魔族
あの後、結局、ダールに師事を仰ぎ、港町に向かった・・・
そして、村から出て2週間後、港町バルーエに着いたのだった・・・
「やっと・・・やっと・・・」
僕は感極まった・・・やっと街に着いたのだ・・・ここがゴールでは無いのだが、それでも目的地に着けたことが素直にうれしい・・・
僕達は街でご飯を食べた後、魔界に通じてしまった大陸に行く為に、船を出してくれる所を探した・・・・
だが、その目論見はすぐ頓挫する事になる・・・船を出せる人が居ないのだ・・・
簡単に言えば、海に魔物が現れる様になった為、船が出せなくなったのだ、魔物が現れてから、船を出した人はほとんど帰ってこれず、帰ってきても重傷を負って帰ってくるのだ、そんな状態なので、誰も船を出したからない・・・
僕達は仕方なしに宿屋に泊るのであった・・・
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俺ルザーは今、街の外で訓練をしていた・・・仲間達と一緒に・・・ルウェール、ジュル、ダールの4人で、勇者は一緒に訓練していない・・・今はまだ、言う事は出来ない・・・・
訓練を終えた後、宿屋に戻っていると、何だか騒がしい・・・見に行くか・・・だが、ここで騒ぎを起こしても・・・周りを見る・・・ジュル、ダールはただ俺達を見ていて、ルウェールは心配そうな顔をしている・・・・
「本来なら、無視するべきなんだろうな・・・」
その問いに誰も何も答えない・・・ルウェールは更に不安気な顔をする・・・解ってるよ・・・
「・・・だけど、あの勇者・・・ルジャなら絶対に無視しないよな・・・・」
ルウェールはその言葉にハッと顔を上げる・・・
「行こうか・・・争いの場所へ・・・」
そう言って、俺達は喧騒が聞こえる場所へ走っていった・・・
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「ヴァエ!ヴァエ!!」
「だい・・じょう・・ぶ・・・ですよ・・・ひめ・・・さま・・・」
私は、そう姫様に言う・・・とは言え、途切れ途切れにしか言葉が言えない私は本当に瀕死状態だ・・・
魔族・・・私達の国を破滅させた者共・・・そいつらが3人目の前にいる・・・見た目は普通の兵士なのだが、中身は違う・・・その所為で、奇襲を受けてしまった・・・
敵を討とうにも、寝床で奇襲を受け、体中に穴が空いている今の状態ではそれすらまなならない・・・せめて、姫様だけでも救いたかったが・・・万事休すか・・・そう思っていると・・・・
「待った!何をしている!!」
そんな声が聞こえた・・・見ると、男女4人組がそこに居た・・・
魔族の一人が何も言わずに切りかかってくる
ガキンっと刃物がぶつかる音がした・・・男性がその魔物の刃を防いだのだ・・・
「何を・・・!」
「気を付けろ!そいつらは魔族だ!!」
と隣にいた大柄な男性が・・・・・・・・・何だ・・・あの服装・・今戦闘中だよな!?
何だあの薄手!?急いできてくれたのだとしても何であの格好をしているのか解らない・・・男が何で・・というより下なんて下着が・・うええ・・・何か気持ち悪くなってきた・・・それに手に持っているものは何だ?!どう見ても武器じゃないよな?!・・あんなの・・見たことが・・・
そんな事を考えている内に、女性が更に飛び出そうとした他の2人の魔族に対し後ろから魔法を放つ・・・
次の瞬間目の前が光った・・・
「大丈夫ですか?!」
気付いたら、私の近くに女性がいた・・・温かい・・・私はそのまま意識を失った・・・
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俺達は急いで、喧騒があった場所に向かった・・・そこには、兵士が3人と重症の女性が一人と後ろに女性がいるのが見えた・・・そして、その兵士3人の手には血だらけの剣が握られていて、今にも飛び出そうとしているのもすぐに解った・・・
「待った!何をしている!!」
とにかくそいつらを止めようと、必死になって声を張り上げた・・・
すると一人の兵士がこちらに向かっていきなり切りかかって来た!それを俺は自分の剣で受け止める・・・
「何を・・・!」
「気を付けろ!そいつらは魔族だ!!」
そう、ダールが言う・・・まじかよ・・・いきなり魔族と会うなんてな・・・
俺は、そんな事を考えていると、ジュルが他の2人に攻撃をした・・・
「目をつぶって・・・」
その隙にルウェールはそう言い、光魔法で辺りを照らす・・おい!言ってから行動すんのが速すぎるぞ!!だが、そのおかげで、目の前の魔族も目くらましを食らった!今だ!兵士にしか見えない男の腕を思いっきり切りつける・・・そいつの腕はぶっ飛び、変わりに変な蔦みたいなものが生えて来た!!
「気を付けろ!!首を切らない限り死なないと思え!!」
まじかよ・・・俺は更に切り結ぶ・・・というより、ルウェールの方は・・・やべ!残りの二人が向かって・・・
「・・私が・・・行く・・・」
ジュルが飛び出す・・・ええい!!とにかく俺は目の前の敵を倒す!そうして俺は目の前の魔族に集中した・・・
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私はジュルが攻撃をした瞬間、光魔法を使い目くらましをして、怪我をしている女性に近づいた・・・そして、急いで回復魔法をかける・・・・・・
よし、これで、峠は越えた・・・それにしても、これだけの傷でよくも・・・そう思っているのも束の間・・・目の前の2人の兵士・・・いえ、ダールによれば魔族が私に向かってきました・・・
私は急いで勇者に内緒で修行で覚えた火炎魔法を放つ・・・少し怯んだが、そのまま突っ込んでくる・・次に氷魔法・・・最後は、ジュルさんお願いします!!
次の瞬間、ジュルが放った風魔法が兵士風の魔族に辺り鎧が砕ける・・・うわー本当に熱した後に冷やすと金属壊れやすくなるんだ・・・ジュルさんの言うとお・・・
すると鎧一つの隙間から黒い靄の様なものが出て来た・・・
なにあれ?もう一つの方からは筋肉が腫れあがった様にムキムキな少し肌の色が緑色の男性が出て来た・・こっちはこっちで、そのムキムキでどうやって鎧に・・・
そんな事を考えている間に、靄はジュルに、緑色の男性はこちらに向かって来ました・・・・
(やばい・・・)
私は咄嗟に魔法を唱えます・・・だが、恐らくあれだけの図体、生半可な魔法は効かない・・・
『・・・魔力を一点に集めて攻撃すれば、拡散して放つより威力は上がる・・・』
ジュルさんの言葉を思い出す・・・ええい!!
私は咄嗟に魔族の胸の辺りに魔力を集中させ・・・
ドカン!
・・・爆発させた・・・
魔族がよろめく、その瞬間、ジュルとルザーが駆け寄る・・・ルザーが切りつけようとした所、何と魔族は浮き上がり、空に・・・
「どこに行こうとしているんだ?!・・・」
その空に逃げていた先にダールが浮いていた、魔族の動きが止まる・・・
「うおーーーーーーーー!!!!!」
次の瞬間、いつの間にか空中に居たルザーが剣を振りかぶり、その魔族の首を切り離した・・・
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はあ・・・はあ・・・・生きてる・・・俺は、魔族を切りつけた後、急いでルウェールの所に向かった・・・そこで魔族に切りかかったのだが、何とそいつは空を飛んだ!逃がしたか・・・そう思ったのだが、気づいたら、空に居て、目の前に魔族が居た・・・・
「うおーーーーーーーー!!!!!」
これ・・・知ってるぞ・・・転移魔法だろう・・・使えるのってジュルだけだよな・・・あんにゃろーーーー!!!心の中で悪態をつきながら剣を振る、そうして魔族3人は倒された・・・・
「おい!ジュル!!」
俺が何とか五体満足で落ちた後、文句を言おうとすると・・・
「逃げるぞ!さっきの爆発ですぐに騒ぎになる!!」
そうダールが殺気助けた二人を肩で担いで言ってきた・・・畜生!!!
その後、俺達6人は出来るだけ人毛が少ない所を通りながら、逃げて行った・・・




