6話 2つの家族(威武菜珠架編)
ゆにです。
ついについに、威武菜珠架編の最終話となってます!
ぜひ読んでいってください!
突如現れたこれまでとは風格の違う敵。
でも先に言っておくね。この6人にかかれば…。
「大したことないな。」
すぐ終わっちゃうんだよね。
あっという間に、敵のボスらしき人を倒してしまった。
「よかった…怪我がなくて…。」
「みんなが守ってくれたからじゃない。」
みんなが私を心配してくれている。
心の底からありがとうと思った。
「とりあえず敵はいなくなったけど、これでもう安全なのかな?」
空介君が疑問に抱いていた。
「最後に出てきた敵さんみた?あれって昔戦った残党よね。」
琉妃君の言った、『昔』と言う言葉を聞いて、みんなはいつから戦っているのだろうと疑問に抱いた。
「多分あの人だけが恨みを持って起こした戦いだと思うよこれは。」
「ならほぼ安全ってことでいいのかな。」
「よかったな!安全だってよ!家族みんな!安全だって!」
みんなの言葉を聞いて、心の底から安心した。
「よかった…もう怖い思いしなくて済むんだね…!」
心の底からよかったと思い、満面の笑みを見せた。
そう、私はみんなに伝えなきゃならないことがある。
「あとね。みんなに言いたいことがあるの。」
みんなが私の方を見た。一斉に視線が集まったことに、少しだけ緊張してるけど、遠慮なんかいらないんだよね。私は一歩、みんなの方へ近づいた。
「遠慮なんかしないでいいって言ったよね。だったらしない。」
私は悠尋君を見た。
「悠尋君。仲間の様子とかしっかり見てて、ちゃんとリーダーなんだって思った。」
「うん。」
次に私は日和君を見た。
「日和君。仲間の動きをコントロールしてすごく頭の回転が速いんだなって思った。」
「そうか?」
その次に、私は琉妃君を見た。
「琉妃君。相手がすごく混乱してたね。消えたり現れたりしてて私も戸惑ったよ。」
「ありがとう。」
次は俊音君を見た。
「俊音君。ムードメーカーでみんなのやる気が出ていたよ。とにかく速かった。相手が手も足も出ていなかったよ。」
「さいきょーだから!」
次は弘明君を見た。
「弘明君。とっても頼り甲斐のある守護神。みんながしっかり戦えていたのって弘明君のおかげなんだね。」
「みんなが強いからだよ。」
次は空介君を見た。
「空介君。しっかり相手を見て、さらに仲間を見て、正確な戦いができていたよ。凄いなって思った。」
「褒められるのって照れるね…。」
とにかく私はみんなを褒めた。本当に心の底から凄いなって思ったから。
「とりあえず、ありがとうかな…?どうしたの?」
急に褒めた事にみんなは動揺してる。
ちゃんと言葉にして本気で伝えたかった。
だからこれが私の答え。
私は笑顔で、元気に、大声で、みんなに聞いてもらいたい!
「私決めたの!これからも、みんながいる限り、私もそばにいたい!みんなをサポートしたい!みんなの…成長が見たい…!記録にも残したいんだ。私も…みんなの力になりたい…!」
私の発言に、みんなは驚いている。
先に話し出したのは俊音君だった。
「え!いいの!?」
私はすぐに返事を返した。
「うん!いつか学生じゃ簡単に買えないカメラを買って、みんなの写真をたくさん残すから!」
「そうか。それは楽しみだ。」
本当は違う。ただ近くで見たいんだ。彼らを支える人になりたくて…。
突然、悠尋君が話し出す。
「そう言う事だ!俺たちの秘密を共有しよう!」
私はみんなの過去の事、国相手に戦った事、今の現状など、詳しく話を聞いた。
「えぇえ!?それって本当のこと!?都市伝説なのかと思ってた…!」
本当に衝撃を受けた。都市伝説だと思っていたことが、実在していた事に。ましてや今、目の前に存在している事に。
「都市伝説ね。よく言われてるよね。」
「でもどうして、都市伝説になってるの?これって本当に大きな出来事だと思うし、名前とかは広まると思うんだけど。」
「日暮さんに隠してもらってるんだ。」
国の偉いの江原日暮。まさかそんな人たちとも関わりがある事に、驚いた。
「私、まだまだ未熟者ですが、みんなを精一杯サポートできたらと思います!よろしくお願いします!」
なんでかな。急にかしこまってしまった。
「いやいや、大物じゃないからね。敬語とかしないで…タメタメ。」
「ありがとう…。」
「今度俺たちの家を紹介するよ。時間がある日にち教えて。」
私は悩まずに速攻で答えた。
「次の土日!」
「分かった。」
会話をしていると、私の母が家から出てきた。
「あらみんなお揃いで。ご飯食べていくかい?シチューよシチュー。」
母はさっきまで戦いがあったのを知らないのかな。
「おー!シチュー!」
俊音君はシチューを食べたそうにテンションが上がっている。
「せっかくだし頂こうよ。」
「じゃあ遠慮なくいただきます!」
みんな私の家でご飯を食べるみたい。
家に入ると、母が人数分シチューを分けている。
「はいみんな。お食べ。」
全員分、シチューがいき渡った。
なんだかみんなが私の家で食事をすることに、私はなんだか恥ずかしく感じた。
各々「いただきます。」と手を合わせ、食事を食べ始めた。
「美味しいな!なしゅかの家のシチュー!」
俊音君はシチューを食べてさらにテンションが上がっている。
「普通だよ普通。」
「隠し味を入れてるの。」
母が話し出した。
「何を入れてるんですか?」
弘明君は隠し味に興味津々だ。
「これを言ったら隠し味じゃなくなるわ。答えが知りたかったらまた食べにいらっしゃい。お母さん、いつでも歓迎だからね。」
みんなが来てお調子者な母に、私は少し呆れていた。
「俺もいつでも歓迎するぞ。」
父が話し出した。
「また家族と向き合える時間が作れたからな。」
父もみんながいることでお調子者になって、琉妃君に絡んでいる。
「ほらほらくえ!お前全然進んでないじゃないか!」
「自分のペースで食べますから…。」
琉妃君は、絡まれやすい人みたいだ。
戦う姿だけじゃない。会話してても、食事してても、みんなのいろんな一面が見れる。それってすごく幸せなことだと思う。
「でも本当に美味しいですよ。ちゃんと全部食べますね。」
琉妃君は、父に絡まれながらも食事の感想を口にした。
「ありがとね!」
母はすごく嬉しそうだ。
みんなと関われてたった2日しか経ってないけど…その2日がすごく長く感じた。今笑い合えてることがすごく幸せで。私の家族はいたって普通だけど、その普通がとても大切で宝物。これからはみんなのサポートをしていくんだけど、こう言う一面もたくさん見れたらいいなと思う。あ、そうそう。普通の家族、そしてもうひとつ、心に決めた私の仲間達。これが私の大切な二つの家族。
威武菜珠架。サポートするってよ。
って感じで、威武菜珠架編完結しました。
威武菜珠架は宮地とたちと一緒に住むんじゃなくて、毎日家から通うらしいです!
物語作る上で、色々な裏話とか聞きたい人いますか?
いるなら後悔していきます!




