会話
ちょっと、幕間書いてみました・・・必要なかったかなあ?
「・・・・本当にうまくいくのか?」
「解らぬ・・・それが本心だ・・・」
神の世界、そこに二人の神が居た、一人は笑いの神、そして、もう一人が創造神だ・・・
「第一、向こうの目的が見えてこない状態でこの策は実行して大丈夫なのか?」
「・・・少なくとも干渉は出来なくすることは出来る・・・」
そう言って、創造神は顎を撫でる・・・・笑いの神はふんと鼻を鳴らし・・・
「・・・少なくとも、無駄死にはしたくないのだが、・・・・・・あいつ自身も身を投げうつのだ・・・絶対に失敗などさせたくはない・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・それで、本当に大丈夫なのか?作戦の要であるあの二人は・・・その前にあの二人あちらの世界の住人だって聞いたぞ・・・裏切らない保証なんてあるのか?」
「・・・その時は、儂の見る目が無かったという事だ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・神になりたてとも聞いた・・・力不足では・・・?」
「生まれて変わって、10年足らずで神の領域に入った者だ・・・ここで鍛え上げれば、魔界の魔王を倒す位までは強くなろう・・・例え、魔王が神に匹敵する力を持っていようと・・・」
そう言って、創造神は目を瞑った・・・笑いの神はため息を吐きながらも話す・・・
「・・・・魔王の力それだけ強いのか・・・」
「・・・・・・少なくとも、人間の力であやつを倒すこと等、不可能だろう・・・」
そう創造神は言い切った・・・・魔界に生み出された魔王は力が強すぎた・・・本来、世界の住人達に与える力はほぼ均等、そして、最低限に抑えている、力を与えすぎて、世界そのものを壊さない為にだ・・・
だが、あいつ等は世界そのものを壊す為に存在している為、持っている力はすざましく、しかも、魔界を作り出した神は魔王を魔界の核にした為、魔界に居る限り、魔王は神と同じ力を持つようになっている。その為、魔界に神を送り込み、魔王を倒せるかによって、これからの世界の動きが変わってくる。
「・・・一応聞いておくが、神卸をした時点で、あれは起動するようにしているんだよな・・・」
「ああ・・・その様に手配している・・・」
「・・・それなら、万が一負けたとしても、神卸さえ成功すれば、これ以上向こうの神が手を出す事は出来なくなるはずだな・・・」
「ああ、その通りだ・・・」
そう言って、創造神は頷く・・・そう、この作戦は魔王を倒すことが本題では無く、魔界で神卸をするという行為に意味があった・・・その行為を成功させる為、今笑いの神は自身の身を捧げる・・・
「・・・すまない・・・・」
「謝るくらいなら・・・絶対にこの作戦成功させてくれ・・・」
そう言って、笑いの神は笑った・・・これから、死地に向かう様には見えない、素晴らしい笑顔だった・・・その笑顔を見ながら、創造神は天を仰いだ・・・その目には涙が滲んでいた・・・・




