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俺を振った女を一晩泊めた話

作者:無体寿限無
俺たちは恋人ではなかったし、彼女はそれを隠してはいなかった。ただ気軽に互いを泊めたり泊まったりできる仲と公言し、甘い空気や強烈な引力もないまま、安心して長い時間を共に過ごしていた。
卒業の日にこいつに振られたことは、誰にも広まらなかった。
俺たちはかつて毎日のように顔を突き合わせ毎月のように出かけ、共にいて飽きることはなかった。締め切り前には泊まり込みで家事手伝いもして、何かなくとも毎週互いの部屋で鍋や炒め物をつついていたが、それもぱったりと止んだ。
もう、半年が経つ。まだ、半年というべきか。


 本作品は「ハーメルン」にも投稿しています。
前編
2025/10/31 23:50
後編
2025/11/01 00:30
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