表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

仮面の裏は

作者: 岸亜里沙


「これからあなた方に一人ずつ、Aさんという方についてお尋ねします。Aさんはご存知ですよね?実はAさんが昨日の深夜、遺体で発見されました。事情をしっている方がいれば教えてください」


【証言1:人格・老人(74歳)】

「わしはその時間、寝とりました。それにわしは、そのAさんとは、顔見知り程度なので、詳しいことは分かりませんな。別人格の人たちのことも、あまり知りませんがね」


【証言2:人格・少女(9歳)】

「あの人、私に酷いことしたの・・・。でも誰にも言えなくて・・・。お母さんにも、お父さんにも言えなかったの・・・。だから私、昨日ずっと一人で泣いてたわ・・・」


【証言3:人格・成人男性(26歳)】

「俺は無関係だ。Aの奴は知ってるが、最高のクズだしな。殺されて当然だ。俺もムカついていたのは事実だ。どの人格か知らねぇけど、殺してくれて感謝してるぜ」


【証言4:人格・中年女性(45歳)】

「なんでアタシに聞くのよ!そんな人知らないわ。本当に無関係なんだから。しつこいわね!本当に知らないわ!もうやめてちょうだい!」


【証言5:人格・???(年齢不明)】

「・・・・・・。喋りたくありません」


【証言6:人格・若い女性(21歳)】

「遺体で見つかったAさんは、私の恋人です。どうしてこんなことに・・・。事件の真相を知っている方いたら、どうか教えてください。お願いします・・・」


「皆さん、どうもありがとうございます。お話を聞かせていただき、この事件の犯人である人格がなんとなく分かりました。あなたですね。あっ・・・、な、何をするんです。や、止め・・・あぁあぁあぁ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ