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ハルニレの樹

作者:ヒロ
 
 大学に入学して間もない頃に、悦司と涼子は知り合った。
 二人は、互いに惹かれあい、夢と希望に満ちた未来を目指すことを約束した。
 そして、大学二年の夏に、ふたりは北海道へと旅行に出かけた。
 十勝川の河川敷に佇む、運命の絆で寄り添うハルニレの樹を一緒に見るために。
 そのハルニレの樹の前で、二人は永遠の絆を信じて愛を誓い合った。
 しかし、旅の途中で、不運な事故に遭い、彼女は亡くなった。

  あの夏の日。悦司に訪れたのは漆黒の闇だった。
  夢と希望のうちに未来はあった。
  二人の絆は未来を照らす光であった。
  涼子は悦司を照らす光であった。
  光は涼子の中で輝いていた。
  漆黒の闇に光は輝きを奪われた。
  暗闇は二人の未来を理解しなかった。

 悦司は、事故の加害者への復讐を密かに誓う。
「事故」という不運な出来事から、
 それぞれの関係者達に絡む人生の光と闇が交錯する。
 最愛の人を奪われた人間の悲しみと憎悪。
 漆黒の闇に、針先ほどの一条の光を求めての苦悩、そして未来への希望。
「事故」から始まった、人間たちの繋がりが、
 忘れられようとしていた過去を露にし、
 暴かれる過去が波紋となって、
 新たな悲劇を生み出し巡る。

永遠の絆
2016/12/10 21:54
二人の夏休みの始まり
2016/12/14 03:30
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