お酒を飲みながらの創作ってどう思う? ~ぶっちゃけ後で後悔すると思う~
えー、皆様は小説を書く時にお酒を飲んだりしますでしょうか?
私はたまーに飲むのですが……と言うかこれを書きながら飲んでいるわけですが。本命の小説を書く時にお酒を飲むのはやめた方がいいのかなーと思ったり、思わなかったり。
やっぱり気が大きくなってしまうんですよね。
確かに筆は進むのですが、後になって何でこんなことを書いた、なんてよく後悔します。誤字脱字も多くなるし、あんまりいいことないですよね。
でもまぁ……素直な気持ちで文章を書くって素敵だと思うんですよ。えへへ。
これ書いた後も後悔するんだろうなぁなんて思いながら書いているわけです、はい。
話は変わりますが、皆様は小説以外に趣味をお持ちでしょうか?
私は料理をするのが好きで何かしらよく作っているのですが、飲みながら調理することが多いです。
お酒を飲みながら料理するとなんか気分が上がるんですよねぇ。作りながらつまみ食いして酒を呷るの最高すぎる。
特に揚げ物なんかしてる時に、ビールを飲みながらやるの最高。危ないけど。
さすがに火事には気を付けて一気にがぶ飲みしたりはしないんですが、揚げたての空揚げやフライドポテトをつまみながら、ビールを少しずつすするの最高すぎる。
あとね、ぬか漬け盛り付けながらつまむのもいいんですよ。ほのかに塩気があるキュウリやダイコンなんかをつまんで、日本酒に合わせるの最高。邪道かもしれませんが、氷を入れたグラスに安い日本酒を注いでちびちび飲みながらぬか漬け食べるの最高なんですよ。
それとね、チーズ。ワインをグラスに注いでチーズを用意して、つまみながら料理するの。ついついテンション上がって全部食べちゃうんですよ。調理しながら。
料理が出来上がるころには腹が半分くらい膨れちゃうんですがやめられねぇ。
本当に何を書いてんだって感じですが、お酒飲んで酔っ払ってるから仕方ないね。うん、本当に仕方ない。
最近はまってるのはティーソーダ。お砂糖でちょっと甘くしつつ、少量のお湯で煮出した紅茶に氷とソーダを入れてウォッカで割るの。合わせるつまみが思いつかないのが難点ですが、ちょっと優雅な気持ちに浸れる。出来上がった料理も気持ちだけちょっとリッチな感じ。
シンプルに焼酎の水割りに柑橘類入れただけのお酒も好き。スダチやライム、レモンなんかをちょっと入れるだけでカクテル気分。すっきりして飲みやすいので、肉類を調理するときによく合う。
飲みながら料理をするメリットとして、味変がしやすい所っすね。
例えば唐揚げを作るじゃないですか。下味をつけないで甘酢を絡ませたり、豆板醤を入れた辛めのたれを和えたりして調理するときに、素のままの唐揚げを楽しめるんですね。
揚げたての唐揚げにちょっと塩を振りかけてレモンを絞って一つだけつまみ食い。それをビールで流し込んでくぅーっていい感じに味わってから、少しずつ味を足していってその都度つまみ食い。
甘酢だれの場合は醤油とお酢だけで作ったたれにちょんと唐揚げをつけて一個食べる。シンプルな味わいかつ酸味の強い酢醤油が鶏肉本来のうま味を引き立てる。
そこへ砂糖を足してもう一個つまみ食い。酸っぱさを含んだ甘じょっぱい味わいが油の馴染んだ舌を刺激する。
さらにそのたれに小葱と片栗粉を入れてとろみをつけ、残りの唐揚げを全部投入して一気に絡める。小葱の爽やかさとあまじょっぱいたれをまとった唐揚げ。それが大皿の上に山盛り。最高すぎる。
途中でニンニクを足してもおいしい。ショウガとかでもいい。本当なら下味をつける時に使うのがセオリーですが、割と後でつけてもおいしい。
意外と青じそなんかも合う。風味が変わって一段と味わい深くなるんですよ。味の濃いたれをまとった唐揚げなんかは特に。
飲みながら料理するの最高。しかし……デメリットがないわけじゃない。
食べながら飲むことの最大のデメリット。それは……白いご飯が食べられないこと。
酒を飲んでると何故か知らんが、白いご飯が食べられなくなる。
別に気持ち悪くなるわけじゃないけど、炊き立ての白いご飯を食べながら酒を飲む気にならない。
揚げたての唐揚げってやっぱり白いご飯が食べたくなるじゃないですかぁ。でもビールとか飲んでると、どうしても白いご飯を食べる気になれないんですよ。私だけかもしれんけど。
ご飯を炊く時は炊飯器ではなく、蓋つきの陶器の鍋とかで炊いてます。そうすると米を好みの水分量で炊けるので、その日の気分に合わせて米の固さを調整できるんですね。
ちょっとやわらかめに炊いたり、しゃっきりと固めにしたり。慣れてくると自由自在に硬さを変えられる。
コンロで炊いた米って一味違っておいしいんですよ。蒸らしているときに余計な水分が飛ぶので甘みが増すんですね。
ほんわかとあまーいお米に、しっかりと味のついた唐揚げを一緒に食べるの最高。
新雪のように真っ白な炊き立てのお米。立ち上る水蒸気でさえ甘みを感じる(気のせいだろ)。
唐揚げからはじける肉汁に、無垢な炊き立ての白いお米が口の中で交じり合う感覚。マジで幸せすぎる。
でも……お酒は飲めませんねぇ。飲むとしたら食べ終わった後。でも……飲みながら食べる時より酒は進まない。米を楽しみたい時はあんまり飲む気になりませんねぇ。
白いお米か、おいしいお酒か。どちらかしか選べない。
ううん……悩ましい。
というわけで、飲みながら料理作るの楽しいよって話。
ただそれだけのエッセイですた。