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勇者の盾 by メディー(ある新人の冒険者)

作者: ICO

短編2作目になります


書く練習になっているので読みずらい点はご了承ください。

私は2年目のギルド受付嬢、新しく登録に来た子に説明をするための受付。

新しく来た子にギルドの説明をすることが仕事だった。


キョロキョロしながら入ってきた『黒目黒髪』の子。

いつも来る新人の子と同じ姿に思わず笑ってしまうのを我慢した。

見ていてもどうしてよいかわからないのは見ていてわかったので思わず手招きをしてしまった。

「はじめましてかな? 冒険者ギルドへようこそ

 本日は何かようがありますか。」

話した瞬間、いつもと違う同僚からの生暖かい目線を受けて思わず顔を赤くしてしまった。


「え、えっと。。。登録をしたいんですけど、、、」

おどおどした小さな声で話す子に、今まで赤面していたことも忘れ話をしだした。


「登録をされるのですね。登録年齢はご存じですか?

 登録をするのに15歳以上でないとできないのですが年齢はいくつですか?」

見た目はとても15歳の成人を迎えていると判断できず聞いてしまった。


「あ、僕15歳になったので登録に来ました

 何か問題あるのですか?」

登録に来た子はあまりにも幼く見えて思わず聞いてしまった。


「いえ、大丈夫ですよ。登録は代筆が必要ですか?」

「シスターから読み書きを習っているので問題ないです。」

「一応文字は書けます。ここに記入すればよいですか?」

「そうですか、では書き終わったら提出お願いしますね。」


ギルド規定を説明しカードの発行

キラキラし目を私は忘れないと思う。。。。


「常設のこのクエストを受けたいのですが・・・・」

少しおどおどしながら聞きに来るあたり初心者らしくかわいく思えた。

「常設は指定されたものをギルドへ納品していただければ問題ないですよ。

 今回は討伐ですか?」 先ほどのしぐさを思い出し微笑みながら聞いてしまった。

「はい。討伐をかんがえてます。」

聞くと先ほどと違って元気よく答えてくれた。

「えっと・・・(苦笑い)」

初心者とわかる装備だけど所々痛みがあるのを見て討伐は危険だなとおもい

「最初は採取をして装備を整えるのがよいと思いますよ。」 と、つい言ってしまった。

こんなことを言うと大体が不貞腐れた顔でそのまま出て行ってしまうんだよね。(苦笑)

ケガしてほしくないだけなんだけど。。。。

「はい。」「?!」

笑顔で答えた少年は手を振りながら入口へかけていった。

「ふっふっふっ。。」そんな少年の後ろ姿を眺めて私も笑顔になった。


私はもともと商家の娘だった。

12歳の時、父のキャラバンについて街を移動していた。

そして。。。。。盗賊に襲われた。

その時に父やお店の子たちは殺されてしまった。

一緒にいた2人の女性冒険者と私は盗賊につかまり、アジトへ連れていかれてしまった。

そして3日後、冒険者によって私たちは助かった。

あとでわかったことだったが、一人の斥候が冒険者のリーダーに頼まれ街まで走っていたそうだ。

冒険者リーダーは盗賊が元上位冒険者であることを知っていた。正確には自分を鍛えてくれた講師であったそうだ。


その冒険者には恋人がいた、その恋人は視力が弱く街では誰かがいつもいたそうだ。

でも、たまたま冒険者が長期クエストから戻ることを聞き、久しぶりに美味しい料理を作ってあげたくて街に出た、そして商人の馬車の荷物が崩れたときに下敷きとなり亡くなった。

商人はその女性が荷物に当たり荷物が崩れたと話したが小さな男の子は荷物が勝手に崩れたと話た。

その時は周りに誰もおらず、また男の子が小さいということもあり商人の言うことが正しいと判断された。

そして。。。。。恋人の死を調べたところ。。。。原因は商人にあることがわかる。。。。。

その時の商人は行方不明になった。。。。その後冒険者は商人を襲う盗賊となった。


その時助けてくれた冒険者が親代わりとなりギルド長になったことから受付嬢として働くことになった。

冒険者は高齢で講師をしていたからいつもギルドに居て受付嬢を眺めていた私は入ったばかりだったけどベテラン受付嬢のように振る舞うことが出来ていた。


毎日来るあの新人冒険者君はたまに背伸びをする。

いえ、もう新人ではないけれど私にとっては新人君です。

「今日はこのクエストを「まだ早いですよ。もっと経験を積んでからですよ。」。。て、なんで?!」

「もう装備も大丈夫だし、ちゃんと経ぃ「早いです。(笑顔)」。。。」

「でも、、、、「でももへったくれもないです。いいですね。」。。。。はぃ」

新人君にはまだ早いです、ひょっとしたらクエストは達成できるかもしれないけど、ケガをしたらどうするんです。そんなことは私が許しません。

そう思いながら笑顔で黙らせました。(笑)


そして月日がたち、新人君だったロイ君は上級冒険者としていくつもの討伐をしていきました。

討伐に行く前日は必ずギルドの酒場でソーセージをつまみに1杯のエールを飲む。

その恒例となった行為を眺めながら無事に帰ってきてほしい思いが強くなるのを感じていた。

たまに不埒な考えをすることがあるから、怒るんですけどね。(笑)


そんな日常が続く中、クエスト後いつもなら帰るロイ君が酒場にいてエールを頼むも飲まずこちらを見ていた。

私は業務も終わり、こちらを見ているロイ君に

「今日はどうしたの?いつものセットなら美味しそうにソーセージをかぶりついた後にエールを飲むのに」

「あ、えっと。。。」声をかけたとたん顔を赤くしてもごもご口を動かす。

「なにかあったのかな?お姉さんが聞いてあげるよ?」と笑顔で話しながら、私もワインを頼んだ。

「あ、いや。。。。そのぉ・・・・・」

頼んだワインがテーブルにきたので一口飲む。

「で、なになに?ほら、ちゃんと言いなさい。なにがあったのかな?」

少しからかいながら話を聞くよ?て態度をしてあげた。周りの冒険者からも

「おいおい、男だろちゃんと話さないと」となぜかニヤニヤしながら彼の肩をたたいた。

「???」

「えっとですね。。。その。。僕とつきあってくれませんか。 前の買い物のような付き添いではなくて、結婚を前提とした。。。」というか。。その。。えっと・・・・」

「え? どういうこと? え・え?」

「おいおいどうした、いつも飲んだ時に言ってたろ。ちゃんと言ってやれよ(笑)」

「あーー、メディー、君が好きだ。年下で頼りないかもしれないけど恋人になってくれないか?」

「・・・・・・・はぃ」

突然の告白に顔が真っ赤になるのを感じつつ、思わず下を向いてしまった。(恥ずかしい。。。)

「お、なんだメディーもその気があったのか、ガハハハッ」

「今日はめでたいな、みんなロイの恋の成功を祝って乾杯だな、あ、もちろんロイのおごりだよな?」

「え?!、いや、、、いいや、今日だけですよ?」とカウンターへ金貨を数枚置く。

「いやった。おい、みんなおごりだーー」

俯く私を無視して周りが盛り上がり始めた、なんとなく視線を感じて顔を上げるとそこにはロイとギルド長が笑顔で居た。2人は最初から今日のことを知っていたようだ。なんかムカつく。


***********************************


そして、今、私のお腹の中にはロイとの結晶がいます。

まだまだ冒険者を続けるようだけど、無事に帰ってくるよう毎日祈って今日もギルドへ行きます。


書き逃げ?な感じのものですいません


頑張って長編つくれればなーとw


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