタ=トロンリネージュの指示により、王国復興を祝う記念際が開かれた。

 この日は王国全土の祝日とし、魔人の襲撃で大切な人を亡くした者達や忙しく復興業を営む者達の為、国の全面負担で開かれた。

 記念祭は国民の哀しい思い出を和らげる。


 その最中アンリエッタは、魔人襲撃の際逃げ出した口実を元に魔導研究所を懐柔し、王室の一部とした。

 現最高責任者を有無を言わせず強制解任し、トロンリネージュ魔法学院ジルベルスタイン校長は魔導研究所最高責任者に任命される。

 魔人襲撃の際、職員が全て郊外に逃げ出したにも関わらず学院に独り残り、生徒と学院を魔族がら守った功績を皇女に評されての任命だった。



 そして2日が過ぎた今日――


「え……帰って来た、のですか……今?」


「あぁ、これがその2つの材料だ」


 アンリエッタは眼を丸くしていた。

 それもその筈で、依頼を受けて2日目の昼下がりにユウィンは戻り、執事の案内で再び居待月(いまちづき)の間に来ていたのだから。

 部屋の中央に置かれたテーブルに真紅のマンダラの花と微量に光を放つターコイズブルーの魔石アクアライフを置く。


「たった2日で……」


「早いに越したことはないだろ」


「は、はい……ではこちらに」


 彼女はまた先日の暗い面持ちとなる。

 扉の前で待機するクロードに合図をし、扉を開けさせる――場所を移動するようだ。


「あぁ…… 」


 アンリエッタと執事に連れられ廊下を歩き、階段をおりて向かった先は、この城の地下であり先日拘束されていた牢のある場所である、真新しい死臭が残っていた安地室であった。


 執事が扉を開け皇女は中に入る。

 続いてユウィンも中へ。

 冷気が体を一気に冷やす、特別肌寒いこの部屋の中央に彼女はいた。


(やぁ久しぶり。ここに居たのか)


「…… この娘は…… 私の親友のシーラと言います」


 無論彼は知っている。

 あの雪の日に出会った少女シーラ=アテンヌアレー。

 アンリエッタは、この死体だけは埋葬せずここにずっと保存していたのだ。


 この特別安地室の中には、大きな魔法で作った氷が置かれていているから肌寒い。

 アンリエッタ達にはわからない様だが、彼は極々微量なあの日と同じ霊圧を感じていた。

 魔法粒子ミストルーンが残留しているのだろう。


 そうか、まだ君は現世にいるんだな。


 …… これは俺が招いたことかもしれない。

 ユウィンはあの日のことが頭をよぎる。


「シーラがここに来てから、私はずっと考えていました」


 …… そうだろうな ……


「ふ、古い文献や、人づてに話を聞いて、調べて……」


 …… それだけで良くここまで調べたものだ ……


「3日前に、あの魔人との戦闘のあと……諦めようとも思いました」


 …… よほど必至に調べたことだろう。

 しかしその書物の内容は間違っている。


「でも……魔人の1体が言っていたんです。シーラの事を計画の娘って…もしかしたらシーラが殺されたのは…私のせい…わ、私はシーラがまるで…私を責めている様に ……見えて」


 彼女は泣きだした。

 自分は頑張った。

 仇は討ったし、家臣の信頼も取り戻し、皇としての器も上げた。

 その気持ちを胸に、最後に親友に別れを言いにここに来たのだろう。


 自分は変わった。

 でも親友の無残なこの遺体は数日前と何も変わらずここにあった。


「あの時自分が親友をここに呼ばなければ……」


 それが最後に彼女を縛っているんだ。


「ユウィン様にお願いしたい …… 最後のお願いは ……」


 …… アンリエッタそれは言わない方がいい ……


「この2つを錬金して出来ると言われている魔薬で ……」


 …… そうか、彼女がまだ現世にいる理由 ……恐らくは……



「シーラを生き返らせてっ!?」



 ユウィンは黙っていた。

 入り口で執事クロードも俯いている。

 彼女は親友を忘れられない、復讐を果たしても、時間が経とうとも、彼女がここに居る限り。

 今まで黙っていたユウィンが口を開く。


「アンリエッタ、君が何故この材料を俺に依頼したのか……実は始めから解っていた」


「っ…… え ……? 」


 彼女はその美しい顔を、涙でクシャクシャにして泣いている。


「この2つの霊薬で作れる魔薬は、よそおう者=ジューダスという」


 彼女は、嗚咽を交えて泣きながら聞いている。


「死んだたましいを騙して、想い人に少しの時間だけ言葉を送ることが出来る」


「……そんな……いや……いやよ……」


 彼女は首を振っている、見ていて痛々しい程に絶望に表情を歪ませて……


「そうだアンリエッタ ……死んだ人間は ……」


「いや、いやっぁあぁぁ! 言わないでぇ! 」


 そう叫ぶアンリエッタの肩を両手で掴み、ユウィンは彼女に正面を向かせ、眼を真正面から見つめ言った。


「死んだ人間は、絶対に生き返らない」


 地下にアンリエッタの叫びにも似た泣き声が響き、ユウィンは安置室から黙って出て行く。

 その際、執事の眼に涙が光っていたような気がして、彼にはそれがとても羨ましく思った。


 ……あの時の少女シーラ=アテンヌアレーは俺にアンリエッタを助けてくれと言った。

 恐らく彼女の最後の願いは、自分の遺体を埋葬させる事、そして殺された君を親友に忘れさせる事なのか。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 誰しもが思うことでしょうから、無理からぬことではありますが。儚い願いでしたね。一旦は応じるユウィンも、優しいなぁとも思いつつ。頭ごなしに言っても納得しないで変なことになりそうですものね。荒…
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