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200文字小説集

ドラマではない現実(200文字小説)

作者: 日下部良介

 参考書を買いに本屋に行った。

 良さそうなのを見つけたので手に取って見ようと思った。

 僕が手を差し出した瞬間。

「あっ!」

 同時に差し出された誰かの手が僕の手に触れた。

 ドラマなどでよく見かけるシーンだ。こういう時って…。

 期待に胸を膨らませながら、僕は手を引っ込める仕草をした。

 ところが彼は…。えっ!彼?

 彼は僕の手を掴んだ。

「ずっと見てたわ。前から好きだったの」

「さ、さよなら!」

 僕はダッシュで本屋を飛び出した。





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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読致しました。 実話ですね。どちらが鉄人なのかは聞きませんよ(ムフ)。
[一言] なぜ握り返さなかったのですか! 人生、いたるところに青山あり! おだいじにー
感想一覧
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