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異世界転生って 導入

 妄想異世界譚とは、

 もし転生ものの主人公のように異世界転生したらどういう風な生活をするか妄想しまくるだけの物語である。

「よし半分終わったあと家でやるわ」

「家でやってこないから今やっているのでは」

「…ところでさ異世界転生についてどう思う」

「なにも誤魔化せてないぞ」

 別にいいじゃないか、僕の場合宿題をやってきたところで、テストの点にほぼ影響はないんだから。そりより、転生のジャンル入れたから早く転生しないと怒られる。

「怒られろ」

「嫌だね」

「襲われろ」

「くっ、殺せ」

「おk」

「犯されりゅー❤️」

「自分から言っちゃったよ」

 オチがついた?ところで転生しますか。


『ん、ここは』

(ここがどこかといえば、一般異世界だ。どうも説明役の僕です。)

 ここは草原か。

(草原、それもすぐ近くに街があるタイプの、そしていい感じに魔王城から離れてるタイプの。)

 んー。どうしてここにいるんだ。ここはどこなんだ。学校に行く途中だったはずなのに。町が見える、とりあえずあそこに行くか。

(今回は、気づいたら転生してた系、女神的存在には会っていない、でお送りいたします。)

『うわぁ、すげぇ、やっぱり異世界なのかここは』

 街に入ると、大きな道があり、その脇にレンガ造りの建物がたくさん並んでいて、何よりすごい数の人々でごった返していた。獣人に、あれはエルフだろうか、あの人は魔法を使いそうだな、デケェあの剣。

 僕はとりあえず、ギルドへ向かった。

『こんにちは、初めましてですかね』

『はい』

『冒険証お持ちですか』

『い、いいえ』

(冒険証とは、冒険者である証明書であり、どこのギルドでも発行出来る。また、確ギルドごとに登録が必要で、登録しなければそこのギルドで仕事を受けることが出来ない。あとステータスを見れる。)

『では、おつくりします、これに手をのせてください』

 僕はドキドキしている。どんなステータスなのか、どの職業がいいのか。

 僕はその機械に手をのせる。

『こっこれは!?』

説明役いるのに説明不足、妄想の中の設定なんてあやふやだよ(強引)。

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