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9.光の風

「ねぇねぇ、サトミ…!」

 後ろの席から、こそこそっと声が聞こえてきます。

「何よ、綾音(あやね)

 カバンの中からお弁当を取り出しながら、サトミは首だけ後ろに振り返りました。

「えっと…その、ちょっと、教えてよ」

「…?」

 綾音は声を潜めて、教室の隅に集まっている男の子達を、そっと指差しています。

 何が言いたいのかよく分からなくって…そんな彼女の様子に、サトミはきょとんとしてしまいました。

「あのさ…その…」

 珍しく、言い淀んでいます。

 ますます困惑していると、やがて彼女は意を決して囁いてきました。

「あのさ、武村君って、好きな子とかいないの?」

「ユウタくんに好きな子?」

 思わず、吹き出してしまいます。

「へぇ〜、綾音って、ユウタくんが気になるんだ」

 お弁当なんて、もうどうでもよくなっています。サトミは体を後ろに向けると、彼女の目を面白そうに覗き込みました。

「べ、別にっ!」

 慌てて、目を逸らしています。そんな友達の姿に、サトミは優しくにっこりと微笑んでいました。

 綾音は、サトミが中学生になった時に、初めて声を交わして相手です。それからずっと、彼女はサトミの大切な友達でした。

 その綾音が、ユウタくんを気にしていたなんて…

 …えぇ、そうです。ユウタくんも、中学生になってからずっと、二年生になった今でもサトミと同じクラスでした。小学校の頃からずっとそうだったので、不思議とも思っていませんでしたが…確かに、ちょっと珍しい事かも知れません。

「心配いらないよ。ユウタくんに、好きな子なんていないと思うから」

 サトミも、ちらっと教室の隅に目を流します。

 男の子の集団の中心で、ユウタくんが何かを楽しそうに話しています。ゲームの話でもしているのでしょうか…

 …何だか、そんな集団に、オカシナ村のお話をしてくれたユウタくんや、自分達の幼い姿が重なります……

「そうなの? 本当に?」

 急に熱心になって聞き返してくる正直な綾音に、サトミは必死に笑いを堪えながら頷きました。

「だって、この前も『自分のための時間の方が大切だからな』って。『女の子に時間を縛られたり、その子のために優先的に時間を使ったりするなんて、バカらしいじゃないか』って、言ってたよ」

「えぇ〜、それって、強がりじゃないの?」

「試してみる?」

 ユウタを一番よく知っているサトミは、いたずらっぽく言いました。

「サトミ!」

「ごめん、ごめん」

 一瞬脹れた綾音も、次にはサトミと一緒に笑い出していました。

「…でも、ショックだなぁ。それって…ね。その……しても、ムダじゃない?」

 ぼそぼそっと、小さく呟いています。サトミは、そんな綾音に、ちょっと困った顔で頷いていました。

「そう…かもね。でも、告白しないよりは、いいんじゃない?」

「ちょっと、サトミ! そんなにはっきり、言わないでよ」

 真っ赤になって、慌てて周りを見回しています。

「…聞かれたらどうするの!」

「ごめん、ごめん」

 ちょっぴり気の毒になって、サトミは素直に謝りました。

「……それとね…その……」

「ん?」

「…ちょっとね。…もう一つ、気になる事があって…」

 とっても真剣な目です。サトミも笑みを収めて、真面目な顔で綾音を見詰めました。

「あのね…気を悪くしないでよ?

 …武村君、ひょっとして…そのね、サトミの事が好きなんじゃないかな、って……」

「えぇ〜っ?」

 慌てて、首を大きく左右に振ってしまいます。

 …でも…どうしてでしょう。

 ……頬が、火照ってくるんです………

「そ、そんな事、絶対ないよ!」

「でも…でもね、ごめんね?

 ずっと、隣に住んでて…幼なじみなんでしょ? そういうの、ちょっと憧れるし…やっぱり、好きになったりするんじゃないかな、って……」

「そんな事、ないって。

 …だって……」

 少し…言葉をとぎらせてしまいます。

 …だって…まだ、やっぱり、ちょっと寂しくなるんです……

「…私が、高田君と付き合っても…その……ふられて、も……

 ……何も、言ってくれなかったし…ね……」

「あっ! ごめん、サトミ…思い出させちゃったね…」

 目の前で、綾音がシュンとしてしまっています。

 笑ってあげようとしても…でも……サトミだって、寂しくて…

 …やっぱり、笑えません。

「ごめんね…」

「ううん…

 …だから、ね。絶対、ユウタくんが私を好きだなんて…そんな事、ないよ」

 そう言いながら…何かが、ちょっぴり胸の辺りでモヤモヤと動いています。

 …温かな寂しさが…新たに、そこから体中へと広がっていきます……

 ……えぇ。…ふられた日、ユウタくんは、何も言ってくれませんでした。付き合い始めた時だって、何も言ってくれなかったんです。

 励ましてくれるとか…いいえ。笑いながら、いたずらっぽく、からかってくれるだけでも…

 …『何か』を、期待していた気がします。

 でも…えぇ、何も言ってくれなかったんです……

「さっ! もう、こんな話は止めよ? ごめんね、サトミ」

「え? …あっ、ううん、ありがとう」

 急いで目を上げて、にっこりと微笑みます…

 机を動かして、二人は向かい合ってお弁当を広げました。

 …でも、…サトミは、自分が綾音と何を話しているのか…何だか、よく分かりませんでした。

 ……確かに、ふられた日、ユウタくんは何も言ってくれませんでした。

 でも…手紙をくれたんです。あれを、手紙と言えれば、の話ですが…

 中に書かれていたのは、ユウタくんがよくお話してくれた、オカシナ村のお話なんです。

 サトミは、近所のみんなと一緒になって、そのオカシナ村のお話を聞くのが大好きでした。お話をしている時のユウタくんは、本当に愉しそうで…ステキだったんです…

 沢山あったお話も、全部、覚えています。…そう言えば、よくサトミを主人公にしたものもありました。

 …もらった手紙のお話も…サトミが主人公になっていたんです。

(あの手紙、何処に仕舞ったかなぁ…)

 ぼんやりとしながら…いつしか、サトミは部屋に射し込む春の光と、吹き込んでくる柔らかなそよ風に包み込まれていました……


 …………………………………………


 その日、サトミは部屋の中で、ずっと机に突っ伏したまま哭き続けていました。

 去年の秋に…告白して……たった半年で、高田君にふられたんです……

 …ショックでした。どうしてか、なんて…そんな理由なんて、どうでもいいんです。…ただ…ただ、悲しくて……

 中学校に入って、初めて好きになって…あんなに、あんなに好きになって……

 …とっても楽しそうに…笑ってくれてたんです。ずっと…ずっと、一緒に笑いあっていけるんだ、って……


 開け放たれた窓からは、温かな春のそよ風が入り込んできます。

 …でも…心の中までは、温めてくれないんです。

 ……柔らかな光が、寂しそうに瞬いています……


 優しい想いに包まれながら……

 …でも、サトミは力を込めて泣き続けていました。体が張り裂けそうなくらい、力を籠めて……


 コン…コン……

 そっと…微かに、ドアが叩かれています。

 ……でも、サトミはその音を聞こうともしませんでした。

「…お姉ちゃん……」

 とっても悲しそうな声がします…メグちゃんです。

 大好きなお姉ちゃんが、こんなにも泣いているのを見て…メグちゃんが心を痛めないはずがありません…

 …でも、今のサトミには、自分の事だけしか考えられませんでした。

 メグちゃんだって、意地悪されてるなんて思いません。

 それどころか…今、何も言えない自分が大嫌いになってしまうんです……

「お姉ちゃん…この、お手紙……」

 澄んだ綺麗な声が、涙で震えています…

「…これ…ユウタお兄ちゃんが……お姉ちゃんに…渡して、って……」

 でも…サトミは、メグちゃんがいる事なんて、ちっとも気が付いてないフリを続けています…

「……置いておくね…お姉ちゃん……」

 すすり泣きながら…メグちゃんは手紙を床に置くと、そっと…静かにドアを閉めました……


 ……ずっと…サトミは泣き続けています……


 ……サトミがユウタくんの手紙に気が付いたのは、もう黄昏時でした。

 西の空が、茜色に染まっています。燃えるような激しさを感じさせない…温かな腕を大きく広げ、ふんわりと抱き締めてくれるような優しい夕焼けです…

 そんな柔らかな光に照らされながら…やっと、サトミは顔を上げたんです。

 …ユウタくんは…何を、書いてきたんでしょう……

 ふと、そんな事が気になったんです。付き合い始めた時も…いいえ、今日、ふられた事を知った時だって、何も言わなかったのに……

 こんな時にからかうような人ではない事を、サトミが一番よく分かっていました。

 …だからこそ、気になったのかも知れません……

 サトミは黙って立ち上がると、ちょっとふらつきながらドアの傍まで近付きました。

 ユウタくんらしい、全く飾り気の無い封筒です…

 その封筒を手に取ると、サトミは何も言わないまま、そっと封を切りました。

 中からは、きちんと折り畳まれたノートの紙が、何枚も出てきます。

 …一呼吸置いて……広げてみます………


   学校から戻ってカバンを部屋に放り込むと、急いでユウタはマ

  リちゃんを呼びました。

  「どうしたの? お兄ちゃん」

  「ちょっと、メグちゃんを呼んできてくれないか」

  「いいけど…でも、どうして?」

   訳が分からず、マリちゃんはきょとんとしています。

  「いいから!」

  「何よ、教えてくれたっていいじゃない!」

   ぷんぷん! です。でも、怒りながらも、マリちゃんはおとな

  りにメグちゃんを迎えに行ってくれました。

   ユウタは、きっと今、自分は変な顔をしてるだろうな、なんて

  思いながら、椅子に座り込みました。

   …今日、あのサトミがふられたんだ、って聞いたのは、もう帰

  る直前だったんです。それを聞いた時、ユウタはちょっと心配に

  なってしまいました。

   勝ち気で明るく、小学校の時よりは落ち着いたけれども、相変

  わらず男の子みたいなサトミでも…やっぱり大好きな男の子にふ

  られたら、泣いているんじゃないでしょうか。

   …気にしなくてもいいんじゃないか、って言われれば、その通

  りです。でも、そこはやっぱり、幼なじみなんです。生意気な女

  の子でも、大切な友達である事に変わりはありません。泣いてい

  るのなら、慰めてあげたいと思います。例え、自分一人では慰め

  る事が出来なくても、理由を話してメグちゃんに手伝ってもらう

  事は出来るでしょう。

  「…ユウタお兄ちゃん…?」

   優しい、とっても綺麗な声が、ドアの隙間から覗き込んでいま

  す。

  「あっ、ごめん、メグちゃん。ちょっと教えてほしい事があるん

  だけど」

  「……?」

   大好きなお兄ちゃんに、自分みたいなちっちゃな女の子が、何

  を教える事が出来るんでしょう…

   大きく澄み切った瞳は、純粋な問いかけを宿してユウタを見上

  げていました。

  「ちょっと、入ってきてくれるかい?」

   そんなメグちゃんを手招きして、部屋の中に入ってもらいます。

  「はい…」

   はにかんでいるメグちゃんに椅子の傍まで来てもらうと、ユウ

  タはそっと尋ねました。

  「ちょっと、教えてもらいたいんだけど…その…サトミ、今、ど

  うしてる?」

  「…え…?」

   きょとんとしながらも、メグちゃんは素直に続けていました。

  「…えっと…綾音お姉ちゃんと、お電話してた……」

   これでは、よく分かりません。…でも…やっぱり、泣きながら

  話をしてるんでしょうか…

  「…で、その……う〜ん……」

  「…ユウタお兄ちゃん…?」

   メグちゃんは、困ってしまったみたいです。

   でも…でも、こんな事を、メグちゃんに訊いてもいいんでしょ

  うか。この優しい心の持ち主に……

   …でも、気になるんですから、やっぱり、はっきり訊かなくち

  ゃいけません。

   ……えいっ!

  「…ねぇ、メグちゃん。それで、サトミの奴、その…電話しなが

  ら、泣いてたかな…」

  「…え……? …ううん、笑いながらお電話してた……」

  「へ?」

   何だか、拍子抜けしてしまいます。

   ぽかんとしているユウタを、メグちゃんは黙ったまま首を傾げ

  て見上げていました。

   …どうして、そんな事を訊くの…?

   そう言いたくても…でも、メグちゃんは決してそんな事を尋ね

  たりしません。

  「ごめん、メグちゃん。どうしてこんな事を訊いたのか、教えら

  れないんだ。わざわざ来てもらったのに…ごめんね」

  「ううん…」

   にっこりと、微笑んでくれます。その天使のような穏やかな笑

  顔に、正直にほっとしながら、ユウタは立ち上がりました。

  「ほら、じゃぁ、一緒に帰ろうか」

   大好きなお兄ちゃんに手を繋いでもらって、メグちゃんは真っ

  赤になって俯いてしまいました。

  「……」

   メグちゃんに合わせて、ゆっくりと歩いてくれます。本当に、

  ユウタお兄ちゃんは優しいんです。

   そんなメグちゃんに笑いかけながら、ユウタはサトミと会って

  何を話そうかと考えていました。

   笑っているなんて…どういう事でしょう。

   それを、はっきりとサトミに訊きたいんです。

   …でも…訊いてもいいんでしょうか…

  「あれ? ユウタくん、どうしたの?」

   メグちゃんと一緒に玄関を抜けた途端、ばったりサトミと目が

  あったので、ユウタはちょっと慌ててしまいました。

   …どう見ても、サトミは泣いていません。…いいえ、悲しそう

  ですら、ないんです。

   若しかしたら、ふられた話そのものが、ウソだったんでしょう

  か…

  「ごめん、メグちゃん。ちょっと、サトミと話がしたいんだけど…」

  「…うん」

   何も言わないで、メグちゃんは素直に、トコトコと二階の部屋

  に戻ってくれました。

  「どうしたのよ、ユウタくん。何か、変だよ?」

  「変なのは、サトミの方だろ? 高田の奴にふられたんじゃなか

  ったのか?」

  「あぁ〜っ! ひょっとして、心配してくれたんだ」

  「当たり前だろ?」

   ちょっとムッとしてしまいます。そんなユウタに、サトミはく

  すっと笑うと、可愛く肩をすくめて言いました。

  「ごめん、ありがとう。

   でもね、大丈夫だよ。私、そんなに弱くないからね」

  「それは、よく分かってるけどな」

   ほっとしている気持ちを、なるべく知られたくなくて…ちょっ

  と横を向いてしまいます。そんなユウタに、サトミは真面目な顔

  付きで、続けていました。

  「悲しくない、って言ったらウソになるけどね。

   でも、好きだったのは、本当だもん。ふられたからって、好き

  だった想いがウソになるわけじゃないよ。私をふるような酷い人

  でも、今迄、ずっと好きだったんだから。

   誰も、悪くなんてないよ。…ただ…ただ、ちょっと、違う方向

  に風が吹いてただけ。方角は同じだったんだけど、でも、ほんの

  ちょっと、向きや位置、強さや速さが違ってたの。

   泣いたりなんて、絶対、しないんだから。そんな事したら、折

  角好きになってた時間が、ぜぇ〜んぶ、汚れてしまいそうだから

  ね。楽しい事は沢山あったんだし、それは本当だったんだから。

   好きになった心は、そのまま残してあげて…そして、よかった

  ね、って褒めてあげるべきよ」

  「……そうかもな。ふられても…例え、忘れられなくても、好き

  だった事、それ自体を悲しむ必要はないんだろうな。

   二度と会えなくても、思い出だけは残り続けるし…『時間』に

  洗われても、『過去』そのものは消えたりしないんだ…」

  「そうよ、全部、なくしたわけじゃないし、なくせるものでもな

  いのよ」

   笑いながらそう言ってるサトミを見て、ユウタも安心してにや

  っと笑いました。

  「心配して、悪かったな。

   じゃぁ、帰るよ。メグちゃんには、後で謝っててくれよな」

  「うん、いいよ」

  「じゃぁな!」

   背を向けて、ユウタが玄関のドアに手を掛けた時…後ろから、

  そっと静かな声が聞こえてきました。

  「ありがとう、ユウタくん…」

   ユウタがちょっと振り向くと、サトミは胸元で小さく手を振り

  ながら、にっこりと微笑みかけていました……


「…ユウタくん………」

 静かな…青白い闇が、部屋の中まで満ちてきています。

 …もう、字も見えなくなった手紙を…それでも、じっと見詰めたまま……

 ……サトミは、いつまでも…いつまでも、立ち尽していました………


 次の日の朝、門を開けて、サトミはいつものように中学校に行こうとしていました。

 その時、隣の門から見慣れた姿が飛び出してきたんです。

「ユウタくん!」

「ん?」

 振り向いてくれた顔は…でも、何事も無かったみたいに、いつもと変わりません。

 思わず声を掛けてしまいましたが…

「な…何でも、ないよ」

 …何だか、急に、照れくさくなってしまって……俯きながら、サトミはそんな言葉を口走っていました。

「おいおい」

 呆れ返った声がします……

 …ちらっと目を上げると……でも、ユウタくんは、こんな自分に向かって、にやっと笑いかけてくれてるんです。

「ほら、遅れるぞ!」

 何だか、嬉しくなってしまって…ふわっと、自然に微笑んでしまいます。

 …昨日までの寂しさが、何だか、遠い事のように思えます……

 いいえ。昨日までの事は、昨日までの事として、確かに大切に残っているんです。

「早く来いよ!」

「あっ、待ってよ!」

 慌てて、走り出します。えぇ、珍しく、今日は寝過ごしてしまったんです。

 …でも…だからこそ、こうしてユウタくんと逢えたんです……

 サトミは、目の前の背中を追いかけながら……大きく、爽やかな空気を胸一杯に吸い込んでいました。

 …えぇ、もう、大丈夫です。


 …………………………………………


「こら、サトミ! 聞いてる?」

「…え? …あっ、うん。ごめん、何だっけ」

「もうっ!」

 呆れた綾音の声に苦笑しながら…

 ……サトミは、今、確かに…自分を包み込んでくれる光に気が付いていました。

 …温かな春のような、心地好い光の風を……


 ……これも、オカシナ村の魔法なのかも知れません。

                                                                         『光の風』おわり


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