雪仁お兄ちゃんとお買い物
お買い物
今日は私と雪仁お兄ちゃんとでお買い物に来ています。商店街でぶらぶらしつつ今日の夕飯を探しています。今日はパパとママとおじ様が外で食べてくるそうなので、雪仁お兄ちゃんと二人で夕飯です。
「雪仁お兄ちゃん、何食べたい?」
「うーん。肉も魚もいいな。どうしようか」
「そうだねー。お肉もお魚もいいなぁ。どうしようかー」
食べたいものが決まっていないから、なかなかお店屋さんに入れない。入るのはアクセサリーショップとか雑貨屋さんとかその辺だけ。雪仁お兄ちゃんに可愛い髪留めを買ってもらいました。わーい。でも、うーん。夕飯どうしようか。
「いっそのこと、肉か魚か、コインで決めるか?」
「いいよ!よろしく、雪仁お兄ちゃん!」
「じゃあ表なら魚、裏なら肉でやってみよう」
雪仁お兄ちゃんがコインを投げる。コインは…表だ!
「じゃあ今日はお魚だね!」
「よし、魚屋行くか」
「おっさかな、おっさかな!」
「どうせならお店おすすめの魚にしような」
「雪仁お兄ちゃんの魚料理楽しみー!」
「俺も桜の作るデザート楽しみだな」
「うん!期待しててね!」
私がそういうと頭を撫でてくれる雪仁お兄ちゃん。その後お魚屋さんでお魚を買って、八百屋さんでお野菜とデザートに使う果物を買ってきました。荷物は雪仁お兄ちゃんが持ってくれています。
「雪仁お兄ちゃん、私も持とうか?」
「いい。それだと俺が一緒に来た意味が無いからな」
そうして雑談しながら雪仁お兄ちゃんの家に歩いて帰ります。
「桜、今日あげた髪留め、出来れば肌身離さず身につけておいて欲しい」
「うん、わかった!ありがとう、雪仁お兄ちゃん!」
「喜んでもらえてよかった。どういたしまして」
「そうだ!今度お兄ちゃんにも何か買ってあげるね!」
「うん、ありがとう」
雪仁お兄ちゃんが頭を撫でてくれる。雪仁お兄ちゃん、何あげたら喜んでくれるかなぁ。雪仁お兄ちゃんが喜んでくれるの楽しみだなぁ。
「そういえば桜、もうすぐ入学だけど準備してるのか?」
「してるよー。もう指定の制服も鞄も買ってあるよー」
「そうか。ならよかった」
「もー!雪仁お兄ちゃんったら心配性なんだから」
「そりゃあそうだろう。桜のことなんだからな」
「…雪仁お兄ちゃん、さらっとそういうこと言うよね。でもありがとう」
「桜が可愛いからだよ」
「ほらまたそういうこという」
そんなこんなで雪仁お兄ちゃんの家に帰ってきました。夕飯楽しみだなぁ。
ただぶらぶらデートするだけでもラブラブ