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生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい  作者: のの原兎太
外伝2 赤き荒野のゲニウス・ロキ 3章.不和と騒乱のアルアラージュ
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30.閑話:無垢なるウィルオウィスプ

前回までのあらすじ:アルアラージュ迷宮での依頼完了。マリエラはケルピーの波紋花と不思議な記憶を手に入れた! あと、管理型迷宮バハラートは野良迷宮に退化した。

「そう簡単には出会えないか」


 アルアラージュ迷宮から帝都に戻った日の夜に、ジークたちにあてがわれた辺境伯邸の一室で、ヴォイドは青い炎の灯る小瓶を見つめていた。


 手の平に収まる程度の小瓶はきっちり封がされていて、空気の入る隙間はないし、中に燃料も入っていないのに、中に灯った青い炎は、消えることなく淡い光を放っている。


「それは……精霊の一種ですか?」


 大変大人しそうではあるが、ファイヤー! な気配を感じたジークムントの質問に、ヴォイドは、「『無垢なるウィルオウィスプ』というらしい」と答えた。


 これはヴォイドを“真実に導く鍵”だ。


 帝都は伝説の S ランク 冒険者『隔虚』にとって捨て去った過去の場所。

 エルメラと出会った時に所持していた手帳によれば、ここには人知を超える防御と回復の代償に記憶を失う彼を、利用する者しかいない場所だったはずだ。


 この街で起こったすべてをヴォイドは覚えていない。

 エルメラに出会う前、彼が所持していたたった1冊の手帳には、起こった出来事が箇条書きで記されているばかりで、たった1行にまとめられた事柄の中に、どれほどの出来事があったのか、推し量ることはできない。


 古く、ボロボロの悲しい手帳。

 エルメラのヴォイドへの最初の贈り物は新しい手帳で、そこには穏やかで他愛なく、時々刺激的な幸福の記録がいくつも記されている。けれど、新しい手帳がどれほど増えても、悲しい手帳が捨て去られることはない。

 例え覚えていなくとも、辛く悲しい記録もまた、『隔虚』と呼ばれた男の一部なのだ。

 ヴォイドに『隔虚』として生きるつもりはないけれど、家族が危険にさらされたなら彼は迷わずその力を振るうだろう。ヴォイドはまごうことなく『隔虚』であり、彼が『隔虚』である限り、あの手帳は失われてはならないものだ。


 さりとて、シール家の婿としての暮らしに満足しているヴォイドにとって、帝都はわざわざ近寄りたい場所ではなかった。

 それでも今回、彼が帝都に来たのには、それなりの理由があった。


 ヴォイドには、どうしても得たいものがあり、それを得るには彼にとっての真実を紐解く必要があったのだ。


 マリエラの護衛を受けたのは、護衛の依頼が“真実に導く鍵”の対価であると同時に、それこそが近道だと教えられたからだ。


 ■□■


 話は少し遡る。マリエラたちが帝都に出立する少し前、ヴォイドは魔の森を奥へ奥へと、ただ一人進んでいた。


 魔の森という場所は、迷宮と違って 生命力に満ち満ちた場所だと感じる。 空には魔鳥が行き交い、茂みの奥から大型の獣がヴォイドを食らわんと狙っている。身を隠す木々はいくらでもあるけれど、その何本かはトレントと呼ばれる樹木の魔物で、背を預けようものならばこれ幸いと枝を伸ばし柔らかな人の肉を抉るのだろう。

 喉の渇きを潤すために覗き込む水面には水棲の魔物が顔を出し、空腹を満たす果実やキノコの類でさえも毒を孕んで油断がならない。魔の森の深淵は、咲き誇る花でさえ人を害する敵なのだ。


 けれど魔の森の深淵に近づくほどに緑は濃く、木の実や花々は色鮮やかで生命は輝きに満ちている。 魔物というのは魔の森に生きる住人であり、生を謳歌しているのだと感じる。そんな人の理とはかけ離れた世界の中に、ヴォイドの目指す場所はあった。


 家のように姿を変えた、齢千年は超えようかという立派な古木。

 これが、炎災の賢者と謳われたフレイジージャの今の住まいだ。

 この場所にたどり着くまでに、何度魔物に襲われたかわからない。 ヴォイドだから無傷でたどり着けはしたが、彼でさえ疲労を感じているのだ。やすやすと人がたどり着ける場所ではない。ましてや住居を構え暮らすなど。


 一体どうやったらこんな場所で生活できるのか。いや、そもそもなぜこんな場所で暮らしているのか。

 その答えは、中へと通されてすぐに理解ができた。


「よく来たね」


 そう言って歓迎してくれたフレイジージャの隣には、底なしの湖が人の形を取ったような存在が佇んでいた。スライムのような半透明の体から人でないことは一目でわかったし、マリエラから事前に話は聞いていた。

 彼女は、古来よりこの魔の森の地脈を統べていた、偉大な大精霊であるという。


(これはまた……。これほどの存在であったとは。なるほど、魔物が近寄らないのも道理か)


 ヴォイドは珍しく肌が粟立つのを感じる。

 目の前の存在は、おそらく精霊であったことを棄てたせいで、大きく力を失っているのだろう。それでも感じる圧倒的な力。穢れを孕み、暗く淀んだこの大いなる存在は、今なお魔の森の化身のようにも感じられる。

 底なしの湖のような瞳には、ヴォイドに対する敵意はないが、人を愛し慈しむ光も見えない。


 戦士として身に沁みついた癖のようなものだろうか、リューロパージャを前にしたヴォイドは、知らずと身構えたのだろう。相手の力量を推し量り、万一敵対したとして勝てるだろうかと活路を想定するのは、戦うことが身についた者にとってごくごく自然なことだから。


 ――圧倒的な暗き存在と己という構図。これにはどこか覚えのある。

 ふと、ヴォイドはそのように感じた。


「わざわざこんな所まで来なくても、『木漏れ日』で待ってりゃそのうち行くのに」


 フレイジージャの声に、はっとヴォイドは我に返る。


「教えを請うのに、ご足労いただくわけにはいきません」

「真面目だねぇ」


 ヴォイドは湖の精霊に会いに来たわけではない。彼は炎災の賢者に教えを請いにやってきたのだ。

 こちらは湖の精霊とは打って変わって人間好きで、礼節と誠意をもって接すれば、人に対するような交渉も可能だ。特に誠意は大事だと、娘婿的存在のジークムントからアドバイスをもらってきている。


 誠意、すなわち手土産だ。具体的には一つしかない。


 ヴォイドは背負った荷物から、瓶をいくつも取り出すとテーブルの上と並べていく。

 酒を並べながらも緊張を解かないヴォイドとは裏腹に、興味なさげにぼんやりしていたリューロパージャもようやくヴォイドが取り出した瓶の一つに目を向けた。


「お土産です。どうぞご笑納ください」

「真面目なのはいいことだね! 年代ものの蒸留酒ばかりじゃないか。いいセンスしてるね。最近マリエラは水みたいにうっすいのばっかり酒棚に並べるんだ。どれどれこっちは……なんだ、ただの水か」

「フレイ、それはマリエラの魔力水ではないか。我への土産だな。はよう、よこせ。はよう、はよう。こらテーブル、止まらぬか」


 のっこのっこのっこのっこ。

 ヴォイドが手土産を並べ終えると、なんとテーブルが歩き出した。


 切り株を粗く加工したようなテーブルだと思ったら、まだ生きているらしい。

 足代わりに生えた根っこを動かして、奥の部屋へと歩いていく。 テーブルの移動に触発されたのか、ヴォイドやフレイジージャが座っていた椅子も、ひょこりと立ち上がって動き出すものだから、ヴォイドが尻の下から逃げないように思わず踏ん張ると、今度は足元の絨毯が「そんなに踏みつけないで」とばかりに足の下から逃げ出した。ふかふかした絨毯だと思ったら、苔かなにかでこちらも生きているらしい。フレイジージャやリューロパージャは、慣れているのか椅子に運ばれるままだ。

 さすがは元精霊たちの住み処だ。子供たちが大喜びしそうな家具たちである。


「こら、お前ら元に戻りな。 でないと燃やすよ」


 ふんわりとして座り心地の良いこの椅子は、ちょうどいい大きさの茸の魔物か精霊か。

 フレイジージャの声に茸の椅子は動くのをやめ、テーブルも「燃やされてはかなわない」と慌てて元の位置へと戻ったけれど、載っていた酒瓶はどこかにしまわれた後で、代わりに木製のコップに入った飲み物が載っていた。


「ふむ、それは人が飲んでも大丈夫なものじゃな。ちと酸いが疲れがとぶ。気が利くの」


 リューロパージャが飲み物を運んできたテーブルを褒めてやると、テーブルが嬉しそうに震えてコップが倒れそうになる。慌ててヴォイドがコップを受け取り一口飲むと、「ウッ」と顔をしかめるほどに酸っぱいが、ここまで歩いた疲れた吹き飛ぶように体が軽くなるのが感じられた。

 慌てた様子で羽の生えたハチミツの瓶が飛んできたから、ハチミツを入れる前に出されたらしい。このテーブルはちょっとあわてんぼうなのかもしれない。


「それで? こんな場所までやってきて、何かあたしに聞きたいことがあってきたんだろ?」


 フレイジージャの言葉にヴォイドは頷く。

 誰に聞いてもきっと答えが得られはしない、いや、口に出すこと自体、周囲の者を傷つけてしまうだろう疑問。炎災の賢者と呼ばれるフレイジージャならば知っているのではないか。その一縷の望みにかけて、妻エルメラさえも迷宮都市に残して、ヴォイドは単身ここまでやってきたのだ。


「炎災の賢者よ、お教えいただきたい。僕は、――老いて死ねるのでしょうか」


 愛する妻エルメラと可愛い子供たち、尊敬すべき義家族たち――。

 彼らと共に生き、そして共に老いて死んでいく。

 それがヴォイド・シールとして暮らす、この男の望みなのだ。


 老いて死ぬ――。

 むろん、魔物のはびこる世界だ。不慮の事故や病で天寿を全うせずに亡くなることも少なくはない。それでも、そういったことも含めて、周囲にいる人々と共に老いて死んでいく。それは普通の人間ならば、ごくごく当たり前の、いや逃れることすらできない摂理だ。


 けれど、この『隔虚』と呼ばれる男は、どれほどの傷も直ちに癒す能力の持ち主だ。記憶を失うことでさえ脳の変化と考えるなら、代償ではなく修復と考えられなくもない。そしてその超回復が老化にまで影響を及ぼすのならば……。


「僕は恐ろしいのです。

 これほど愛した人々を、何冊もの手帳に綴った幸福の記憶をいつか失い、それでもなお生きなければならない日が来ることが。

 その時は、この幸福な記憶もそれを失った苦しみも、全てを忘れてしまうのかもしれない。今の暮らしを新たな手帳の最初のページにただ一行、“妻子とともに幸せに暮らす”と書き添えて、何も感じず再び放浪の生を送るのかもしれない。

 けれど、そんな日々は許せない。エルメラや子供たち、お義祖父さんや義実家(かぞく)と共に築き培ってきたこの日々は、たった一行にまとめて良いものではない。

 僕は、エルメラと共に生き、子らに未来を託して死んでいきたい」


 誠実で、謙虚で、人として在るべき正しい願い。

 けれどヴォイドの悲痛な告白に対する答えは、彼が予想した通り冷徹なものだった。


「……難しいだろうね」

「フレイよ、はっきりと言ってやるがよかろう。これから一度も戦うことなく、病にかかることも怪我をすることなく、老いて眠るように死ぬのでない限り、お主の身体はお主を生かすだろうと。

 こやつは、老いて死ぬ時の心の臓が止まる衝撃で、体が今の状態にまで回復することさえ起こりうる。変に期待を持たせ、穏やかに一生を全うできたと思った瞬間、今の姿に立ち返る衝撃を考えてみよ」

「リューロ、こういうのはさ、段階的に伝えるものなんだよ……」


 ――やはりそうだったか。

 予想していた答えではある。そうでないなら、こんな魔の森の奥深くまで出向いたりはしないだろう。


「いえ、予想はしていましたから。では、ただ死ぬだけ(・・・・・・)ならばどうでしょう。方法は、ありますか?」


 ヴォイドの瞳に人間らしい光が宿るのは家族の話をする一瞬だけで、それ以外はただひたすらに暗く虚ろだ。誰もがうらやむ力を持っていながら、まるでこの男は家族以外の何もかもを持ちえていないようにも思える。

 いや、事実その通りなのだろう。人は過去を積み重ね、己と言う形を得るものだ。エルメラと出会う前の一切を持たないこの男は、違和感のないふるまいをしているだけで、その内実はひどく空虚なのだろう。

 だからこそ、唯一の大切なものを無くした瞬間、全てを捨てる覚悟ができる。


「そう、結論を急ぐことはないだろう」


 どこか寂し気にフレイジージャが答え、「そうだの」とリューロパージャが同意する。

 けれど、痛ましげに言葉を選ぶフレイジージャに対し、人より魔物に近いリューロパージャに人の感情をおもんぱかるという思考はない。だから続けた言葉に、ヴォイドはどういうことかと首を傾げた。


「そもそも、それほど捨ててしまいたいものを何ゆえ手に入れたのだ?」

「手に入れた? この《虚ろなる隔たり》を?」


 一体どういうことなのか。この力は、生まれ持ってのものではないのか。後天的に、何らかの方法で手に入れたものだというのか。一体、何のために――?


「普通に怪我で死ねない時点で、分かろうものを。それは人の領域を逸脱した力だ。人が生まれながらに持てるような力ではあるまいて。もちろん、お主が人として生まれたのならだがの。少なくとも努力や鍛錬で身につく類ではない。ほれ、なんといったか。精霊の眼を持つ男、あれと同じ類にみえる」

「この力は、何ものかから与えられたと……?」


 ヴォイドすら思いもよらない言葉に、リューロパージャは「違うのか?」と小首をかしげてフレイジージャを見た。世界の記憶(アカシックレコード)を覗いてみろと言うのだろう。


「あぁ、悪いんだけど、あたしじゃそこまでは視えないんだ。特にリューロを助けて以来、ずっと不自由になってる」


 フレイジージャが世界の記憶(アカシックレコード)を覗き見られたのは、彼女が己の存在すらもかなぐり捨ててリューロパージャを救いたいと願ったからだ。その願いが叶った今となっては、本当に限られた情報しか得ることができなくなっている。


「でもまぁ、リューロの言ってることは正しいと思うよ。過去にその力を必要とする何かがあって、あんたはその力を手に入れた。その使命を果たした後なのか、それともこれから必要となるのかは分からないけど、なすべきことを果たした後なら、手放す方法もあるんじゃないかな。まずは、力を手にしたいきさつを知るべきだろうね」


 フレイジージャの話にヴォイドは顔を曇らせる。

 過去の自分を知るために、手帳は何度も読み解いているし、帝都にいる義父に頼んで『隔虚』の足跡を調べてもしている。けれど出てくるのは子供たちが喜ぶような、ちょっとした冒険譚ばかりで真実はようとして知れないのだ。


「それを知れるやつはいるよ。……細かくてうるさいやつだけど。

 世界の記憶(アカシックレコード)には司書がいるんだ。普通に会うのは難しいけど、……そうだね、マリエラと一緒に帝都へ行くといい。そうすればそのうちに会えるだろう。

 ついでにあの子を守ってやってくれ。なに、少し助けるだけで事足りる。そうすれば護衛の対価にこれをやろう。司書のやつはさ、文明にかぶれているくせに、炎を嫌ってやがるんだ。火事になるとか、消し炭になるとかって言って。この『無垢なるウィルオウィスプ』は聞き分けのいいヤツだから、何でも燃やしたりしない。これならやつも欲しがってあんたを書庫に通すかもしれない」


 ■□■


「今回、護衛を引き受けてくださったのは、フレイ様が手をまわしてくださったのですね」


 帝都のどこかにヴォイドの知りたい情報を持つ“司書”と呼ばれる人物がいて、その交渉材料となるこの青い炎をフレイジージャから受け取った。青い炎の対価として今回の護衛を引き受けたのだと話したヴォイドに、ジークはそう言うことだったのかと納得をする。

 真の望みは伝えていないし、ジークもヴォイドが望む情報が何かを聞いたりはしない。

 ただ、「俺にできることがあれば、何でも言ってください」と、協力を約束した。


「ありがとう。その時が来たらお願いするかもしれないね。事前に話していた通り、途中、所用で離れるかもしれないが、危機には必ず駆け付けるから」


 すこし申し訳なさそうなそぶりを見せるヴォイド。

 マリエラの護衛と言いつつ、自由行動が多くなることを気にしているのだろうが、ジークとしてはむしろ安心したくらいだ。

 帝都に行く直前に、フレイジージャからヴォイドが護衛に加わったと聞いた時は、どれほどの困難が待ち受けているのだろうかと身を固くしたからだ。ヴォイド自身の用事であるなら、マリエラもさほど危険ではないのかもしれない。


 フレイジージャが言っていた「少し助けるだけで事足りる」が若干気がかりではあるけれど、Sランカーの全力が必要な事態にはならないと思う。たぶん。


「ちなみにその“司書”という方はどこにいるんですか?」

「義父殿にも探してもらっているのだが、分からないんだ。炎災の賢者殿は、“そのうち会えるから”の一点張りで詳細は不明なままでね。なにか心当たりがないかい?」

「司書……。すいません、心当たりは……。お力になれず申し訳ないです」


 フレイジージャがそう言うならば、おそらく探して会える相手ではない。だが、あの賢者はほんの少しだけ抜けていて、最後の詰めが甘かったりする。


(ヴォイドさんには、さんざんお世話になっているんだ。お前、勝手に消えてくれるなよ)


 “司書”とやらに会う前に瓶の中の炎が消えないように、ジークは精霊眼をちらりと出して『無垢なるウィルオウィスプ』に少しだけ魔力を注ぐ。


 ジークに魔力を分けてもらって、純真で素直な青い炎はヴォイドの手の中で、嬉しそうにパチパチと光を放った。



【帝都日誌】司書というからには、図書館にでもいるんだろうか? いや、フレイ様がらみでそんなに分かりやすいはずはないか……。byジーク


ちょっぴりダークな異世界転生ストーリー、『俺の箱』を改定&更新中!

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生き残り錬金術師短編小説「輪環の短編集」はこちら(なろう内、別ページに飛びます)
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― 新着の感想 ―
[良い点] 新しい住処は子供が大喜びしそうな愉快な家具付きとか、マリエラが見たら、スライムを付与したら似た様なの作れるかもとゴミを量産しかねませんなぁ [気になる点] ロイ?不幸なお兄様、迷宮都市の身…
[良い点] 精霊お二人仲良さそうですね。 痴話喧嘩が発生すると大変なことになりそうな気も。 [気になる点] > リュ―ロパージャ 表記各所、最初の長音記号が別の横線記号になっています。 辞書登録の段…
[気になる点] > 空気の入る隙間はないし、中に燃料も入っていないの。 →いないのに。  とかでしょうか [一言] 不老長寿ならまだしも、安易に不老不死なんて願っちゃいけねえのよ… 死なないだけでケガ…
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