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一章 狙われた王子

ご注目くださり、ありがとうございます。

さかなといいます。小説を書くのは初めてでなかなか話がまとまらないですが、予定を決めず、気の向くままのまったりのんびり更新でいこうかなと思っています。

一章 狙われた王子

1.忍びよるその令嬢


色取り取りの花が咲き乱れる庭園。

その中には隠れ、限られた人しか知らない隠れた場所にベンチがそっと置いてあった。

ベンチにいるのは、この城の持ち主である男と浮気相手だろう女。

「もう、奥様にばれてしまいますわ。」

「ばれるわけないさ。ここは君と私だけの世界さ。」

あろうことか抱き合い、二人の世界に浸っている。

そんな中、口元に微笑みを浮かべながら草陰に二人をじっと見つめる少女がいた。その容姿は至って地味で目立つことはない。彼女はおもむろに立ち上がり、何事もなかったかのようにホームパーティーの会場へ紛れて行った。

拙く短い文ですが、読んでくださりありがとうございます。

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