雪仁お兄ちゃんと動物園
二人でお出かけ
今日は私と雪仁お兄ちゃんと二人でお出かけです。動物園に行ってきます。私はお気に入りの白いワンピースを着て準備万端。いざ雪仁お兄ちゃんとデートです!
「おはよう、雪仁お兄ちゃん!動物園連れて行ってくれてありがとう!」
「ああ、おはよう。桜の為だからな。四月に入学したら忙しくてなかなか来られないだろうし」
「そうだね、ありがとう!雪仁お兄ちゃん!」
「どういたしまして。ほら、行こう」
雪仁お兄ちゃんと手を繋ぐ。バス停に着くまでずっとたわいもない話をしながら歩いた。
「バスが来るまであと五分だな」
「そっかぁ、楽しみだなぁ」
「桜は何がみたい?」
「やっぱりパンダかなぁ…あ、でも白いフクロウとかもみたいな!」
そうかそうか、と言って私の頭を撫でてくれる雪仁お兄ちゃん。雪仁お兄ちゃんは何が見たいのかな?
「ねえねえ、雪仁お兄ちゃんは何がみたいの?」
「桜の喜んだ顔」
「…!雪仁お兄ちゃん大好き!」
「ふふ。桜は可愛いな」
「雪仁お兄ちゃんはかっこいいよ!」
私がそういうとありがとうなと言って頭を撫でてくれる雪仁お兄ちゃん。雪仁お兄ちゃんは本当に優しくてかっこよくてすごく大好き!
「あ、バス来たね」
「ほら、乗るぞ」
そう言って私の手を引いてくれる雪仁お兄ちゃん。雪仁お兄ちゃんはいつも私をエスコートしてくれるのです!
「動物園に着くまで少しかかるから、俺に寄りかかって寝てもいいぞ」
「うん、ありがとう」
「おやすみ、桜」
「うん、ありがとう。雪仁お兄ちゃん」
雪仁お兄ちゃんに寄りかかる。雪仁お兄ちゃんが私の頭をなでなでする。なんだかうとうとして来た。
「…桜、桜。そろそろ動物園に着くぞ。起きろ。」
「んー、雪仁お兄ちゃん…ありがとう…」
「まだ眠いか?大丈夫か?」
「うん、大丈夫…」
「ほら、起きろ。降りよう」
雪仁お兄ちゃんに手を引かれる。うーん、よく寝たー。
「わあ!動物園だ!」
「入園料払ってくるからちょっと待ってろ」
雪仁お兄ちゃんが入園料を払ってくれます。いざ動物園デートの始まりです!
デート中もラブラブ