透明人間なんていません
君が僕を傷つける代わりに
僕が一人で傷ついていくよ
これでいいんでしょ?
「スキ」と言わなければ
僕の好きな人は困らない
いつも朝、駅で同じ席に座って何を読んでるの?
電車もわざと違う車両にのる
なんのため…?
君はきっと見えやしない
僕は透明人間なんです
だからさ
君が僕に躓く必要ない
僕は一人、空へ浮いていく
これが選んだ世界だ
「好き」な歌を歌えば
少しだけ忘れられるね
いつか朝、僕があの場所に居ないとしても
きっと気のせいだよ、だから
さようなら…
僕はずっと伝えない
君こそが透明人間だと
思い込む
明日雨と分かったとしても
きっと傘は忘れちゃうよな
あぁ
この世界に
透明人間なんていません