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今の僕

作者: 迷い人

少し前におよそ1年半ほど働いた会社を辞めた。

理由は希望ではない営業に回され、

朝は7時出社で掃除、洗車から1日が始まる

定時は8〜18時 みなし残業+2時間で20時 

サービス残業+2時間で帰るのは大体22時

そんな毎日。

土日も緊急対応、電話当番で心が休まらない。

上司は上のご機嫌取りの為なら こっちの都合無視で

土日突然出勤命令 代わりに平日休ませますとは

言うものの 人手不足で休める暇などない。


毎週2回 朝の勉強会 精神論のお勉強

いろいろな会社の偉い方の人生についての文章読んで感想発表会するものの思ったことを言うわけではなく

求められた答えを返さなければならない

感想とはかけ離れたもの。

気に食わなければ怒鳴り散らし、

部屋から出て行けと言う。



そんな昔のことなんて もうどうだっていい。

その会社で働く前はまだ学生だった。

バイトをしてお小遣いを稼いでいた。


そのバイトに復帰した

入れ替わりも一部あるものの ほとんどが同じ顔ぶれ

高校生が大学生になっていたりと 時の流れを感じた


働き始めて、何日目のことだっただろうか

空き時間に、世間話や売り上げについてだったり、

雑談をしていたときのこと


好きな人の話になった

話していた3つ下の女の子は前に働いていた時から

ずっと同じ人と続いているようで幸せそうだ。

自分はどうだと聞かれた、 思い返してみると

14から20までの6年間 1人としか付き合ったことがなかった その人とも後半は付き合っていると言えるのかもよくわからない関係でいつのまにか連絡を取らなくなり 会うこともなくなった。

社会人として仕事をし始めてからは 

出会いもなく、余裕もなく 孤独だった


同じシフトのあの子は?あの子は?と聞かれ

考えた。 

この時点で既に 1人のことを意識していたのだろう

2つ年下の女の子だ。

高卒後 バイト掛け持ちで 頑張っている子だ。

前働いていたときは 高校生ということもあり、

そういった選択肢からは自然と外していたが、

可愛いとは思っていた。


意識し始めると、沼に嵌ったかのように

思考がどんどん偏っていく、

シフトが被って顔を合わせては

好きだなぁ 可愛いなぁと 思うようになった。


仕事を探しているから 見つかれば 

このバイトは辞めることになるだろう

そう考えると胸が苦しくなる。

会えなくなるのかと、 


近々食事に行かないかと誘った

いわゆるサシ飲みだ。

正直 断られるか不安だった。 

結果はOK とはいえ、逆に意識すらされてないが故

ということもあるだろう

なんとももどかしい


互いに忙しくなかなかタイミングが合わない為 

いつ行くのかは未定だが

非常に楽しみである




心が辛い

ダメなところがある訳じゃないけど

なんか合わないから無理


ダメなとこなら直せるけど

具体性のない相性問題は

難しい


期待した自分が馬鹿なんだろう

1人で舞い上がって

1人で期待して

1人でドキドキして


でも 人間ってそんなもんなのだろう


心の傷は深い

また 孤独な時間を過ごすことになりそうだ


これを読む皆様に素敵な出会いがありますように。




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