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あとがき

7月1日から2ヶ月半ちょっとに渡ってお付き合いいただきました、『イマジネーション・ラグーン』、完結いたしました。読んでいただいて、本当にありがとうございました。


よ、良かったよ、9月中に終わって……! 暑いうちに終わらせたかったんです。

前作が「トリップ→森の中」、だったので、今回は「トリップ→海」にしてみよう、夏だし! という(それと、前作は元の世界に戻れない話だったので今度は戻れる話にしようという)単純な発想から始まったこの物語。今回は完璧に王道から外れていたと思うのですが、いかがでしたでしょうか。


振り返ってみれば反省点もいっぱいの物語で、本当にまあ。

出版関係の豆知識は必要だったのか、とか。

リュウって何のために出て来たの、役割って目撃者としてだけ? とか。


見切り発車でスタートして、第一章が終わるあたりまでラストが見えてなかったんですよね。というか、エピローグはだいたいこうと決めてたけど、そこにたどり着く道筋は全く見えてなかった。その割に、伏線も回収して物語が収束したのでヨシとしましょう! ……して下さいお願いします(m__m) 見切りのくせに伏線を張るから首を絞めるんですよね……最終章はハラハラしながら書きました。


こんなことを考えながら書いていました、というのを、箇条書きにしてみます。


●璃玖の名前について。「りく」という名前、今でこそ男の子の名前に多いようですが、昔は女性名としてよく使われてたようですね。大石内蔵助の奥さんが「理玖」さんだそうで。少しレトロな名前が好きな遊森でした。『乳母さま』も『金フェス』もレトロだもんな。


●璃玖と愛海の服装について。璃玖が本文中で言っている通り、インドっぽい雰囲気です。愛海はサリーを身につけていますが、璃玖はサリーのインナーとして着るものだけを着ています。昔のインドのお姫さまが着ていたという「チョーリー(チョリ)」をイメージ。


●ホタテベッドについて。ボッティチェリの名画『ヴィーナスの誕生』参照。


●愛海が白い蛇になってることについて。色々調べていたら、心理学において蛇や竜は母性を象徴する、って記述を見かけたので、この世界の母(創造主)である愛海には合うかな~と思って白蛇にしてみました。簡単な説明終わり(^^;)


●キャラクターの年齢について。ちゃんと書いてなくて申し訳なかったのですが、璃玖26才・倉本30歳・愛海33歳です。


●「くらッシュ」という呼び名について。私がかつて勤めてた会社ではこんな風に呼んでたんですけど、他の会社はどうなんだろう? Iッシュ、Sッシュ、お元気ですか(^^)


●ラグーン世界のドーム状の建物について。海流の影響を少なくできるように、と思ったらこの形になりました。


●ちょっと心配なことについて。「写真を裏焼きにする」というミスが、今でも起こりうるミスなのかどうか……。


●上杉鷹山公について。江戸時代の名君。米沢藩を財政危機から救い、発展の基礎を築いた人物。「鷹」の字が「ヨウ」って読むことに途中で気付いた人、手ぇ上げてー!



ご意見ご感想、誤字脱字など、ぜひお寄せください。

この物語を見つけて読んで下さって、本当にありがとうございました。

いったん完結設定にさせていただきますが、番外編も、書きたいな♪ だって、璃玖と鷹をもうちょっと……ねえ(^m^)



遊森 謡子



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